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2017年6月 1日 (木)

中国、数字の落とし穴、 一

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    昨日のお話ともちょっと関係してますが、中国の話をするときに、
   よく、誰もが陥る落とし穴があります。「落とし穴」は失礼かなぁ・・・
   でも、これって、中国が自分の為に掘ってる穴ではなく、もっとも
   そんなのもあるにはあるので両方あるんですが、実は意外にお
   多くは中国を見ている他国の人が勝手に?掘ってる「落とし穴」が
   多いと思う。

    それって、数字に関することなんですが、
   昨日も触れたように、中国の何かを例にあげ、その客観的証明
   として、よく、数字を挙げる方が多いわけです。
    分かり好いですから、それはそれで、正しいんですが、
   注意しなくちゃならんのは、
    数字はウソをつかない、という先入観の上に、
    更に挙げられた数字があたかもどこから引いてきた客観的
   第三者的?数字であったにしても、
    そうであったにしても、
    いやいや、そうであるればある程、
   気を付けてください!
    その数字、全体からの割合で語ってませんか、この時の全体は
   人口でいうなら13億ですよね、その13億も実はあやしい?が、
   そして、それぞれの数字はその分母(わたしの言い方は全人口を
   分母として)での個々の割合ですが、なんせその分母が分母です
   からして、そこから導き出された数字をそのまま自国、日本であれば
   1億2千万の人口へ置き換えて、比較するのは危険!!
     危険でしょ、やっちゃならない・・・・
     ってなことを言いたかった。

     それを踏まえて、今日は、もう一つ。
   今日の数字は割合ではなく、
   歴史的な数字ですね。
     よくこれは中国側が言い出すことが多いかぁ?
    中国数千年の歴史の中で・・・の数字比較ですが、
    これねぇ~・・・これも間違いではないのですが、
   実は、中国、この新しい中国の歴史はたかだか70年に満たない。
   まぁ、歴史は途切れなくあるので、その意味では数千年の歴史を、
   悠久の歴史をもっている国ではありますが、
    実は、その今の制度を持ってからまだ、若い国なんですね。
   なのに、話は今、今の国の制度上からの問題なのに、
   比較してるのは悠久の歴史??ってそりゃ、どっちの物差しで
   モノを言い、比較してるの??ってことは注意して頂きたい。
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    時に明らかに中国の人はそこを
   使い分けて話して、いいように自分の有利な話にもっていこうと
   しますが、それはどうもあまりにご都合主義でしょ。
    今のシステムはあくまでもここ70年くらい、それもその半分は
   外(国外)との関係を余りもとなかったから、せいぜいがここ
   30数年の自国のシステムを持ってする、或いは紹介するのに
   数千年の歴史を持ってずっとそうであったかのようにおっしゃるのは
   そりゃぁちょっと都合良すぎ!!
     この使い分けが上手くて、時に、数千年の歴史を持ち、営営と
    営まれてきたその暮らしを全く無視して、この新しい国を単に
    新しい国として見て発言されてる方もおられますが、
    それはそれでホラ、ちょっとねぇ・・・
    結論、
    難しいんだこの国は、
    でも、数字が出てきたらとりあえず、用心しましょうよ。
    数字がかならずしも客観的な頼りになる基準となる、
     は、危険だということです。
   もう少し数字についてはあるので、明日また。

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