揚州郊外で、危機脱出!
わたしの乗る、揚州行バス。ところが、ここで問題発生。揚州行と
いいながら、実は余りに揚州へ向かう客が少ないため、その先に行く
バスに便乗??しての移動。これが、一つ目の問題。
但し、これはなにもわたしの方の責任でも、都合でもない。
バス会社が勝手にそう決め、乗ってみたらそうなっていた・・。
二つ目、バスはたまたま渋滞と工事などで遅れに遅れて、揚州郊外へ。
これまた、なにもわたしの責任でもなければ、望んだことでもない。
撮ってたりしたが、遅れたバスは、運転手のいらいらも手伝って、
揚州行の2人組二組を、揚州バスターミナルに一旦入るべきなのに、
郊外のな~にもないようなところで半ば強制的に降ろす!という暴挙に。
これって、いくらなんでも、中国だって運輸法みたいなんのがあるはずで
違反?というかダメでしょこれ。ちゃんと揚州までの料金も取ってるし・・・。
・・・が、そこが中国。
降ろされちゃった!!さぁ!大変だぁ・・・。
一体こっから、揚州市街地まではどん位あんのかさえわたしには
わかってないし、この辺りタクシーも来そうもない・・・・
んん・・・ヒッチハイク??ってな、考えがちらつく。
ちょいと、一緒の降ろされた中国人男性二人組の方を見てみる。
向こうも、戸惑いはあるようだが、お一人は携帯を取り出しお話し中、
もうお一人も携帯をいじって画面を見ている。
どうも・・・あの二人、地元・揚州の人ではないかとにらんだ。
バス運転手にかなり不当だと頑張って意見は言ってくれてたが最後は
あっさり降りちゃったし・・・、んん・・友達と連絡かぁ??
・・・ってことは迎えが来るのかなぁ、来るんだよね、彼らだって
こっからの移動は必要なんだし・・・ってことは、街に向かうかなぁ・・
ここは厚かましく聞いてみなくては・・・・
迎えが来ますか??と尋ねたら、思った通りだ。間もなく来るらしい。
で、その~お願いなんですけど・・我々二人は、揚州が初めて(実は前に
も来てるが旅行で立ち寄ってそれは数に入らんだろうから)街中のホテルを
予約してあってそこへ行きたいがなんせ、方向さえ分からない、どうか、
こっからタクシーの拾えるようなところまで構わないから、あなたたちを
迎えにくる車に同乗させて貰えないものだろうか・・・・と懇願!!
と、可哀そうな年寄り二人・・・とでも思ったのか、じゃぁ・・・ってんで、
もう少し町よりのタクシーがつかまるところまでね・・・・と言ってくれる!
よかった!!助かった!!危なかった!!!
で、迎えに来た車がまた、大きな超豪華者!!金持ちかぁ??でもバス乗って
たし・・その迎えに来た車の運転手さんと三人は久々の再会なのか車中で歓談。
こっちは、漸く助かったので、どういう風にお礼をすればいいのかなぁ・・と
考えていたら・・・
運転手さんが、突然、後ろの空車のタクシーがいる!!と
バックミラーを見ながら叫ぶ!!降りて降りて!!と助手席の人が叫ぶ、
後部座席のもう一人はさっと、車を降りて、タクシーをつかまえてくれた。
好い人たちだぁ~。なんてお礼を・・・と思ってるうちに、荷物までタクシーに
運んでくれて、じゃぁ!気を付けてね!!と言ってアッという間に立ち去った。
無論、そっからはあとはなんということもなく、タクシーで街中のホテルへ!!
よかった、よかった。危機一髪!!
とんでもない、郊外で途方にくれるところだった・・・・・。
教訓!!
中国、悪い人(バス運転手)もいれば、好いひと(同乗のお二人とその友人)も
いる・・・・って、ごく当たり前の教訓でした。
もう一つの教訓。旅先でその国の言葉が話せると便利ですよ、という教え。
めでたし、めでたし。その日着いたホテルはこんな感じでオシャレでした。
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