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2019年7月 6日 (土)

今週の本 - 『ドラゴンスリーパー』

Yjimage_20190706115701   今週お薦め?の本はこちら、

   『ドラゴンスリーパー』長崎尚志著 角川書店

  別にこの本を今週読んだ、というわけではなくて・・・ですね、

  昨日のその・・・セブンペイ不正アクセス!のニュースを見ていてですね、

  早速その中国の人の容疑者が逮捕されてるようですが、

  そんなニュースや記事を見ていて、突然、この本が浮かんだ。

   すでにお読みになった方には、そうね・・と多少納得?していただける

  でしょうが、この本と、昨日の事件は直接は関係ありませんし、

  本のほうは殺人事件を扱ったものでして、内容はまるで重なりません。

   重なるのは、その、日本にいる中国の人たちが、この小説に限らずですね

  実に頻繁に小説に登場するようになってきました。

   まぁ、当然といえば当然。とりわけ犯罪をテーマにした場合、

  その割合が多くなるのもまぁまぁ、むべなるかな、ってとこですが、

   わたしが、いつもちょいと不満に思ってるのはそうした中国の人たちの

  小説の中での扱いといいますか、描かれ方といいますか、

    まだまだ、上手くかかれていない。その上手くは、どう言ったら

  いいでしょう、別に綺麗にとか、主人公にせよとか、ではなくて、

  ですね、描き切れていない。見当違いの作品も相当ある。

    今日とりあげた、この小説では、在日何世かの中国の人たちと

  中国本土の闇社会の、幇バンの話がちょっと取り上げられてまして、

  ちょっと違う角度から書かれていて、お~こんなのも出てきたか、と

  思って読みました。この作品わたしが読んだのは確か去年ですから、

  そう古くない本だと思いますよ。

    まぁ、昨日突然この本を思い出したので、紹介してみました。

 

   そてにしても、最近ほんとうにこうした犯罪関係、警察関係、

  推理小説での中国人登場率はうなぎのぼりです。いろんな本に

  でてきますね。そのへんのところを系統的に整理し研究した

  そんな書評がないですかね、あったら教えてください。

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