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2016年5月19日 (木)

中国旅行・江南の春を求めて 32 - 用直的画家

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  江蘇省・古鎮・用直ルゥ・ヂィ。
  旅していて偶然出会う何かは多い。とりわけわたしのような旅は
 その繰り返しであり、それを免れることはできない。
  当然、歓迎すべき?偶然もあれば、歓迎せざるべき??偶然も
 あるが、その双方は、偶然という名のもとに、押し寄せてきて拒否
 できない。ならば、いっそ、やってくる全てを歓迎したい!!
  というのがわたしの考え。
  だが、そうは言っても矢張りニンゲン、歓迎すべき偶然に感動し、
 嬉しく思うのは、当然のことです。
  この街で会った偶然は、ほんとうにたまたま、その前を通ったので、
 入って見た。事前には何の予備知識もない。
   ふら~と入った、建物が美術館だった。
   あぁ~個展なんだ。
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  2階建てのこの建物は、この画家の絵が、恐らく30点ぐらい
  かかっていたと思う。
   どれも素晴らし画だった。
   どの画にも魅せられた。
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   多くは、このあたりの風景を題材にとったもので、
  その色彩といい、その構成といい、
   江南そのもの。
   そして、まさにそれは、この度の目的が
  江南の春を求めてやってきたので、ここで、それに
  出会えた。
   実際の江南の季節を旅していて、こうしてまた、それを
  一枚の絵に表現している作家さんの力量に、
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     こんな素晴らしい画家がいるんだぁ~
  やっぱ中国は凄いは!!
   もっともっと、この画家さんの絵がみたいな・・・と思い。
  個展をやってるくらいだから、画集かなにか受付のところで
  買えるんじゃない・・・と思いながら、ゆっくりゆっくり、画廊を一周。
    二階から降りてきて、一階の絵をもう一度鑑賞。
   受付で・・・
  画集・・・
   画集を手に作者紹介欄なんかを読んでたら、
   あれ??この作者の写真、かなり若いですが、若い時の写真??
  だって、受付にいる人が・・・この人みたい??
   ってんで、恐る恐る、尋ねてみました。
   あの~ご本人ですか???
   そのご本人はとっても気さくに、はいはい!と。
  なんだよ、こんな幸運ってあるの、作者ご本人にお直接会えるなんて!
   お話してるし。誰も邪魔しない。
   座ってください・・・とまで言われちゃって。
   ・・・・ということで、いろいろお伺いして、更に厚かましいことに
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   一緒に、写真に納まっていただいたりして、
  感激、感激、大感激の日です。
    因みにこの大画伯のお名前は
   陳二夫 チン・アール・フゥ  
   とおっしゃる先生でした。
   先生の絵を日本でも展示して見ていただく機会があると
  好いんですがね・・・、誰かいません?スポンサー??
   先生を招待したいです。
   そして、日本で個展を開きたいです。
   んん~、先生の絵も欲しい・・・は、あまりに欲張りでしょ。
   感動、興奮、
  そして、この旅の目的を十二分に味わえた、ひと時でした。
  幸せです。

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