いきなりの結論ですが、近年、流行歌の歌詞は聞き取りづらくなってる。
それは、中国に限らずですが。
その種類にもよるんですが、また、歌のテーマによるんでしょうね。
だから、一概にそう言わない方が好いのかも知れないが、言いたい。
例えば、先日例に挙げた、筷子兄弟のヒット曲「小苹果」を一番
最初に聴いたときはまるで、何を唄ってるのか判らなかった。
画像が無かったせいもあるし、予備知識もなく、音だけ。
これはかなり苦しい。中国語では更に厳しい。
何故かというと、中国語がお分かりの方には理解して戴けると
思いますが、中国語には四声というのがあって、この音の上がり下がり
の助けを借りて単語を分別しているので、歌の場合それを無視??
というか、メロディーに乗せなくてはいけないので、当然その通りには
いかず、メロディー重視ですから、四声はそっちのけ。
加えて、わたしは母語ではないので、その辺の語彙の力と、
日本の歌でもそうですが、歌詞と言うやつはこうきたら・・こうだよね、
的な約束事が昔はあった。日本の演歌などはまだその世界にいる。
その辺の約束事も分かっていなければ、素養がない。
・・・ということで、中国の歌は、歌詞カードか映像で字幕があるに
限る。
その力を借りていても時に、おぉ~ってくらい、早すぎて何歌って
るんだか、判らん。
例えば、同じこの人たち筷子兄弟の曲でも
何年前だ・・・?あの「父親」って曲は、まぁまぁ、歌詞の型にはまって
いたせいか、聴きながら何かしていても歌詞の意味はとれた。
だから、曲によってそれは分かれるのは理解している。ただ、傾向と
して、以前よりは聴きづらくなっている。その辺感想はどうなんだろう、
中国の人に確かめたことはないが、そう遠くない感想を持っているのでは
と、勝手に思っているが。
もう一つの問題も、昨日指摘しましたが、
いゃ~、この歌判らんわぁ~、流行っとるらしいのにね・・・と
思ってたら、わたしの聴いてたのは広東語版ってなことがある。
最初から何かへんだなぁ~とは思ってたんだが気づくの遅すぎ!
でしょう。
もっと若い、
もう最初から歌詞なんか、適当?に付けちゃってその雰囲気というか
若さで売ってるような、これまた、先日話題にした、中国版AKBの
彼女たちの歌の作りは、日本とほぼ同じで、
歌よりも歌詞よりも、若さを売ってる?ので日本と同じように
意味がるような無いような、言葉遊び的歌詞で出来ています。
で、結論、
最初に戻って、どんどん聴きづらくなっている。
それって、かなり映像に頼ってる。
歌詞下に出てくるカラオケなどでは、問題ないのかも。
特に困ってる??のは
一番最初に聴いた時、その時、歌詞がとれない。
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