劉暁波「最後の審判を生きのびて」 - 今週の一冊
恐らく、あと数日もすればこの騒ぎもどこえやら、
にはなると思いますが、
一応・・・いま、いまは、
この方の、この本でもまた引っ張り出して来て
静かにしてるのがいいんじゃないでしょうか。
文章が難解なのか、
訳者の文が難解なのか、
ちょっと難しい文がおおいんですね。
そんな中でも、
例えば、舌鋒鋭い「巴金の旗は垂れさがった白旗である」
だったかな、文豪をこうけちょんけちょんに、評するわけ
ですが、そんな文からして激しい人なんだろうな、
と思ってると、
「私には敵はいない」
的な、控えめの文もありますが、
もともと、著作はそう多くなく、
更に日本語で読めるのは少ないようですし、
この方の活動は、
当局に捕らえられて以降のそれと、
その状態にあってのノーベル賞ってので、
注目されたのですが、
何と言っても、この人が凄いのは、
あの「天安門」以降もずっと国内に留まった、
ってことですよね。
その時点でもう、彼の決意が見えます。
彼が国外へ出る路もあったと思うんですよね、
そんな、動きも。
そうして、国外で、講演などを通じて・・・・っても
あったんでしょうけどね。
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