中国で果物を買う
中国でもその、超市スーパー・マーケットで、
日本もかなわない?ような、規模と最先端の店があって、
田舎者のわたしなどはそれだけで圧倒されます。
でも、わたしが、好んで果物を買うのは多くはこうした、
誰かが、地元の果物を運べるだけ運んできて道端などで
売っている人から求めることが多い。
「わたしの見た中国」の文でも書いたが、ホテルの近くで
求めることが多い。
そうした人たちは、ホテルの宿泊客や、道を行きかう人を
相手にしているので、まぁ、おそらく、わたしなどが近づくと、
こいつは、南だとどっか北の方から来た旅行者だと、逆に北だと
南からの旅行者とは思われてるだろうが、宿泊先のホテルはそんな
超一流の外国人が専門に宿泊するような高級ホテルではないので、
多分、国内のどっかからきてる旅行者とは思ってるだろうが、まぁ、
外国人とまでは思っていないだろう。
国内旅行者であって、ボラレル?ことに違いはないが、これで
外国人となれば、更にボラレルだろう。
やりとりも、最小限にしているが、なにせ、測り売り。
値段もほぼ、表示されてない。
と、なればそこにやり取りは必要となる。
それらも、時に楽しく、時に・・・は、こうした買い物に限らず
避けては通れない。
そうした、売り子?さんとのやり取りで思い深いものも旅の
忘れられない思い出としていくつかある。
測るのも、今の若人はわかるかなぁ~、一本の棒に目盛りが
刻まれた、片側に錘を乗せただけの、ひどく古い年季の入ったその秤。
あれで、わたしの計算など追いつかないから、いいように騙されてる
ことも多いのだが、まぁまぁ、それくらいの上乗せ??は許容範囲と
いいますか、心地よく騙して?くれるなら、それも旅の思い出と思えば
それなりに、楽しい?のだが、たまにその様子を傍で見ている地元人
でやけにおせっかいの人がいたりすると、大変!!
というような思いでもある。
いつも思うのは、こうした道端での売り子?さんたちの辛抱強さ。
じ~っと客が来るのを待ち、たまに来ても、冷やかしだったり、難癖つけたり、
路上での商売に文句を言われたり、それでも、辛抱づく待ってる。
あれって、あの人のいま、籠に入れているあれら全部を一時に買ったにしても
一体いくらになるんだろう・・・、ぜ~んぶ買っても、おそらく幾らでもないように
思えるのだが・・・。
| 固定リンク
コメント