珠海からの訪日団を唸らせた、日本人のマナー
先日函館を訪問した、大学生たちをうならせた、もの
幾つもありますが、その代表を紹介し、
日本人の・・・日本の素晴らしさを改めて、わたし自身も考えさせ
られました。
函館観光で訪れたなら必ず訪れる場所に、
この地域、函館ではBAYエリアと言ってますが、
昔むかしの倉庫群が並んでいる一体で、この直ぐ前が海です。
ですので、函館の街華やかしき頃はこの前に水揚げされて魚介類を
保存し、魚介類に限らず、港に陸揚げされた様々なものを保管する
ための赤レンガ倉庫がならんでいる一体ですのこと。
現在はこの倉庫の多くは中をレストランだったり、お土産屋さんに
改造されており、往時の風景とはまた違った利用がされています。
それで、この訪問団の方をお連れしたのですが、
買い物を済ませて、そろそろ戻ろうか、という時ですね。
石畳の途を横切ろうとしたその時
彼らの右側から、一台のタクシーが左折してきました。
観光地でもあり、人も多いので、スピードは出ていません。
ゆっくりと車は曲がってきました。
それでわたしは「車を見て!気を付けて!!あ~止まって」
と言いましたね。
まだ、こちら側に半分くらいの人がいましたし、別段急いでも
いませんし、なにより、車を通りこさせた方が早いと思いました。
それを、聞いて、前の方の数名の中国の人たち、
その場に止まりました。歩道から一歩二歩出てた人は歩道に
引き返しました。
こっからです。
こっからです。
ここまでは、ごくごく普通のことでしょ。何処にでもある風景。
ゆっくりと左折してやってきたタクシーも事前に横断者がいることは
見てましたから、さらにスピードを緩め、
左折し終わり直進になって、
留学生たちの前を通り過ぎるその時!!
注:(この写真は参考画像です、その時のものではありません。)
留学生たちの横を通りすぎるとき、
かなり、年配のそのタクシーの運転手さんは、
ハンドルを握りながら、留学生数名に向かって、わりと深々と
頭を下げました。ありがとう、路を譲ってくれて・・・という意味でしょう。
これだけでもう、かなりやられましたね。
ところが、そではすまない、日本。
ところが、そではすまない、日本。
更に、
その後ろの席に座っていた、後部座席のタクシーのお客さんですよね
3人、そろって年配のそうとうお年の方ばかりでしたが、
その方たちも、揃って、その路を渡ろうとして彼らに頭を下げたんですね。
声は聞こえなかったですが、
「ありがとう」と言っていたのかも知れません。
多分、言っていたと思います。
路を譲ってくれたことに。
彼らにすれば、単にほんとうに、ある意味、仕方なく、
彼らにすれば、単にほんとうに、ある意味、仕方なく、
路を譲っただけのことです。
ただ、それだけのことに、あんなに丁寧な礼をされたことに
かなりの衝撃を受けたようです。
あれこそが、日本式と言って、彼らに説明もしましたが、
あれこそが、日本式と言って、彼らに説明もしましたが、
なかなかわたしにとっても衝撃でしたね。
とても誇りに思えました。
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