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2016年5月13日 (金)

中国旅行・江南の春を訪ねて 29 - 還在錦渓

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  3月30日、朝、
   江南・古鎮・錦渓ジン・シィー、晴れ、気温、朝18度、
  今日も好い天気のようだ。
   習慣で朝、散歩に出かける。宿からそう離れるわけではない。
  その辺をぶらぶらと一周して戻ってくる。
  勿論、街はまだ半分以上寝ている。朝の空気が心地よい。
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   朝早くから仕事している人もいる。
  河のゴミを集めて処理しているらしい。二人であっちへ行っては
  ゴミをすくい、こっちへ・・・とやってるが、手にしてるのは竹のような
  単なる棒??であれではいかにも効率がわるかろう・・と思う。
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   もっとこう、網というかタモとでも言うか、すくいやすい道具で一気に
  こう・・・・と、思うのは日本人的発想だろうか??
   声を掛けてちょっとお話してみたいな、とは思うものの向こうはお仕事中
  邪魔してはいけない。それに、あんまり立ち入ったこともいきなりはちょっと
  ・・・と躊躇していて、お早うございます!とだけ、声を掛けてた。
   応えて何か言ってくれたが、全く何を言われたか分からない??
   んん・・・この辺の方言か??
  もう一人のこっちのおじさんの話すのは何とか分かる、分かるが、全部は
  聞き取れてない。
   やっぱ無理だ。それに、先に考えたような立ち入ったことなど訊ける
  わけがない・・・、じゃぁ!ってんで早々に分かれた。
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   宿に戻って、朝食。サービスだと言ってつけてくれた朝食は、
  つぎつぎにおかずが出てきて、いやぁ~もうこれだけあれば朝は結構
  です、というのに、出してくれる。ありがたい。
   またまた、いつも通り??この街の歩き方の指南をしていただき、
   昨日見逃した区域を歩いて、昼過ぎには戻ってくるだろう・・・と
  いって、宿を出る。
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    この古鎮は、区域は大きくはないと思う。昔はこれくらの
  広さで暮れせたんでしょう。
   ここを外れれば、この先はもう農作地なんだろう。
   あと、この古鎮は幾つかの博物館を擁していて、
  それなりに歴史的物への認識はおありの様ですが、
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   まだまだ、展示の仕方、展示品に対する認識などに工夫が
  必要だ、誰からそうした、その辺のところをこの町の人に
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   指導してくれる人はおらないのだろうか。どっかからそうした人を
  招いて、そのせっかくお持ちのものをうまいこと展示してその価値を
  再認識させてくれるような、展示にしてもらいたい。
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    確かに展示されているものはそれなりの価値があり、それなりに
  保存の必要はあるのでしょうが、いかんせんそれが伝わってこない。
U39714258592215856105fm21gp0   昨日も書いたようにどうやら、観光の資源に目覚めて、多分この街
  古い町並みの新しい町??を作ってるくらいだから、
   やろうと思えばできそうだ。
   実に惜しい。
   まぁ、きっとこれからなんでしょう。
   いつも思うのはニンゲン贅沢なもんで、
  これがまた、あんまり??ってどれ位かは分からんが、整備されすぎると
  これがまたこれで、ちょっと引いちゃう。
   この加減を知ってる人がいる。
   そうした人材を先に見つけ出すことがこの町の課題かも知れない。
  ところで、そうした人って中国の何処にいるんでしょうかね・・??
   大学の建築学科を出た偉い先生なんでしょうか?
   その町の行政の、係なんでしょうか?
   やっぱり行政のトップ??
    誰がどうやって、どっから手がつくのか分かりませんが、
   まだ始まったばかりのこの街の、新しい街づくりはこれからです。
U36929627361827456958fm21gp0  上手くいくといいですね。
    この建築物もかなり古いものを宿としても活用してますが、
   このままでは保存が大変だと思います。
    そろそろ、この町を離れる時がやってきた、
   宿へ戻り、
    次に目指すは、用と言う字の上にノを一画入れたような
   日本にはないこの漢字
    甪ルゥと読みます。その後ろに直が付いて、ルゥ・ヂィ、
   ここも、こっから近いんだが、直接行けるバスはどうやらないらしい。
    車でいきなよ、・・・と宿の主人は簡単に言う。でも、どうやらこの先の
   新し街を歩いていてもタクシーはあんまり見当たらない。
    これから行くなら、車を呼んであげる、・・・という。
   えぇ~白タクかぁ??ちょっと遠慮したいな・・と思ってると、
    自分の弟だという。ルゥ・ヂィに戻るはずだから電話して訊いてみる、
   もし、時間が合えば一緒に行くと好い、
    ・・・・ってんで早速電話、
    結局、そっから1時間半ほども待てば、乗せて行ってもらえる手筈に、
   とんとん拍子??に決まる。
    やってきた、弟さん、まるで似てませんけど・・・?ホントに弟??
   弟分??
    でもまぁ、わたしたちが乗り込む前にもう助手席には子供を抱いた
   女性が乗っていた。
    ご夫婦かと思ったらそれも違うらしい。
    ・・・・ってんで、同乗させていただき、一気に
   ルゥ・ヂィへ
    この先の話はまた来週になります。

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