中国の世代間較差
昨日まで、書いていた「三色旗袋」のお話は、
何を言いたかったかといえば、
つまるところは、中国の時代の変化の速さであり、
その速さゆえに生じる世代間の差の大きさを書いたつもり。
どんな国も、どんな人も、どんなものも、時間とともに
変わる、或いは、変わらなければいけない。
だが、その変わり方はにはそれぞれの国の人のものの
成り立ちと、変わった先の更にその先がある。
そして、その変わり方は多くはその変わりようと、変わる
スピードに左右される。
世界中で十年一日のように変わらない国がある、
そうかと思えば目まぐるしく変わる国もある。
中国は後者。
しかも、その変わりようが激しい。
速度もさることながら、社会の体制までをも大きく変えて
今まだ更に先に突き進もうとしている。
と、ここで生じるのが、そこに暮らし、営みを続ける人たちの
変化だ。
それは、ある世代を代表して比較され、確かにそこにある
一線があるがごとく見える。
恐らく、この小さな赤ちゃんには、このお年寄りの過ごしてきた
その来し方の暮らしを理解するのはもう無理だろう。
お母さんの世代でも、そろそろ・・・。
そんな、激しい移ろいの国のなかにいて、
時代にかならず、どうあろうとも影響されるので、
自分を持するのは難しいだろうなぁ・・・
と、いったようなことを、
この袋のこんな光景を思い出すたびに、
考える。
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