天津からのお客様、歓迎会。全員が通訳??
9月8日、6時、函館・五嶋軒
中国・天津市との友好交流都市提携15周年を記念して、
来函した天津からのお客様を歓迎する会が開かれました。
昨日、函館市を表敬訪問したところまでお伝えしました。
そっから、一か所見学をして、
一旦宿へ着替えに戻りました。
夜の歓迎会はちょっとリラックスした感じで参加いただこうとの
ことです。
・・・・ということで、お着替えにホテルへ。
ちょっと、時間が押してまして、6時開催に間に合うかどうか?
少しハラハラ。でもこの人たちは超協力的。急ぎますよ!!と
言うと急いでくれる。
歓迎会会場でも、
普段であれば、この手の歓迎会。
主賓席にはもちろん、専属の通訳が、主賓の傍らについて
逐次通訳しますので、そこは問題ないし、会のそれぞれの代表
挨拶なども、通訳が入るから問題ないのですが、
普段のこうした国際交流関係のパーティーでは、通訳は
せいぜいが双方の通訳2人が基本ですので、それ以外のテーブル
では通訳なし。
ところが、この日は、いらっしゃったお客様の学生さんたちは
日本語課の生徒さんが殆どですので、みなさん日本語が達者。
とりわけ、主賓席の引率でいらっしゃったこの女性お二人は
日本語の先生で、そりゃまぁ、上手な日本語で、全く意思疎通に
問題ないどころか、まるで外国の方を相手にしている感じがしない。
他のテーブルも同様でして、
天津からのお客様である、この学生さんたちは、
みなさん日本語が上手い。何を尋ねても、ちゃ~んと日本語で
答えてくれるし、どんな話題でも大概ついてきてくれる。
よくあることですが、
ある意味、ある分野では、われわれの知らない日本をよく知っている。
また、興味の対象がこの方たちは若いですから、当然そうした
日本文化に関心があり、とてもよくご存じ。
逆にこちら側が教えられる。
これは、凄いことでしょ。
そして、こうして各テーブルが全く言語の障害なく交流ができる、
なんてことは滅多にない体験ですね。
これだけの人数がいて、これだけの外国のお客様をお招きして
通訳要らず??ってのは珍しい。
当たり前ですが、通訳が入るとそれだけで、単純に普段の
2倍の時間がかかりますね。通訳を通しますから。
こうして直接に交流できる機会はホントに稀です。
更に、この学生さん達には、着いたその日にこんなに多くの
一般の?日本人との交流が、それも、自分が習った日本語を
実戦で使えて、こんな気楽な状態で使え、話せ、学び、交流する
機会が得られたことは、とても好いことだったと思います。
この日の夜のこの交流会が、
日本へ着いてその一日目の印象として強く残ることでしょう。
お一人お一人にご挨拶をいただきましたが、
みなさん流暢な日本語でそれも、自分の事を短く紹介して
いただきました。
そこも通訳要らず。
どのテーブルからの笑い声が聞こえてきたのは、
直接、交流できたその証拠ではないでしょうか。
明日からこの団は市内各地で、それぞれ交流があります。
わたしは、この後、グルメサーカス参加の為にそちらに集中しないと
間に合いませんので、この団とは離れて、
グルメサーカスは、グルメサーカスで、
市内の中国人留学生にお手伝い戴く予定ですので、
これまた、交流しながらの活動となります。
楽しい夜でした。
ありがとうございました。
天津・南海大学・南海大学濱海学院、外国語大学のみなさん、
引率の先生、
参加いただいた、函館日中友好協会・会員のみんさん、
北海道教育大学函館校のみなさん、
函館市企画部のみなさん。
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