中国の書店は
本屋さんについて考える、その前に。
本、そのものについて、ちょっと・・・
どの品もそれぞれ我々は必要があって求めるわけですね、
服を買い、靴を買い、それって成長に合わせて好みに合わせて
生涯にわたって買い続ける・・・わけですが、
本って、小さな時からお世話になりますよね、
最初は同じように誰かが買ってくれる、
ただ、
服や靴と違うのは、
おおむねどこで買っても同じものが並んでいて、
しかも、値段もあんまり値引きってないわけで、
古い出版の本だからと言って安くはならない。
いつ買ってもいいわけで、ず~っと本棚で待っていますよね。
流行ってのも多少はあるんでしょうが、服や靴のように
数年でそれがとってかわられるようなはやり物はなくて、
たまたま、その年に売れた本ってはあるんですが、
まぁ、その本棚に長くいたからといって、生きが下がったり、
古いからといってすぐに嫌われたりもしないし、
腐ったりなんかの心配はないわけで、
ずっと本棚にならんでいる。
ではでは、新しいのはないかというと、日々の出版点数は
近年少なくなったとはいえ、まだまだ、相当の数があり、
書店の店員さんはその差し替えに日々忙しい。
作った人(作者)と買い手が直接向き合う。
服にも個人デザイナーのいわゆる、ブランドものはあるものの、
それよりもっと、個として、買い手が、この人の・・・と思って
買い求める。
服だっていろいろあるが、本ほどこんなに多岐にわたるそんな種類は
用意していない。
考えれば考えるほど、
ちょっと、本って、なんか不思議な商品だよね・・・と
思うのはわたしだけですか?
| 固定リンク
コメント