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2016年10月20日 (木)

辛いは、美味い・・・にも限度が。

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   今月号「わたしの見た中国」が取り上げたのは、
   辣椒 ラー・ジャォ 
    お話はまだ、ここにいます。
    昨日お話したのは、中国の人たちの、辛さ度合いは
   日本人の比じゃない・・・ってなお話で、納得いただけました?
    今日お話ししたいのは、
   その辛さの正体、辣椒 ラー・ジャォ ですが、
   日本の方が一つ間違えている点があります。
     それは、この  。
   これってほら、胡 にも 山 のも付いてますよね、
   つまり、この 椒 が 刺激物なんですね。
     ということで、これの辛いのが、辣椒 ラー・ジャォ。 
    ってんで、日本の方は、唐辛子ってんですか、南蛮ってんですか、
   どっちでも構わないんですが、辛いもんだ!と認識。
    ここまで、いいですか?
    こっからですね、
   コレって赤いのを、辣椒 ラー・ジャォ っていんですが、
   紅色に限らずですね、青いのもあるんですよ、
   この場合の、青は、日本人の青で緑をさしてますが、
   それが、
    青椒 チン・ジャォ
    これをまた、ご丁寧に?ピーマンと訳しちゃってますから、
   ここんとっからちょっと誤解が生じ始めてますが、
    日本人でも知ってる有名料理、マーボー豆腐に並んで
    青椒肉絲 チン・ジャォ・ロー・スー
    これって、中国ではあくまでも、
    赤でない、というだけで、あくまでも、の仲間。
    そこは譲れない。
    ってことは、これもまた刺激的、そして、実は辛い!!
    日本人が作る、日本式、青椒肉絲 チン・ジャォ・ロー・スー
   は、ピーマンと細切り肉の炒め物、的料理ですが
    中国ではどうしてどうして、これも辛い、  
    時には、辣椒と伍して譲らない辛さのものが少なくない。
     油断してはいけませんね。
    中国で、青椒肉絲 チン・ジャォ・ロー・スー 頼んだら
    とっても辛かったんですよ・・・、とお嘆きのあなた!
     それで正しいのであります。
     中国の市場に行くと、実に色んな種類の唐辛子を
    売ってますね。
     形的には、赤南蛮のあの
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     こんな細めのモノが多いですが、
    一つはこれが、色が変わって緑色のやつ、
    更にはかなりこれが、大きくなって、ピーマンを思わせるような
    太さのやつ、
     やたら細長いやつ、と実に様々。
      一度、屋台のようなところで売ってるおばさんに、
    尋ねたら、その 青椒 も辛いのと辛くないのがあるらしく、
    それって見分けることができるらしい。
     でも、辛くないのはあんまり売れない、と言ってた。
     ・・・ということで、
    今日は、
     青椒肉絲 チン・ジャォ・ロー・スー
    は、中国では辛い料理なんだ!
     ってことを学んじゃいましたね。
    明日はその辛さ、そう、その味について。

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