2016年8月11日 (木)

中国・会議室の思い出ー今月号「わたしの見た中国」

   今月・8月号「わたしの見た中国」、をお読みいただけたでしょうか、

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    この、楕円形といますか、馬蹄形といいますか、でもそれは
   結局、あの陸上橋上のトラックとフィールド的?なんで、勝手に
   そう名付けた、という話を昨日致しました。
    それで、茶館「隗かい」ホームページの文をお読みいただいた
   と思いますので、その先のお話と、あそこに書ききれなかったお話
   を今日はちょっと話させていただきます。
    結局、それって、中国の会議室の思い出なんですが、
   幾つかあって、というのは、会議室そのものの思い出ですが、
   一つがこの、陸上競技型の机。
   二つ目は、会議室には必ず?と言っていいほど準備されていた
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 お茶。お茶というよりも、この茶器。
 それも、何故かこんな模様で
 こんな具合に必ず蓋がついてて・・
 が添えられていた思い出。
  この写真では下に更に受け皿が
 ありますが、それは余り多くは見受け
 られなくて、これが無い。
     中国でお茶は必ずつきものだった。
   三つ目は、印象が強く残っているので実際はどれくらい
    常備?されてたかまでは判らないのだが、会議室のスミ、
   部屋の角に置かれていた、痰壺。
    それまた、陶器のもので、最初の頃は何をするものかも
   わからず、その存在自体を気づかずにいたのだが、会議が少し
   長引いて、その内のちょっとお偉い方の人が、中国の人が
   よくやるように、話してるうちに痰がからみ始めた。そのうち
   我慢できなんだろう、ガァ~ッ~ペッとやりだして、ちょこちょこ
   と部屋の隅の方に行ったなぁ・・と思ったらやおらその陶器の
   中へ痰を吐いた。
    その時になって初めて、おぉ~あれはそういう用途であった
   のか・・・と気づかされた。
    これが、今回文章で書いた最後のその漁師さんのモリみたいな
   ものと同じで、多分?会議室に入ったときにはそれがもう
   会議室のスミの方に置かれていたんだと思います。
    何かを気づかずに、こんなところに竹竿が・・・というくらいの
   認識はあったと思う。
     そんなんで、実に中国は面白い。
   逆に日本にもあるんだろうか、そうしたモノが。
   例えば、中国の人が理解に苦しむ日本の会議室にあるようなもの
   或いは会議室での日本独特のモノって・・・。
    思い浮かばない。
    おっと、もう一つあった、
   中国の会議室での忘れらないもの。
   日本だと油画だったりしますし、会議室そのものは無機質とでも
   いいますか、白い壁があるだけで、あまり周辺を飾らないように
   思いますが、中国ではよく書がかけられてました。
    これがまた、それぞれになにやらいわくがありそうだし、
   何やら物語までありそうで、うっかり簡単には、
   「あの書は・・・・」ってなことは訊けない。
   訊いちゃったが最後、もうとっぷりとその来歴から如何に凄い
   書家の手になるか、どうしてここに・・・、その書かれている文言
   の意味するいわれまで、嫌と言うほど聞かされる羽目になる。
    でも、中国での会議室の書はその場に似合っていた。
   だから、わたしはそうした書を眺めているのは大好きだった。
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  話を元に戻すと、
  この真ん中の空間がこの写真だとそう
  大きくないですが、結構大きいのもあるんです。
  十分人が中に入って何かできるくらいの。
   そんな会議用の机は多分特注でしょうし、
  もっともっと重厚で、とても動かせそうもない
  そんな机でしたねぇ・・・。
    今回、落としたのは印刷した一枚の紙でしたが、
   それは、限らないわけでして、
    例えば今メモをとっていたボールペンだったり、
    上にあげた茶碗の蓋を落としたことを目撃したこともある。
    なのに・・・なのに、なんであの形がよかったんだろうなぁ~
   と今もってその点はストンと落ちる回答がない。
    誰か教えてください。

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2016年3月 3日 (木)

再び、中国の住宅問題

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   このところ、中国の住宅問題に関する記事を目にする。
 以前より、この問題、「住宅問題」は下火??になってるはずなのに、
 何故だろう?と思った。
  これはきっとホットなうちは手を付けずに、少し下火になったから
 取り上げても大丈夫と踏んでの雲行きだろうか。
   いくつか見たり、読んだりしてるんだが、何せこの問題、いろいろ
 複雑で難しく、よく分からん。
  その解説も、解説を目的としてるんだか、どっかへ導こうとしての
 含みある文章なのか分からんし、
  加えて、その後ろの税とか購入の際の手続きだとか、兎に角人が
 住み暮らす、そんなバックブランドを十分知ってないと、ただただ、
 高いだの安いだの、損した儲けた、話に振り回される。
   要するにこれは世界中同じだが、
  この一生に一度の買い物、何時買うか?
  でしょ。何時が好いのか??ですよね。
   それって、またまた個別の問題が重なり合って難しいんだと
  思う。そこで今日みた中からは、これ。↓
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     こちらは、一人当たりの住宅面積占有率を示したもので、
  ちょっと見づらいでしょうが、
   縦に囲ったところが中国ですね、
  見切れないですかね・・・
   アメリカを筆頭に、一人当たり一体どれくらいの面積を占有
  しているかを示している。
    一体どれくらいの大きさの家に住むことができるか、の
  指標だ。
    日本がこの表だと5番目のところに。
    中国の後ろに韓国が、その後ろにシンガポール。
    これは、その住まい方。
   一軒家を基本とするか、集合住宅式かの違いもあって
   ちょっと比べ方も乱暴かなとは思うものの、
   一方で、
    中国のあの国土の広さから考えたなら・・・
   というのもあってちょっと複雑。
   要するに、中国に限らず、
   日本も言えた義理ではありませんが、都市部に人が片寄り
   過ぎてるのが一番の原因だと思う。
    では、それを解消するには・・・
  となれば、その都市部を離れて暮らす生活の手段だとか
  様々もう住宅問題を離れたところに大きな問題がある。
    だからこそ、その集大成として
   人生の大きな買い物であると同時に、
   国の大きな問題でもある。
    いまのところ、中国のこの問題の処理は決して上手くいってる
   とは言えない。褒められない。
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    どうやらこうやら
   庶民のこの問題での不満を躱してはいるが、
   ちいさな爆発はしょっちゅうしていて、これからだって
   いつまた大爆発するか分からない。

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2016年3月 2日 (水)

まだまだ大変!中国の住宅問題

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  住宅問題、
  多分、どの国でもこれはひとつの大きな問題なんでしょうね。
  ただ、他の国?
  わたしがよく耳にし、目にするのは、まずは日本の住宅問題、
  当たり前だ、住んでるんだし、直近の問題だから。
  わたし個人は自分の住まいの問題はもう片付いてるが周りには、
  まだその問題で悪戦苦闘?してるひとがいないわけではない。
  ただ、この悪戦苦闘?状態、
   中国に比べればずっとまし。
   中国の住宅問題についてよく目にするのは単にわたしがずっと
  この国を見てきているからだけではなく、
   他の国、例えばわたしはヨーロッパ諸国でこうした問題が同じように
  あるのかどうかすら分からない。
   アメリカは数年前のあの経済ショックの時に、そうなんだぁ~
  アメリカのマイホーム政策ってこうしたことで支えてたんだぁ~
   というのがちょっと分かった程度。
 
   さて、話を戻す。
  中国だ。
   この国が大変なのは、簡単!いつもいつも言ってるひとつは
  人が多い。そんだけ数も必要。
   二つ目は社会制度の大きな変革による住宅問題、と言うこの国
  の特殊事情もこれあり、大変。
   住宅問題を扱うとき良く耳にする、バブルの問題。
  中国バブルもはじけてんだ・・・とおっしゃる経済学者がおられる
  何をもってどう判断してるのかも分からずに人々はそう聞かされて、
  そうなんだぁ~・・・と納得。
   ただ、中国の住宅高騰問題はまだまだずっと毎日のように
  中国のマスコミでもネットでも人々の口々にも語られている。
   おさまらない。
   高い。
   まだ、値上がりが続いてる。
   以前よりは少し・・・くらいの感覚だが、
   今日も、上海の中古住宅がこの8か月の間に500万元
  も値上がりした!!なんてなのを見てると、
   そりゃぁ買えないよな、
   やっと手が届くかな・・・と思った瞬間にまた値上がりしちゃうんじゃ
  可愛そうだよ。
   これ、政府としてもナントかはしたいでしょうが、
   あんまりまた政府が口出しすると・・・
  んん~
   頭が痛い・・・・って、
   また、話が戻る。
  他の国でもこうなんですか?
  韓国もあるんですかね・・・この住宅異常高騰問題。

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2015年8月12日 (水)

都市景観 と 街路樹

U2806886816499613972fm15gp0_2  美しく整えられ整備された街路樹というのは、その都市の街の印象を形作るうえで

 かなりの重要な要素となりえる、とわたしは考えている。
  おそらくこの街路樹というのもは、その自治体の負担も大きいのでしょうが、街に何を
 植え、どう手入れしていくかは結構重要だと思いますね。
  わけても、観光都市などと名乗っている都市はとりわけ気を使って欲しいもの。
  そういう点で、日本でもこの町は奇麗だよね・・・という街もあるにはありますが
 まだまだ少ない。
   中国はもっと少ない。歴史的?街路樹のその歴史という意味で、はずっとずっと
 先輩にあたる国ですので、是非ここは先輩のお手本を示していただきたいものです。
   なんせこの街路樹が整備された街を歩くのは、歩いているだけで楽しいです。
   ただ植わっていればいいというものでもありません。
   また、できれば?その街のその街特有の街路樹ってのがあると嬉しいです。
  日本では、たぶん中国でもあると思いますが、その市によって自分の市の樹って
  んですか、そんなのが制定されているはずです。
   市の樹があり、花があり、鳥があり、ってな具合でしたかね。
   それはともかくとして、必ずしもその市の樹が街路樹になるかどうかは別にして、
  なんせ街路樹ってやつはかなり過酷な条件の中で育ってもらわなくてはならない
  ので、どんな樹でもってなわけにもいきませんし、あまり低木でも街路樹には
  なれませんし、かといって成長しすぎる?樹もこれまた・・・・と、
   どうしてこれでなかなかにそうそう何でも・・・とはならないのです。
2446445_170605628188_2      で、中国ですが、先にも書きました、広い国です。南は南で亜熱帯。
  広州のあたりかなんかにはマンゴーの樹が街路樹の町があったり、
  雲南省の南の方はゴムの樹がそのまま街路樹だったり、
   北は、揚子江以北は、槐エンジュってんですがこの樹、これが多い。
  槐はおそらく皆さんだれもが目にしてると思います。お気づきなってないかも
  知れませんが。この樹、気候の変化や公害にもある程度強くてその点では
  中国に合ってるんですが、風景としては、わたしが好きなのは、
   こんなシダレヤナギがかなり中国的で旅行感?を刺激されますね。
U31070228602598887614fm21gp0      江南とか、南の水の風景とよく合ってますよね。こちらは北京后海のあたりの
  風景です。
     都市の顔の一つとして街路樹はあるだろう、というのがわたしの考えです。
   ですので、もっと街路樹大切にしてもらいたいですね。
   それは、緑化もさることながら、
    そこに暮らすひとびとに潤いを与えてくれるものだと思うのです。
   これって、たぶんその都市の長の方の考えが大きく左右してるんだと思います。
  中国を旅していて、あぁ~この町なかなかうまいこと街路樹を整備してるなぁ
   と思わせる町はとりあえずそのトップの考えが先進的なんだろうな、と
  理解しています。
   但し、トップはしばしば交代しますので、現在のトップがそうした素晴らしい
  人なのか、この幹の太さからして数代前のトップに素晴らしい人がいたのか、
  までは旅行者としては判断できない。
   現代版、蘇東坡、みたいな人、どんどん現れて欲しいものです。
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2009年11月11日 (水)

中国のカレンダー、どうなる2010年のカレンダー

  昨日、本屋さんに寄ったら、日本人は気が早いのか、準備に怠りないのか、

 本屋さんの入り口は、カレンダーが沢山ぶら下っていた。

  もう、そんな時期になったか、と

  今更ながらいつものように、時間が経つのが速い、というか

  自分はこの一年一体何をしてたんだ?と思う。

  そうか、あと一ヶ月余りか、ならばカレンダーが店頭に並ぶの頷ける。

 そろそろ、クリスマス商戦も始まりそうだし、

  イルミネーションの話題も目にするようになった。

   毎年、中国のカレンダーをお願いして送って頂いている。

  その中国の友人に早速メールしてみた。

  彼からの返信がまた意外なものだった。

  「まだ、早いよ。(これは分かる、まだまだ中国にとっては早いし、

   まだ街にも出回ってないのも知っている)ところで、最近

   カレンダーの人気が良くないんだ(なんで?印刷インクから

   毒物でも検出されたか・・?)壁掛けカレンダーを自分の家の壁に

   かける家は少なくなっている。なんか古い感じがして皆敬遠

   し始めて・・・。(それって、土気トゥ・チー<ダサイ>って意味ですか?)

    そうそうそのダサイ感じね。それで作る方も売れないならそう熱心に

   作らないから、今年は好いのがないかも。」

    といった遣り取りがあり、出始めたらデジカメでデザインを撮って

  送ってもらうことで落ち着いた。

    中国の壁掛けカレンダーは、このブログでも何度か使ってるが

  一つは、日めくりカレンダーと、月ごとカレンダーに分かれ、案外一枚もの

  のカレンダーは少ない。

    日めくりは、必ず旧暦が表示されている他、六曜といいますが、あの

  大安・赤口のほか、その日の運勢なども下にあった、その日が何の日かを

  旧暦で示してくれるし、今はもうそういう習慣がなくとも以前はそう言って

  いたのが分かり楽しい。

Ri_ri ほら、これが今日の日めくりカレンダーですがね、

 星期三というのが水曜日を示してますね

 旧だと今日はまだ9月の25日です。

 左に見えてないでしょうが初六小雪とありますから

 今日あたりは冷え込むことになってるんですね

   どうりで寒いわけだ。

    更にその下にはその日の運勢がかかれてあり、やっていいこと

  やらないほうがいいこと、いい方角、いけない方角があったり、

   これでじっくり見ればかなり詳しい内容が載ってます。

    月ごとカレンダーの方は大きすぎて、ここに取り込めませんが、

  基本的というか多いのは2ヶ月を一枚に収める形の多いようです。

   で、それに使われる絵が、もちろん私が好むのは中国らしい画

  だったり風景写真だったりですが、中国の方の好むのは憧れを

  盛り込みたいのか、スポーツカーだったり、豪華な室内装飾写真

  だったりが受けてるようです。

   スターの写真や、美人の露湿度の多い写真なんかは全世界共通で

  人気のようです。

    以前は、会社がお得意様へ配るカレンダーにもかなりセンスの

  好いのがあったんですが、世知辛くなったのか、だんだん自社の製品を

  単に並べられたり、自社社屋を映したものがあったりで、これでは

  貰う方もちょっと敬遠しはじめて、ますます出す会社が減ってのは知って

  ますが、

    今年の友人の様子では、

     まだ要るの?と言われているようで、

     ちょっとあんた時代遅れじゃない、とも言われてるのでしょうが、

   それでも今年も中国カレンダーを手に入れようと、

   お願いしました。

    ちょっとお願いするのが早すぎたのも、彼の感情を害したのかも

  知れません。

   ですが、日本ではもうすっかり年末モードですけど・・・。

   日本人がせっかちすぎるのかなぁ~。

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2009年7月11日 (土)

住まいと文化の関係、変わる中国の居住空間

   今週ずっと見てきたのは、中国の人たちの住まい方が変わりつつある、

 ということですが、

  実は、人の住まいはその民族の文化と切っても切り離せず、民族の文化は

 とりもなおさずその住まい方に現れると私は思うんですね。

  それは何も中国に限らずですね、日本の住まいも私の子供の頃と比べれば

 大きく変わりました。

  その民族の住まいはその民族の集大成となるのは、その民族がどういった

 環境の下に生活し、もともとはその身の回りに有るものを使って自分達の住まいを

 造るかにあります。そして、室内を自分達に食べ物、居睡にあわせて暮らします

 ので、ある国は石造りで、レンガの家で、日本は木材で、どこも天然の素材で出来

 上がっていたものがいつの間にか建築資材そのものも自然のもから人工のものへ

 と変わり、その中の室内の飾りつけも当然変わって来た、といったようなことを書い

 てきたつもりです。

   住まい方がそのライフスタイルを如実に表現してくれます。

   以前、私たちの家は、木造のそれはそれは小さなものでした。ですので、家族

 はいつも一緒に顔をつき合わせて暮らさなくければならず、プライベートなどと

 いう考えすらなく、その分家族の繋がりは嫌がおうにも強かった。

   誰もが持ち物も少なかったし、家族を合わせても家財と呼べるものは小さな

 スペースで十分だった。それがその後、洪水のような物が家に押し寄せてくる。

 家電をはじめ、食べるものが変わればそれに合った食器もそれを収める

 家具も必要となってみたら、家の中はモノで溢れていた。

   ”経済”というやつはそれが正しくて、好ましい状態らしい。

   簡単な流し台だけがあった、あった台所も様々な料理を作れるように

1 早くて便利な配置と新しく入った

家電と、増えた調理道具の

収容を考えて誰もがシステム

キッチンが好いと言った。

 中国でも今そうなりつつある。

油を多用する中華料理とそれに

あった多少の工夫はあるらしいが

見た感じはこんなで変わらない。

 以前は中華鍋ひとつあれば

  それで何でも出来ていたのがそうは行かなくなった。

   日本では畳の部屋がもうすでに単に飾りの部屋になりつつある。

  なくなりはしないのは、自分達の暮らしにまだ合っている部分が

  僅かにあるからだ。それは布団の生活で、たためばまた空間として

  使える日本の住宅の広さの事情があるだけで、それも広さを心配せず

  ベットの生活に移行すれば畳の部屋は消えてなくなるかも知れない。

2 中国の人たちの浴室はまだ、日本人のように

 風呂につかる、というより体を洗うためのシャワー

 があれば良いので、バスタブを必要とせず、大体が

 このように水周りが一緒になったトイレとシャワーが

 隣り合わせのタイプが多いが、

  これも生活が変わり浴槽につかって仕事の疲れを

 とろうなどとなってくると、バスタブつきの住宅が増える

  かもしれない。ただ、南の人たちは日本でも別段浴槽を必要としないらしい

  ので、それは地域性もあるのでしょうが。

    以前私が子供の頃に暮らしていたような板を打ち付けただけの簡単な

  日本家屋はもう見られない。

    外壁は何か化学処理された建材が使われ、それは防火にも役立っている

  らしい。

    外壁と中の間には断熱材というのが北国の場合は必ず必要で、冬の寒さ

  から守ってくれる。

    子供たちにはそれぞれが自分の部屋があり、自分たちの物がその中は

  溢れていて、そこが自分の”城”だ。

    こんな風に日本の住まいとその暮らし方もここ数十年で大きく変わった、

  変わってみたら、それは自分達の考え方や、価値観も大きく変わってしまった

  ことに気づいていない。

    食べるものも変わった、着ているものも変わった、毎日の時間の流れも、

  人と人の関係も変わった。

    そんな暮らしの一番目に見えて変わるのが、それを総合的に支えている

  住まいと住まい方の変化だ。

    今後も中国の住まいや、暮らし方は大きく変わっていくはずで、

  とても興味がある。

    嘗て日本人が望んだ、広くて便利な家は、今私の周囲にはそうした以前の

  何倍もの広さを持つ住宅が軒を並べているが、私の住む地方都市では、そうした

  大きな住宅に住んでいるのは、息子・娘が皆出て行ったあとの年老いた夫婦が

  二人だけで住むだけの、どの部屋も倉庫のような役割をし電気の点くことのない

  大きな家だ。

    中国では一人っ子政策で、都市部での住宅は先に書いたように、高層住宅

  の一区画を買い求め、その中のデザインに凝り始めていることをこの数日書き

  続けてきました。この現象もきっとあと数年続くでしょうね。

   快適で便利な暮らしを望まない人はいない。

   でもこの便利が曲者で、いつもこの問題に突き当たる。

   便利な暮らしは、本当に人間にとって、必要で良い物なんだろうか、と。

   何処まで便利になれば人間は満足するのだろうか、と。

   

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