『隗報』98号が発行されました。この号はたまたまですが
中国・玩具ワン・ジュゥ についての特集号となっております。
序でに、今日は中国のこどもたちの遊びに
ついて、ちょっと書いておきます。
これまた、昨日もお話しましたが、現代は
もう、駄目。駄目というのは、イケナイという
意味ではなくて、存在そのものが、無くなりつつある。
それは、日本の子供だって同じ。
テレビゲーム以降ですね。子供たちの遊びはバーチャルの
世界へ。子供が子供同士遊んでた時代は、中国も終わった。
中国もゲームセンターが各地に出来、あまりにそれに熱中
する子供が多くあらわれ、大人たちをうろたえさせた。
そこで、とった措置が、学校付近半径ナン百メートルはその
手の店は出店禁止、といったような表面上の対策。
これまた、どの国も似たりよったり。
ということで、話はどうしても古くなるのですが、
以前、といってもどれ位前かなぁ・・・上の画像の
羽のついたこの道具、ジェン・ズ といいますが、
毽子 さすがにこの字は日本に無いか・・・
これを足でけって、一人で遊ぶ場合はちょうどあのサッカーの
球を長い事ず~っと落とさないで蹴りつづけるように、
一人でも遊べますが、数人で、丸くなってこれを蹴りあい、
落とさないようにして遊ぶ。
それは見れた。
田舎でしたが、子供たちが遊んでた。
こちらは、中国のコマですが、
これは実際に子供が遊んでるのは
まだ見たことが無く、何度かこの
コマ回しを見てますが皆大人が
あるいは、そのインストラクター的な人が遊ぶというより
このコマを紹介するシーンでお目にかかってる。
ちなみに、これは地面で回すのではなく、真ん中の窪みに
紐を巻きつけて、空中でこのコマを回し、右側側面に穴が
空いてるのが見えてると思いますが、回転時に底へ空気が
入り、ギュゥン~ギュゥン~と音が鳴ります。
その空中でのワザを披露し合って遊ぶらしいのですが、
実際に子供たちがこれで遊んでいるのは目にしていない。
昨日も書いた、中国の子供たちの玩具が少ないのと
同様に、一体、中国の子供たちって何をして遊んでるのかが
不思議。
鬼ごっこをしてる子供たちや、あれは多分、だるまさんが転んだ?
的な遊びだろう、というのは見かけたことがある。
なかなか、わたしのようなブラブラ旅行でも上手い事こうした
子供たちが遊ぶシーンにはぶつからないものである。
多分、先に書いたように今後はもうそうした遊びはないのだろう
から、これらは全て消えゆく運命にある。
さて、
こっからが宣伝なんですが、昨日もちょっと書きましたが、
今年の「地球まつり」第10回は、
「世界の子供の遊び」がテーマです。
ということで、函館日中のブースにいらっしゃれば上の二つや
実際の、中国の子供たちの玩具が見れて、手に取れて、遊べます。
10月25日(土曜)函館・青年センター
での催しです。お近くの方どうぞいらして下さい。
中国だけでなく、各国の子供たちの遊びが見れますよ。
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