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2016年10月18日 (火)

辣椒ラー・ジャォ、トウガラシ、南蛮についてー 10月号

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   ウェブ版10月号「わたしの見た中国」は、
  こちらの話題。そう、
   中国語では辣椒 ラー・ジャォ ですね。
  にもうすでに辛いの意味がありますし、
  油ラー油なんてので日本語でも定着。
  の方は、胡のこの椒ですよね、
  で、この前についてる胡の字は中国語では西域からの
  もの付けられるので、中国でも古来のものではなく、
  伝来もの、という意味でしょう。
    日本でも同じように、
  トウガラシのこの唐辛子と表記される「唐」は、中国のその
  時代というか中国そのものを指すのではなく、外の国と
  言ったもう少し広い、唐人と使ってたくらいの広がりの
  外から来たもの、といういみでしょう。
    南蛮がそれを補完してます。南蛮渡来ってやつですね、
  つまりは、外からのもの。
    ということで、今月号「わたしの見た中国」
   を更新しました。いつも通り、まずは、今月号の文をご覧ください。
    文で書けなかったことをこれまたいつも通り書いておくと、
   中国の人が、この辛いのが好きだ!その程度もちょっと度を越してる
   ってのが、今月号の文の大まかなところですが、
   この辣椒、どうやらその食文化だけではなく
    結構暮らしの中にもいろいろ入っていて、
    そんなに好きなんだぁ~と思わせるものがあります。
   中国でよく、この辣椒を携帯ストラップとか、車にぶら下げるあれは
   何というんですか?飾りに、
   或いはなにかの模様に使ってたりします。
     あれってどうやら、中国の人の 紅色 好きが、
    関わってるようですが、
    更にこの紅色は、どうやら魔除けにもなってるらしく
   あの正月飾りや、いろんなところで、 が目立ちます。
    唐辛子の収穫期にちょうど、そんな中国の農村を通るバスなんかで
   旅してると、農家の軒先に真っ赤なトウガラシがぶら下がっていて、
   それはまるで一服の画のようで、
   綺麗だな!
   と思ったことがあります。
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    無論それらは、食用でこんなに大量に作ってもまだ
   足りないくらい消費するんだ、とそっちへ考えが行くとそれはそれで
   また感慨があります。
    ということで、今回は主に食べる方の唐辛子、
   南蛮についての考察です。
    どうぞ、ご覧ください。
  謝謝!

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