辛さの度合い - 「辣椒 ラージャォ」 の国
今月号「わたしの見た中国」は、
「辣椒 ラー・ジャォ」 辛いのはお好きですか。
をお読みいただけたでしょうか。
文ではその辛さの度合いについて書いてますが、
まだ書き足りなかったところを少し足しておきます。
多分、中国に行かれて現地のレストランで自由に食べれるような
旅をされた方には賛同をもってわたしの文、お読みいただけるのでは
ないでしょうか。
というのも、日本ではあんな辛い、辛~いのを食べたことがない。
辛さの度合いを何で表せばいいのかわからない。
辛い、凄く辛い、とっても辛い、超辛い、とてつもなく辛い、・・・と
度合いを言葉で説明することに限度を感じる。
中国でのその辛さはこんなレベルを遥かに超えちゃって、
なにこれ!!・・・辛い!!って、感じ。
例に挙げた町は、街そのものがもう唐辛子の匂いで満ちてた、
街中が、あの自家製ラー油を作ってるような・・・
空気そのものにラー油の匂いが漂っていた。
そんな雰囲気が分かってもらえるとありがたい。
で、もう一つは、
その辛さも、更なる刺激を求めてどんどん、その先へ。
つまりは、アルコールと同じで、ちょっとでは酔わなくなって、更なる
量と度数を求めるのと似ています。
大体、あんなラー油の匂いが充満する中で学校に通う子供たちも
へっちゃらなんですよ。あれって、酒蔵で毎日暮らしてるようなもので
少々じゃ物足りなくなるんですよ。だから、あぁなんで。
アレに比べたら、日本人の辛いもの好きなんか、お子様用カレーを
食べてるようなもんで、いやいやもっとだな。
だいたいがもう、こんなで紅い状態で料理がでてくるのに、
テーブルの上には薬味としてこれとは別に、ちゃ~んと?とういか
別に細かに刻んだ、トウガラシが器に盛られてありますもんね。
これって、これ以外の辛くない料理に使うのかと思っていたら
さにあらず、この辛いのに更に辛さを・・・として使いますね。
更に、もう一つ、
日本だとその、大体が唐辛子・南蛮の類は、
細かに細かに粉砕して、ほぼ粉?的な使い方ですよね、
それが、本場?中国では
そのまんま、というか簡単にちょんちょんと切ってその形が
まるごと見えてるごろんごろん状態で入ってくることが多い。
・・・・ということは、頑張れば?それを一つ一つ除けて
南蛮を避けて食べることが可能・・・・
そんなら大丈夫?とお思いでしょ
甘い!日本人は考えも甘い!!
もうしっかり料理自体に辛みついていて、そんなのを除けても
辛いのなんのって・・・・
ということを伝えたかった。
そのうち、テレビでも匂いの出てくる奴が開発されるかも、
そうなったら、中国のその手の料理のどんなに辛いかが少しは
分かってもらえるかも・・・・
どうぞ、今月、10月号「わたしの見た中国」
をお楽しみください。
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