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2016年5月31日 (火)

中国旅行・江南の春を求めて 40 - 回到上海了!

  上海に戻りました。

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  夕方少し遅くに、上海に戻りました。
  街へ出て、すこし、遅めの食事を・・・
  あれは、場所はどのあたりかなぁ・・・、
  人民広場で地下鉄を降りて、地下街をちょっと適当に歩いて、
  まったくいい加減に地上に出たあたりを少し先にいったら、
  ちょっとオシャレな店があったので、そこで食事。
   無論、中華。
   よくその、長い旅をしていて、ずっと中華料理で飽きないもん
  ですかね?とのご質問をいただきますが、
   全く飽きませんね。
   それよりも、まだ食べてない地方料理とか、
   食材とか、調理法とか、もろもろ試してみたいので、多分
   この旅にまだこの先があったとしても、まだ、同じように中華料理を
   食べ続けると思いますよ。
   そんなに大きくないレストランです。
   構えはちょっとモダンな西洋風にしたててありますが、
   得意料理?はどうやら、湖南料理らしい。
    美味しかった!それよりなにより、良かったのは、ここの従業員は
   皆、笑顔で客に接している点ですね。
    ちょっと、頼みごとをしても、嫌な顔ひとつせず、
   好的ハォ・ダ! と言ってくれる。
    これは、助かる。中国ではなかなかに得難い。
    ということで、この日の夜は大満足。
    そのまま、ホテルへ戻り、荷造り、荷造り。
   この間に買ったものを順に梱包しなおし、トランクにちゃんと収まる
   ように、準備、準備。
    ・・・と、ここで問題があったのを思い出した。
   今回利用した国際便のこの航空会社は所謂、航空料金の安売りを
   目玉にして売っている会社。
    ここで、問題は、実は出発の際にちょっと触れているんですが、
   この会社、荷物の重量にちょっとうるさくて、規定も他の会社より既に
   重量が少し少なく設定されている意外に、重量が超過した部分への
   課金が重い。重すぎる!荷物より重い!!
    つまり、手荷物の重量オーバーだと、折角の安いチケットも
   意味がなくなっちゃう。
    事前に電話して、重量オーバーの際は申告すると幾らか、
   その日カウンターでの課金より安くなるような設定になっている。
    ところが、この電話なかなかに通じない。
    おまけに、昨日電話したら、電話口に出た人は、
   それは、電話ではダメで、貴方がネットで予約したチケットなら
   ネットで修正してください・・の一点張り。
    まったく取り付く島がない。
    そこで、わたしは考えた。
   明日一日は上海にいて、ひま?なんで、
   この会社の事務所が確か今日夜食事したあのあたりにあるはず、
   今日は流石に時間が遅かったので無理だが、
   明日会社事務所に直接出向いて、交渉してみよう・・・と。
    ということで、この日はゆっくりホテルで
   なんだかわからん、ドタバタ喜劇のドラマを見て、シャワーを浴び、
   お休み~~
    問題は明日だ。
    ・・・で、どうなったかって?
   この続きも、また明日。

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2016年5月30日 (月)

中国旅行・江南の春を求めて 39 - 到楓渓

  楓渓フン・シィ にやってまいりました。

U18721267972289395700fm21gp0   ここでの目的は、
  もちろん、その古鎮の風景を愉しむためではありますが、
  ここが特殊?なのはもう一つ、いや、二つか?目的が他にも
  ありまして、旅に出る前から、ちょっと期待しておりました。
   上海から近いです。日帰り十分可能です。
   で、この古鎮で目指すは、一つは「農民画」と呼ばれる絵、
  もう一つは、ここもまた陶器で有名らしく、その陶器も他の町と違う
  のは、陶器で作った人形が有名とのことを何かで読んだ??見た?
  からで、それを見たいが為に、ちょっと時間が窮屈なんですが、
  やって参りました。
   宿泊はしない予定ですので、夕方までに見終わって上海へ戻る
  予定です。
  できるだけ、効率よく?見て回りたいので、まずは絶対に見たい!
  という、その「農民画」が見られる、専門美術館??があるという
  ではないですか!先ずは目指すはそこでしょ!!
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   ってんで、探してやってきたのが、
  美術館??ってにはちょっと・・・
   もっと、そのこれに力入れた方がいいですよ。
   観光資源としてもっとこう認識された方がよろしいかと。
U8039142953413345492fm21gp0   これはもう、他にはまけない、観光資源です。
   これ、もっと前面にうちだしましょうよ! 楓渓政府のみなさん!
    好いと思いますよ。
    いろんな作家さんもおられるようですし、
  こらからだって、若い世代のそうした人たちを育てる、条件を
  整えるべきですよ、この町の指導者たちは。
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   ぜひ、それをお願いしたいですね・・・って、誰に??
    陶器城もちょっと覗いて、
   こちらはこちらで、あんまりにも雑然としていて、
   これまたちょっとね、工夫がいるでしょ。
    もっと、纏まって作品が見れる場所があるなら、
   そこも行って見たかったのですが、
  残念ながら、時間切れ~~
   そして、わたしの旅もそろそろ時間切れ、です。
   上海へ戻り、帰り支度をしなくてはなりません。
   明日また、上海へ宿泊し、それでこの度も終わりです。
  思えば、長~い旅です。
   ようやく?終わりが見えてきました。
   明日は、上海で最後の調整日。
   ちょっと、体も休めないとね・・・
   毎日、毎日、かなりの距離をこれで歩いてますからね・・・。
    今晩はこれから帰って、
   ホテルはもう部屋がとってあるし、
   出かける時、ホテルに預けた大きなトランクを取り出して、
   夜は荷造りだな・・・と思いながら、
   帰りのバスにのり、ぼんやり、この旅のことを振り返っていた。

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2016年5月28日 (土)

今週の中国語 - 「智能手机 ヂィ・ノン・ショゥ・ジィ」

  今週の中国語は、智能手机 ヂィ・ノン・ショゥ・ジィ

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   これ。
    ご存知??携帯は、中国語では、手の機械?と書いて
  手機 但し、後ろの字は、簡体字では、机になりますので、
  これで、中国語をやってない人には分からなくなってしまいますが、
  中国語を習ってる、習ったことのある人なら大丈夫、
   機 = 机 に変換。
  ってことで、ここまでは好いですか。
   手の机=機械、で、携帯電話。
   さらに、智能が付いてますよね、
  これが、まぁ、賢い??んですね、賢い携帯。
  でもって、智能手机が、スマホに。
    あとはもう、いろいろ中国でも各社発売しておりますので、
   例えばこちらは
                苹果6  ↓
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    アップルは中国語ではそのまま、リンゴでして
  リンゴは中国語では、苹果ピン・グォ
 ってんで、苹果6。
    まぁ、これは覚える必要がないので、
    智能手机は覚えていただいて、使ってください。
    旅行で日本へいらっしゃる大体の方がお持ちになってます。
   そして、日本でも使ってますね。
    あれで、全て調べよう!ってわけです。
   時には、あんなかに相応しいアプリがないなら、
   直接、中国にいる日本通に友人に電話して、
   その人間がそのままアプリの役割を果たす、ってなやり方です。
   いまじゃ、中国の人たちにとって、なくてはならない、携帯。
   どこでも、いつでも、やってますね。
    そして、
U3207168704448684882fm21gp0    こんないたずらもやってます。
    最近では、よく名画の登場人物に智能手机を持たせた
   画を作り上げて遊んでますよ。
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    ちょっと、気づかないうちに、
   名画の登場人物がいつの間にか・・・携帯をてにしてる・・・。
 
    智能手机の使い方を間違えてはいけません。

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2016年5月27日 (金)

中国旅行・江南の春を求めて 38 - 楓渓へ

  結局、周荘からの便は、上海への便が多いので一旦、上海へ。

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   そっから出直した方が早い?だろう・・・と判断。
  もう一か所、行けるような気がする。今日、4月1日。あと二日帰国
  まである。当然この近くだ。朱家角ズゥ・ジャァ・ジャォは何年か前に
  行っているし、出発前に何処で見たかも忘れたが、一枚の画が記憶に
  残っている。楓渓フン・シィ という町へ行きたいな・・・と思った。
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   確か、上海からはそう遠くないはずだ。
   一旦バスで上海へ戻り、もし、時間に余裕があれば、上海のホテルへ
  荷物を預け、直ぐに出て、夜までに上海のそのホテルへ戻る。
   そうすれば、宿泊の心配もいらない。
   初めての古鎮へ行くには、やはり、どの程度の規模の町かも分からず、
  多少は宿の心配もしなくてはならないし、そろそろ、帰国便に合わせて
  この近くを離れたくない。
 
   ・・・となれば、朝早くに移動しておいた方が好い。
    確か?昨日着いたときに見たバスターミナルの表示では、9時頃に
   1本、上海行があったはずだ・・・・
   こうしてはいれない。早速、散歩を切り上げ、宿に戻り、旅立つ支度。
    もうちょっと、事前に考えておけばこんな急がなくとも好いのだが、
   まぁ、これでも、急いでいるうちには入らないし、
    もう、周荘は見終わったし。さて、移動だ。
    上海までのバスは、そう混み合ってもいない。
   朝早いせいだろうか・・・。
    上海のあの、10数日前に上海を離れる時に乗ったバスターミナル
   に、戻ることになる。多分??昼前には戻るので、そのまま・・・
   ホテルはチャックインできないかも知れないが、中国はこの点では
   時に大変助かるのだが、チェックイン時間がかなりいい加減。
    昼前にホテルのフロントに立っても、案外部屋に入れたりする。
    今回もそうであってくれるとありがたい。
    バスターミナルからホテルはすぐ。
    あとは、上海の交通渋滞次第??だ。
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   渋滞もなく、無事??上海へ。
    戻りました!!
    早速、ホテルへ・・・ホラね!
    簡単にチェックインができました。部屋へ荷物を置いてまたすぐに
   出かける。目指すは、楓渓!
    この街、もう一つ、わたしを引き付けるものがある。
    それが、「農民画」
   中国の「農民画」の聖地?らしいではないか。
    「農民画」の規定はよく分かってないのですが、多分??
   発祥が、プロの画家ではなく、農民の人たちが書いていた、
   素朴な画、というわたしの認識。
     それで、私の中の農民画は
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     こんな感じの、
    素朴で、独特の色遣いのもの・・・
    これが、沢山見れるという。
     ・・・・いかなくちゃ!!

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2016年5月26日 (木)

中国旅行・江南の春を求めて 37 - 雨中的古鎮

  周荘、ゾォゥ・ズァン

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   夜、7時。
  食事をしてるあたりから、きっと降り始めたのだと思う。
  食事を終えて外に出て初めて気づいた。
   雨だ!
  そりゃそうだろう、もう旅に出て10日以上が経っている。
  その間、移動はしていたものの、一度も雨に降られていない。
   久々の雨だ。
   そういえば、ここのところ、宿でテレビを見ていても、天気予報
  なるものに注意を払っていなかった。
    急いで宿に戻る。
   その雨は、闇が濃くなる成る程の激しくなり、
   音を立てて降り始めた。
    宿は、平屋で、旧建築物を改装してできているので、
  部屋の中こそ、近代的?で綺麗だが、屋根はどうやらいじって
  ないらしく、屋根裏が狭いのか、雨音がかなり大きく聞こえる。
   それほど、激しい雨なのかも知れない。
U25703354161824116740fm15gp0    夜。雨の中の古鎮を散歩したい、
   と思った。人のあるかない、この古鎮の路地・路地を当てもなく
   勝手に歩いてみたい・・・・と、突然思った。
    散歩に出ようと思って、支度を始めたら、連れに止められた。
   危ないから・・・と言う。
    危なくないだろう?こんな日に外にいる人は少ないし、
    古鎮の中はこれで治安は好い方だろう・・・と・・・は言ったものの、
   雨音は更に激しくなり、これは豪雨だ。
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    結局は、宿の玄関口から外を覗いて、
  散歩は止しにした。
    部屋に戻り、ベットで本を手に、雨音を聴きながらうとうと。
   あぁ~、こんな雨の日はあの本が読みたかったのにな、と
  以前に読んだ本を思い出し、
   この雨音じゃ寝れないんじゃないか??と思ってたら
  いつの間にか寝てしまったらしい。
   翌朝。
    一雨降ったあとのすがすがしい空気を吸いながら、
   雨にまだ濡れている石畳を踏んで散歩した。
    雨は既に止み。
   昨日のあの激しい雨音だと、かなりの量の雨が降ったはずだが、
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   堀割りの水嵩には影響がないようだ。
    雨上がりの空気は、しっとりとしていて、気持ちいい。
    さて、次は何処へ向かおうかな・・・と考えながら歩いていた。
   そろそろ、帰る準備もしなくては。
    帰国便は4月3日だ。
   前日には上海に戻っていたい。
    ・・・となれば、あと一か所くらいは・・・などと、
   考えを巡らせながら古鎮の中を散歩。
    さて、どうしよう・・・。

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2016年5月25日 (水)

中国旅行・江南の春を求めて 36 - 周荘的夜景

 3月31日。3月最後の日。

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  江蘇省・周荘ズォゥ・ズァン。
  日中は天気もよく、少し熱いかな・・・と思えるような好天。
   10数年ぶりに訪れた、周荘の街も間もなく、陽が暮れようと
  している。
    今回、わたしが旅して回った町は、お分かりのように全て
  河がある。堀割のある、古鎮。
   こうした、田舎??街は、その佇まいから、実は雨の風景が
  似合う。雨にけぶった、古い建築物の白壁と、水辺の雨にうたれた
  緑と、雨が濡らす石畳、雨粒が掘割に落ちる水の輪、雨が消す
  周りの雑音、そんな雨の日も一興だ。
   ところが、何としたことが、今回の旅、一回も雨に降られていない。
  まぁ、そう贅沢?も言ってられない。
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   そろそろ、陽が陰り始めたので、
  周荘の夜景を楽しもうと、外へ出た。
   ついでに、ぶらぶら歩いて、食事の店を見つければいい。
 
   この夜景がウリ?なのか、夕方から急に団体客が目立ち始め
  ている。それも若い人が大半の団体客、一体どんな人たちなんだ
  ろうか・・・とぼんやりその人たちを眺めていた。
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   うち、一人の若者が、「暗いですね・・・」と言ってるのが耳に
  入った。んん・・・都会っ子かぁ?
   十分だろう!この明るさで、
   いやいや、これ以上明るくなんかして欲しくないし!
   何で、ここまで来てその都会の明るさを求める?
   小伙子シャォ・フォ・ズ(若者)よ!
   君は間違っている。もし、そんな明るさを求めるならここに
   来ないで、違うところへ君は行くべきだ、
   君がたまたまちょっと暗いな此処は、と思ったにしても、それを
   そういう風に口に出してはいけない。暗くて雰囲気ありますね・・
   位の言い方が出来るようにしなくてはいけない。
   何を求めて此処へやってきたのかが、判っていない。
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                    周荘・古鎮・入り口の門
    門のライトアップもこれくらいで十分。
  なんでもかんでも、ライトアップしりゃぁ好いってもんじゃない。
    もっと、自然と寄り添ってわれわれは暮らすべきで、
   暗い時はその暗さを、闇を楽しみ、
   雨の日はその雨ゆえの風景を楽しんできたのだ。
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   川べりのレストラン??ってな洒落た感じはない、
   川べりの食べ物やさんに落ち着いた。
    相変わらず窓から見える向こう側には団体さんが沢山、やって
   きては、急いで??駆け抜けていく。
    あれも観光だ。
     われわれのように実に効率の悪い観光もある。
   効率どころか、来る予定にもないところで、こうしてくつろいでいる。
   これって、贅沢だなぁ・・・と思えた。
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    珍しく、食事の時にビールを飲んだりしたので、
   それからの写真はいったい何を撮りかったかったのか分からない
   どころか、更にその後ろは
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   こんな感じで用を足していない。
    どうやら、かなり酔ってしまったらしい。
   ・・・・いい旅だ。

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2016年5月24日 (火)

中国旅行・江南の春を求めて 35 - 到周荘

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  ・・・てなわけで、
  全く来る気もなかった、予想だにしなかった、周荘ゾォゥ・ズァンに
  着きました!!
   10数年前に来たときはまだまだ、この水郷の町は観光化が
  進んでおらず、単なる?田舎町の、水辺の綺麗な街、くらいの
  位置づけで、上海からそう遠くはないので、ちょっと足を延ばして・・
  的な、中国人観光客がそのほとんどで、かつ、ここはちょっと見たら
  もうすぐ次へ・・・ってな位置づけでしたよ。
    それが、やはり変わってましたね。
   まず、前回来たときなかった、古鎮に入る為のゲートが設けられて
  ました。ある地域をそっくり観光資源として、そこを囲い、入るには
  その為の入場券を買わなくてはいけません。
   以前はこんなのも無くて、勝手に川辺に近づくと、どこからともなく
  客引きのおばさんやらおじさんがドット押しかけてきて、大概は、
  船に乗らないか?だの、飯を食うならここだ・・・みたいなのが
  賑やかでした。
P3300271
   平日のなんともない?こんな日の割にはまぁまぁの人出。
  バスから降りて、その入場券を買って、さて、
  もう今日はここで一泊かな・・・と思い。
   古鎮の中の宿を探す。
   これがまた、最近流行り??なんでしょうか?
  こうした古い街中に、その古い建築物をおもいっきり改装して、
  超かっこいいホテルを作っちゃう・・・というのが流行ってるらしい。
   それこそ、おれは金あんどォ~的な、
  カッコよく言えば、富裕層ってんですか、そんな人の為の
  ちょっと見栄っ張りな??ホテルがこんなかにもありました。
   カッコいいのは結構なんですが、なんせ宿泊料が高い。
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   都市の中の一流ホテル並み、の一泊のお値段。
  まぁ、ここまできて、そんなところに・・・とはわたしは思わないので、
  値段だけ聞いてさっさと引き上げてきましたが、
    幾らだって・・・何件か当たってるんですが、
    いづれも、1泊、800元(≒1万300円越え)くらいの事を言って
  ましたね~、こっちが渋ると、おまけしますよ、優待しますよ・・ってな
  ことも言ってますが、
Photo
   そこは体よくお断りして、
  われわれは、更にその近くで見つけた安宿へ。
    古鎮の中は全て多分景観条例??的なもので縛りがあるはずで
  高層建築物は無論無理ですし、外見にもなにかしらの規制がかかって
  いるはずですね。
    でも、中はみなさん、それぞれ工夫されて改装されてるので、
  まぁまぁ、快適。
   ・・・ってんで、一休みして、
   その10数年ぶりの、周荘の変わりようを見に、
   ホテルを出て、散策。
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   この日も穏やかな天候で気持ちよい。
   この古鎮も取り立てて、需要無形文化財??的な建築物や
   大昔の大金持ちの大屋敷、てな景点はなくて、
   だたただ、水郷の周辺に並んだ家々が、
   以前はこんなになかったよな・・・ってくらい、お土産屋さんと
   食べるところが。
   これくらい、観光の依存してるんでしょ。
    入場料を取ってるわりには、
   ちょっとこのへん管理がわるいんじゃない、と思わせる処も
   あるが、まぁまぁ、手が回ってないのでしょう。
    もっと工夫が・・・・と考えるが、その一方でいつも迷うのは
   あんまり、観光化されて、現実離れした綺麗さを見せつけられ
   てもなぁ・・・とも思う。
    この、観光整備をやりすぎるとそれが鼻について、
   ただ単に作られた書き割りみたいな街になっちゃうし、
    観光整備を怠って、そのまんまだと、もっと見せる工夫を
   しなさいよ、と思っちゃうし、んん~難しいところだ。
1_2
   いちおうその・・・
   入場料何かをお取りになってるわけですから、
   それに見合った??観光の売りを見せてもらいたいんですがね・・
    とりあえず、しっかり規制が行き届いてるには感じ取れました、
   但し、それって、この古鎮レベルでの管理ではなく、
   恐らくもっと上の、市政府、或いは中央のお達しによるもんでしょうから、
   地元ならでは、地元の工夫も見せて貰いたいものですね・・・
    ってんで、どっかで食事をしながら休もうと、
   掘割を行ったり来たり、
   そろそろ日がかげる頃ともなって、
   古鎮の路地に灯りがともる頃、どっからともなくどやどやと
   団体観光客が押し寄せてきましたよ・・・
   これ、恐らく、上海あたりからの、このあたりの古鎮めぐる
   一日観光の、団体なんじゃないでしょうか。
   それにしても、凄い数だなぁ・・・と感心。

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2016年5月23日 (月)

中国旅行・江南の春を求めて 34 - 旅・旅・旅

  万事休す??のところを、何とかかんとか、偶然につぐ偶然で脱出。

 思えば?あの白タクおじさんもまんざら悪い人ではなかったのかも・・?
 かなり、あせってわれわれの為に、急ぎに急いで荷物など取ってくれて、
 無事バスに~。
  このバスが、周荘ズォゥ・ズァン 行。
  十数年ぶりですね。周荘。
  乗ったバスは、乗り際にその、白タクおじさんが、2元だからねぇ~・・と
 バス料金まで叫んでお知えてくれた。
  路線バスです。わりと綺麗なばすでしたね。
  乗客は、わたしたちが乗り込んでも10人に満たないくらいの。
  料金は、ワンマンバスになってからというもの、多くは前乗り、
 つまりは運転手さんがわから乗って、先に料金を払うやり方。
  多くはこうした路全バスは一律料金で、余程遠くへ行かない限り、その定額
 これたま、何故か多くは2元、これを乗ったらすぐの、運転席そばの箱に
 入れる。あるいは、地元の人はパスのようなものを機械にかざす、そんな
 方式が多い。
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   バスは一路、周荘へ向けて発走っている。
   車窓の風景は、田舎そのもの。
   急いで乗ったせいで、何駅のるのかを確認できなかった。
   まぁ・・・終点らしいから、黙って乗ってりゃいいかぁ・・・と思う。
   それにしても、これこそが我々の旅だな・・・と改めて思う。
  まったく予定も、考えてもいなかった、周荘へ来ることになった。
  ちょっと懐かしい・・・かも。
   旅はこうしたものだ、とわたしは思っている。
  最初から予定された、その先を、予定通りに歩けるなんね最初から
  期待?していない。
    どうなるかも、わからない、どうしたら、好いかもわからない。
  これこそが、旅であり、
   われわれの日々も実は旅をしているのと同じだと思っている。
   予定にないことがつぎつぎに起こり、それに、その時々どうあれば
  好いか、どうあって欲しいかを考えわれわれは暮らしている。
   旅も正に同じです。
   これこそが、旅。
   そして、こうした偶然がもたらした、出会いや、偶然を、どう楽しむかが
  旅の醍醐味でもあります。
 
    さて、このバスでまたまた、始めての体験をしました。
   暫く、走っていたバス、バス停を3つ4つ過ぎた頃でしょうか。
  慌てて乗ったので、運転手さんのすぐそばの空席に腰かけて、こっちは
  やれやれ・・・と冷や汗の引くのを待っていたら、
   バスの運転手さんが、
   あるバス停で停まったその時を利用して、
  「お客さんたち(われわれ二人を指す)旅行ですよね・・・・」
  「はい・・・(何かあるのか)」とわたし。
  「周荘まで・・・ですね・・・」と、運転手さん
  「(ますます不安になり、乗り違えでもしたのか・・)はい、そうです」
  「お客さん達が乗ったあそこから、周荘までは4元なんですよ」
  「あぁ・・・はい、だから4元(一人2元×2人)入れましたよ・・・」
  「いゃ、あの一人、4元なんですけど・・・・」
  「あっはぁ??では、八元??・・・・」
  「はいそうです、お二人で8元ですので、足りません・・・」
   いやぁ~、始めてお会いしました。こんな、遠慮深いというか、
  お客に丁寧に口をきく運転手さん。
   物腰も丁寧。それも、すぐに言わずに今まで言うかどうか迷って
  たんだろうか・・・
    こんな丁寧な人がいるんだぁ、中国にも。
   いやいやいや、運転手さんに限らず、こんなに礼儀正しい人も、
  こんな、相手を気遣った物言いを出来る人がいるんだぁ・・・・
    大概いつものことなら、
  何やってんだぁ!!お前らぁ!!
   さっさと払え!!ぐらいの罵倒は覚悟しなくてはならないのに。
   素晴らしい!!
    客をちゃんと、お客様として認識してる運転手さんが居ましたよ!
  しかも、こんな田舎に!!
    感動しちゃった。
    周荘はともかく、この人に会えただけでも、好かったです。
 

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2016年5月21日 (土)

今週の中国語 - 「峰会フォン・フィ」

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    今週の中国語は
   「峰会 フォン・フィ」
  上の画で大体お判りでしょうが、
   来週から、明日から??その名が頻繁に流れるようになるでしょう。
  サミット、です。
    まったく、そのまま、首脳級会議 ってな言い方もあるんですが、
  どうしても、簡単な方がいいので、二文字ですむ、こちらが
  使われる頻度が多いように思う。
   まぁ、これに冠をつけて、「伊勢志摩峰会」とでもなるんでしょうか??
  でも、中国の人たち、知らんでしょ??伊勢志摩??なんて、
   いやいや、世界中の人だって・・・。
   ちゅうことは、「八国峰会 バァ・グォ・フォン・フィ」かなぁ
     まぁまぁ、そんないくつかの候補はあるものの、
   大事なのはその中身ですよね
     サミットそのものよりも、
  サミットが終わった後の、奥巴馬オー・バァ・バァ大統領の
   広島訪問の方が会議より話題になってますが。
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    ということで、今週の中国語は、サミットでした。
 

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2016年5月20日 (金)

中国旅行・江南の春を求めて 33 - 離開用直

U15505779624014015077fm21gp0_2  江蘇省・古鎮・用直ルゥ・ヂィを離れる。

  好い街でした。
  好い出会いもありました。
  この街、まだまだ整備は遅れていますが、多分、近くに余りに有名な
  蘇州とか、多くの観光客を集める街がありますので、そちらに人も
  取られているから、自分たちの観光の出番はない??と思ってる
  ようですが、ここの行政の方は今少し工夫が必要です。
   もっと、もっと、自分たちの街を売り込む方法はあると思います。
   古鎮はそれぞれ成り立ちやその後の経過で、その後の新しい街を
  すぐ隣り合っている、つまり、古鎮そのもののが街の中に埋没している
  ような位置関係のところもあれば、少し、新しい街との間に距離があって
  古鎮が孤立してあって、そこへの交通などを別に考えなくてはいけない
  つくりとの処があったり、まちまちです。
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   用直ルゥ・ヂェンは、新しい街と隣接していまして、この景観地区を
  でるともうそこが、近代的?街です。
   これはこれで、観光の強みにもなるでしょ。
   大型バスを誘導するような土地の余裕はないようですが、そこが、
  というかそここそが行政の腕の見せ所でしょう。
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   その辺を上手く整備さえすれば、もう一本道路を入ればこうした
  墨絵のような風景が、目に出来るのです。
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   ここんとこを上手いこと、利用して、活用すべきでしょ。
  大きさも、そんなに大きな古鎮ではありませんから、観光客が来て
  宿泊して何日も滞在・・・なんてな古鎮ではないことこは地元の方が
  一番ご存知でしょうから、逆にまたその、小ささを売りに??
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   ・・・と、まぁそれは、用直鎮の行政や、それに携わる人たちが考える
   べきことですので、そちらにお任せして、われわれは・・・・
    次の目的地・・・とは、言っても、行きたいところはあるんですが、
   多分直接は行けない。となれば、またまた、一旦、中継地点の町へ
   移動か??
    蘇州かぁ・・・、同じ所へ戻る・・・ってのが何となくいやなんですね。
    違うところへ移動したい。
   ・・・と、考え考え、新市街地へ出てまいりました。
   歩いていくらでもありません。
    さて、困った。近くにバス停は・・・と、見回してもそれもない。
    タクシー・・・もいない。
   んん・・・またまた誰かに尋ねる。尋ねる人を探す。尋ねて答えて
   くれそうな、ちょっとは地元に詳しそうな人・・・って、見てわかるか??
    おお・・・いたいた、お巡りさん。早速、こっからの移動手段について
   尋ねる。この近くを走ってるバスはこのあたりの本当に近くを結ぶ
   路線バスらしい。・・・で、蘇州にも直は帰れないらしい。まぁ、蘇州には
   行かなくとも別にいいんで・・・、
    そう距離はないはずなんだ。だから、路線さえあれば、大きな移動では
   ない、できれば移動したい。ここでの宿泊でも別段構わないが、もう
   一応見終わってはいるし・・・。
    とりあえず、バス停を尋ねる。彼も何所行があるかは分かってないが、
   バス停?バスターミナル??の場所を教えてくれた。そこまで歩く。
   ・・・あったよ。でもこれ、バスターミナルとは言えない。立て看板すらない。
    待ってる人も・・・。困った。何処へどう行けるかの表示ぐらいはして
   くれよ!と思う。一人バス停で待ってるおばさんは、行き先を尋ねたが、
   結局分からん地名で、どっかの田舎なんでしょう、そこへ移動するらしい。
   ついでに、、蘇州か・・もと来た、銀渓に戻ったっていいんだが・・・、
     ダメだ!まるで分からん。もう一人尋ねたが同じく。
    これは、困った。どうしよう・・・。タクシー・・・がいれば・・・
   バス停のそばには必ず、ひまそう??な白タクのあんちゃんらしき人が
   いる。これには、乗らないようにしている、二つの安全面で危険だから。
   一つは、交通の安全。もう一つは料金面での安全。
    そうは言ってもいられないか?人相の良さそうなお兄ちゃんに相談?
   してみっか・・・この際だから。
    一人にちょっと話しかけてみた。案の定、蘇州までは遠いとか言い始め
   法外な値段を言い出す。そう遠くないはず。時間もそうかからんはず。
    じゃぁ、もっと近い処は?と言ったら。周荘ゾォゥ・ズァンの方が・・
   というから、じゃぁ、そこまではと料金を尋ねると、行きたくない、という。
    交渉決裂だ。もういいや、今夜はどっかこの辺で宿泊だ・・・と
   引き返そうとしたら。そのお兄ちゃん。自分は××時から用があって、
   周荘までは遅れないが、この先に、周荘行が来る、バス停があるから
   そこまでなら・・・という。近いらしい。ただ、バスの時間も何も判って
   ないし、普通の路線バスだと言う。なぁ~んだ、あるんだよ、やっぱ。
   最初からそう言ってくれれば。きっと、われわれが今いるこの場所は
   そうした、要所の道路から外れてるんだよきっと。そこへ行けば、
   バス路線はあるんだ。時間はまぁ分からなくとも、中国のバスは
   田舎のバスでも結構な本数が走ってるはずだから、大丈夫だろう?
   と踏んで、更に料金交渉をして、
    彼の車に乗った。早い話が、村の道路から、町の道路というか
   日本で言うと、国道的な幹線道路までの移動だった。
     直ぐに着いちゃった。ついてあぁ、バス停の印があるわい・・・
   と思って、降りようとしてたら、そのお兄ちゃんが慌てて、
    早く早く、早く降りて!!と、せかせる。なんだよ・・・と
   思ってたら、彼はバックミラーでそのバスが来るのが見えたらしい。
   あれに乗ればいいから・・・早く降りて・・・と焦ってる。
    あぁ・・・、まだ荷物があるし・・・と思って、
   こっちは事情も知らず、何をそんなに急かせてるのか・・と思い、
   まだそういば、ここまでの料金も払ってないし・・・と、
   ゆっくりしてる間に、バスは来たらしく、彼は必死に運転手に
   事情を言って、バスを止めてる。
    ということで、ぎりぎり、彼のおかげで、周荘行バスに
   乗ることができた。
    やれやれ~~

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2016年5月19日 (木)

中国旅行・江南の春を求めて 32 - 用直的画家

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  江蘇省・古鎮・用直ルゥ・ヂィ。
  旅していて偶然出会う何かは多い。とりわけわたしのような旅は
 その繰り返しであり、それを免れることはできない。
  当然、歓迎すべき?偶然もあれば、歓迎せざるべき??偶然も
 あるが、その双方は、偶然という名のもとに、押し寄せてきて拒否
 できない。ならば、いっそ、やってくる全てを歓迎したい!!
  というのがわたしの考え。
  だが、そうは言っても矢張りニンゲン、歓迎すべき偶然に感動し、
 嬉しく思うのは、当然のことです。
  この街で会った偶然は、ほんとうにたまたま、その前を通ったので、
 入って見た。事前には何の予備知識もない。
   ふら~と入った、建物が美術館だった。
   あぁ~個展なんだ。
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  2階建てのこの建物は、この画家の絵が、恐らく30点ぐらい
  かかっていたと思う。
   どれも素晴らし画だった。
   どの画にも魅せられた。
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   多くは、このあたりの風景を題材にとったもので、
  その色彩といい、その構成といい、
   江南そのもの。
   そして、まさにそれは、この度の目的が
  江南の春を求めてやってきたので、ここで、それに
  出会えた。
   実際の江南の季節を旅していて、こうしてまた、それを
  一枚の絵に表現している作家さんの力量に、
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     こんな素晴らしい画家がいるんだぁ~
  やっぱ中国は凄いは!!
   もっともっと、この画家さんの絵がみたいな・・・と思い。
  個展をやってるくらいだから、画集かなにか受付のところで
  買えるんじゃない・・・と思いながら、ゆっくりゆっくり、画廊を一周。
    二階から降りてきて、一階の絵をもう一度鑑賞。
   受付で・・・
  画集・・・
   画集を手に作者紹介欄なんかを読んでたら、
   あれ??この作者の写真、かなり若いですが、若い時の写真??
  だって、受付にいる人が・・・この人みたい??
   ってんで、恐る恐る、尋ねてみました。
   あの~ご本人ですか???
   そのご本人はとっても気さくに、はいはい!と。
  なんだよ、こんな幸運ってあるの、作者ご本人にお直接会えるなんて!
   お話してるし。誰も邪魔しない。
   座ってください・・・とまで言われちゃって。
   ・・・・ということで、いろいろお伺いして、更に厚かましいことに
P3300261
   一緒に、写真に納まっていただいたりして、
  感激、感激、大感激の日です。
    因みにこの大画伯のお名前は
   陳二夫 チン・アール・フゥ  
   とおっしゃる先生でした。
   先生の絵を日本でも展示して見ていただく機会があると
  好いんですがね・・・、誰かいません?スポンサー??
   先生を招待したいです。
   そして、日本で個展を開きたいです。
   んん~、先生の絵も欲しい・・・は、あまりに欲張りでしょ。
   感動、興奮、
  そして、この旅の目的を十二分に味わえた、ひと時でした。
  幸せです。

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2016年5月17日 (火)

中国旅行・江南の春を求めて 31 - 在用直

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   江蘇省・用直ルゥ・ヂィ
  皆さんがご存知のところだと、上海から蘇州スー・ズォゥへ旅される方は
  多いので、その傍ですね、更には、水郷の町として
  周庄ゾォゥ・ズァンという町もありますが、ここの二つの間に位置します。
   昨日説明していた、ルゥ・ヂィのその漢字は上の画の左側の赤い字を
  見てください。こんな漢字です。
   そう大きな古鎮ではないので、歩いてそうですね・・・半日もあれば・・
  見切れるんじゃないでしょうか。
   ・・・ということで、われわれも歩いて・・・ルゥ・ヂィの老街を探索。
P3300243
   大体こうしたところでは、みなさん同じような、ここぞ!ってなところで
  写真撮ってますが、わたしたちも・・・
   と、歩いてるうちに意外なものに出くわしました。
P3300245
   これ、ちょっと見ずらいでしょうが、右側の家、
   お葬式です。
    旅していてこうした風景?に会うのも珍しい。
   また、中国のお葬式自体も都市部では大分変ってきまして、
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   以前の風習に基づかない、やり方に変わりつつあります。
   まぁそって、日本だって同じことが言えますけどね。
    ・・・ってんで、暫し、見学。
   連れが、あんまり他人んちの不幸をずっとみてるのは・・・
   というので、諦めましたが、
    実はもっと見ていたかった。
    できれば、あそこにいる人たちともお話を・・・
   更にできるなら、参加?させていただいて、
   哀悼を・・・と、思ったんですが、さすがにそれは
   いきずりの旅人には遠慮すべきことと思えて、止めた。
    それでも、ずっとこっちの
   この端にいるということは多分?故人との関係も薄そうな
   そんな方と一言二言。
    亡くなった方は、82歳のこの家の当主。
   喪主があの方・・・ってなお話は聞けた。
    まったくの部外者なんで、
   簡単には言えないでしょうが、
   全体の雰囲気として、みなさんが故人を悼み、
   とっても好い雰囲気??のお葬式でした。
    黙祷!!
P3300247
    そんな普通の旅行??では考えられない、
   ぶらぶら歩きをして、
P3300254
    一応?見るべきところも見て・・・さらに先に進むともう
  観光客もまばら。こっちはまでは、普通旅行社は来ないんじゃない??
  ってんで、この先を戻る。
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    この公園は大きいだけ?で、一体何のための建物なのかも
  はっきりせん、建築物があるが、多分これらは近代建築物。
P3300257
   一応周りの風景となじむように建てられてはおります。
   さて、戻ろう、と思い。
  来た道を戻るのもしゃく??なんで、
   違った方から戻る。
   これがラッキーでしたね。
   これまた、偶然。
   当たり前ですが、わたしの旅は全てが偶然。
   事前に読めてるのは何にもなくて、読まないうえに、その場次第。
   だから、偶然に更に偶然が重なって、
   こんな嬉しいことも。
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    これはきっと政府関係か何かの文化的単位ダン・ウェィ(機関)
   なんでしょ、こん中入ったら怒られちゃうかなぁ~
   などと思いながら、
    ふと、ホントにふと、向かいを見たら、
   「××美術展」とありました。
     偶然入ったこの美術展、素晴らしかった。
     個人の作品展ですが、なんと!感動!!
     おまけに?作者ご本人とも会えたし、
     お話も出来た。感動、感動!!の 用直でした。
    ってなお話はまた明日。

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2016年5月16日 (月)

中国旅行・江南の春を求めて 30 - ルゥ・ヂィへ

  ルゥ・ジィのルゥの字が日本にない。用の左肩に一画だけはねる、

     こんな字。
  で後ろに直で、ルゥ・ヂィとなる。
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   小さな赤ちゃんと一緒に乗せられてきた車は、
  あっという間に、錦渓から用直へ。
   多分これって、この赤ちゃんの里帰りにたまたまのわたしたちが
  乗せられた?って感じみたいですよ。
    まぁ、そんなことはこっちはどうでもよくって、
  無事、来たいと思っていた、用直へつきました。
   しかも!
   流石に身内??には優しい中国の人たち、老街の入り口すぐ前で
  降ろしてくれました。
    ありがたい。
    このうしろがもう老街に入り口で、
  ここも同じく河を挟んで狭い道が、昔ながらの路なんでしょうきっと。
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   いまでこそ、その道沿いの家々はみなお店になってますが
  昔はどうだったのか、まぁ・・・こんなもんです。
   道はかなり狭い。
   河もこのあたりはかなり狭い。
   これだと、本当に日用雑貨を運ぶくらいの小さな船が行き来して
  たんでしょ結局。
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    こんな狭い道が右に左に折れてそれぞれ
  数百メートルは続く、そんな雰囲気の区域です。
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   三月末の平日、まだ正午にはならない遅い午前の時間。
  人出はまばら。まぁこんなもんでしょ。
   人が沢山いるより、こっちの方がいいので望むところです。
   大きな古い歴史的建築物はあまりないようです。
  あったのかなぁ・・・、何せなんの知識もガイドブックも持たずに歩いてる
  ので、判っていない。
   古い、古い・・・ってどんくらい古いんでしょう、
   「米屋」ってな、看板の御家が文化財かなにかに指定でもされてるのか
  案内板にはかなりの頻繁で表示されてましたから、
   まぁまぁ、あれが主たる景点だとするなら、知れています。
   博物館的?なものもありましたが、まるでやる気なし。
  その後ろには、これは近代になってから作っただろう・・・と思わせる
  公園がありましたね。
    中国は何度も書いてますがこうした公園でも油断??すると
  とてつもなく広いので、一旦入ってしまえば抜けて出てくるまで暫く
  かかりますので、用心が必要。
    ・・・・と思いながら、恐る恐る入って行くと、
   ちょっと、興味がある、焼き物の展示館があって、看板には焼き物
   体験なんかもできますよ~と折角?書いてるのに、
    何故か、人が少ないせいでしょうか、やっていない。
    おいおい、ここまで足を運ばせておいてなんだよ!!と思う。
  それだったら、それで、何時から何時まではやってる、やってない、の
   表示をしてよ!と思う。
    ホント、中国はそうした表示や案内表示が少なすぎ!!
   かなりがっかりして、またまた公園ですからそんなに路があるわけでも
   なく、もと来た道を帰えりゃんせ・・・てなもんで、
    まわりの樹々の青さを目に、
    三月でこれはうらやましいなぁ・・・・と思いながら引っ返してきました。
    ・・・・とそこに、明光が、
    これが、この旅で、
   もちろん、このルゥ・ヂィでの一番の思い出となるものとの遭遇。
    いやいやぁ~、よかったんですよ、此処へ来て
   ・・・ってなお話はまた明日。

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2016年5月14日 (土)

今週、お勧め本 - 『流リュゥ』 東山彰良

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  これ一冊で台湾のことが、
  台湾人がよくわかる・・・って言いたいんですが、
  やっぱ、予備知識がないと無理かなぁ・・・、
  でも、これ、台湾のことを相当良く知ってる人でも全く、
  小説と言うよりも、ドキュメントでも見るように、そうそう・・・
  と言ってまんま入っていけるでしょうね。
   兎に角、この本の書かれている台湾は、ホンモノです。
   余談ですが、
   この本で、直木賞を御取りになったんですが、
   この回は、もう一方の芥川賞が例のお笑い芸能人の受賞で
   脚光をあび、そちらにばかり目がいったように思えるのが残念。
   彼の責任ではありませんが。
   もう一つ、余談ですが、
   この作家、面白いのは・・・って、作品が面白いんですが、
   なでしょうね、この本の題名、『流りゅう』実にあっさりしてますよね、
   ところがです。中を読んでいただければわかりますが、
   中の中身だし題は、実に長ったらしくてとても??いい加減??
   なんです、これが。
   この作家、意図してこれやってるんでしょうか。
   更にもう一つ、余談ですが、
   作品の中に当然、中国語というか台湾語が出てまいります。
   大概の作家はそれにカタカナをふって、音をとって中国語雰囲気?
   を出すんですが、この作家、音は無視。多くはその意味を採用、
   しかもどちらかと言えば、普段の生活の中で使う汚いことばですね
   それを、そのまま日本語で付けてます。この方法も好いかも・・・。
    ってんで、
   お勧めです。
   是非、ご一読下さい。
    ストーリー??
   そんなもの紹介しません。読んでいただきたいので。
      『流りゅう』東山彰良著  講談社刊  1600円。

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2016年5月13日 (金)

中国旅行・江南の春を訪ねて 29 - 還在錦渓

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  3月30日、朝、
   江南・古鎮・錦渓ジン・シィー、晴れ、気温、朝18度、
  今日も好い天気のようだ。
   習慣で朝、散歩に出かける。宿からそう離れるわけではない。
  その辺をぶらぶらと一周して戻ってくる。
  勿論、街はまだ半分以上寝ている。朝の空気が心地よい。
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   朝早くから仕事している人もいる。
  河のゴミを集めて処理しているらしい。二人であっちへ行っては
  ゴミをすくい、こっちへ・・・とやってるが、手にしてるのは竹のような
  単なる棒??であれではいかにも効率がわるかろう・・と思う。
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   もっとこう、網というかタモとでも言うか、すくいやすい道具で一気に
  こう・・・・と、思うのは日本人的発想だろうか??
   声を掛けてちょっとお話してみたいな、とは思うものの向こうはお仕事中
  邪魔してはいけない。それに、あんまり立ち入ったこともいきなりはちょっと
  ・・・と躊躇していて、お早うございます!とだけ、声を掛けてた。
   応えて何か言ってくれたが、全く何を言われたか分からない??
   んん・・・この辺の方言か??
  もう一人のこっちのおじさんの話すのは何とか分かる、分かるが、全部は
  聞き取れてない。
   やっぱ無理だ。それに、先に考えたような立ち入ったことなど訊ける
  わけがない・・・、じゃぁ!ってんで早々に分かれた。
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   宿に戻って、朝食。サービスだと言ってつけてくれた朝食は、
  つぎつぎにおかずが出てきて、いやぁ~もうこれだけあれば朝は結構
  です、というのに、出してくれる。ありがたい。
   またまた、いつも通り??この街の歩き方の指南をしていただき、
   昨日見逃した区域を歩いて、昼過ぎには戻ってくるだろう・・・と
  いって、宿を出る。
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    この古鎮は、区域は大きくはないと思う。昔はこれくらの
  広さで暮れせたんでしょう。
   ここを外れれば、この先はもう農作地なんだろう。
   あと、この古鎮は幾つかの博物館を擁していて、
  それなりに歴史的物への認識はおありの様ですが、
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   まだまだ、展示の仕方、展示品に対する認識などに工夫が
  必要だ、誰からそうした、その辺のところをこの町の人に
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   指導してくれる人はおらないのだろうか。どっかからそうした人を
  招いて、そのせっかくお持ちのものをうまいこと展示してその価値を
  再認識させてくれるような、展示にしてもらいたい。
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    確かに展示されているものはそれなりの価値があり、それなりに
  保存の必要はあるのでしょうが、いかんせんそれが伝わってこない。
U39714258592215856105fm21gp0   昨日も書いたようにどうやら、観光の資源に目覚めて、多分この街
  古い町並みの新しい町??を作ってるくらいだから、
   やろうと思えばできそうだ。
   実に惜しい。
   まぁ、きっとこれからなんでしょう。
   いつも思うのはニンゲン贅沢なもんで、
  これがまた、あんまり??ってどれ位かは分からんが、整備されすぎると
  これがまたこれで、ちょっと引いちゃう。
   この加減を知ってる人がいる。
   そうした人材を先に見つけ出すことがこの町の課題かも知れない。
  ところで、そうした人って中国の何処にいるんでしょうかね・・??
   大学の建築学科を出た偉い先生なんでしょうか?
   その町の行政の、係なんでしょうか?
   やっぱり行政のトップ??
    誰がどうやって、どっから手がつくのか分かりませんが、
   まだ始まったばかりのこの街の、新しい街づくりはこれからです。
U36929627361827456958fm21gp0  上手くいくといいですね。
    この建築物もかなり古いものを宿としても活用してますが、
   このままでは保存が大変だと思います。
    そろそろ、この町を離れる時がやってきた、
   宿へ戻り、
    次に目指すは、用と言う字の上にノを一画入れたような
   日本にはないこの漢字
    甪ルゥと読みます。その後ろに直が付いて、ルゥ・ヂィ、
   ここも、こっから近いんだが、直接行けるバスはどうやらないらしい。
    車でいきなよ、・・・と宿の主人は簡単に言う。でも、どうやらこの先の
   新し街を歩いていてもタクシーはあんまり見当たらない。
    これから行くなら、車を呼んであげる、・・・という。
   えぇ~白タクかぁ??ちょっと遠慮したいな・・と思ってると、
    自分の弟だという。ルゥ・ヂィに戻るはずだから電話して訊いてみる、
   もし、時間が合えば一緒に行くと好い、
    ・・・・ってんで早速電話、
    結局、そっから1時間半ほども待てば、乗せて行ってもらえる手筈に、
   とんとん拍子??に決まる。
    やってきた、弟さん、まるで似てませんけど・・・?ホントに弟??
   弟分??
    でもまぁ、わたしたちが乗り込む前にもう助手席には子供を抱いた
   女性が乗っていた。
    ご夫婦かと思ったらそれも違うらしい。
    ・・・・ってんで、同乗させていただき、一気に
   ルゥ・ヂィへ
    この先の話はまた来週になります。

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2016年5月12日 (木)

中国旅行・江南の春を求めて 28 - 住在錦渓

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   江蘇省・古鎮・錦渓 ジン・シィ
  に、着きました。 気温、20数度。勿論寒くはないし、熱くもない。
  不冷不熱!ってやつで、歩いていても心地よい。
   この町、多分・・・これ間違えているかも知れませんが、
  昔からある、老街に、最近になって観光用にいろんなものを新たに
  足して、観光に力を入れているんだと思うんですね。
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   これなんかも、明らかに古代風ではありますが、近代建築物
  なのではないでしょうか・・・
   水に映えて実に美しい。
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   散策にもちょっといい。上手くできてる。
  どうも上手すぎる。もともとあったものを新しくしたのだろうか??
  その辺は分からない。
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   老街ラォ・ジェ、古い町並みは確かにそのまま残されてはいるが、
  その先の一角と言うか、付けたされたような新しい町があるように
  思え、そこは昔ながらの建築物の様相は醸し出しているものの、
  どうも最近になってこの一角は・・・ってなところがある。
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   橋を渡って、その区域にはいって、ぶらぶらしてたら、
  その先にこんな宿があった。
   多分、そろそろ午後も遅い時間。やっぱり今日はここ、錦渓で泊まり
  だな・・・と思ってもいた。
    まったく何の気なしに、へぇ~こんな宿ね・・・と思って、
   看板を眺めていた。下に、一泊××円ってな、宣伝看板が。
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    向こう側に水辺も望めるし、古鎮の中なんで静かなんで、
   ここでもいいんじゃない・・・と思って、ふらふら・・・と入って行った。
    部屋見れますかね・・・たばこの臭いダメなんですよね・・・ってな
   話をしながら、二階に案内された。眺めが好い。
   部屋も綺麗。もちろん静か。格安。
    いいんじゃない!となった。
    老板ラォ・バンは、30代後半。ご夫妻でやってるらしい。
   一階角部屋が食堂のようになっていて、その横に一応フロント的
   なものが。
    この横にももう一棟くっついているところもこの宿らしいから、
   多分これ、個人経営で彼らご夫妻のもの・・・らしい。
   いくら田舎?失礼!でも、こんだけの店を構えるには一体どんだけ
   資金がいるんだろう・・・と思った。彼らは若い。なのに・・・・。
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     多分この宿、築後そう経ってはいないと思う。
    これって、どんだけの蓄えがあればできるなのかなぁ・・・と、
    思わせる。
     お二人は、商売人らしく?そつがない。
    朝ご飯は、本当は付かないんですが(この料金では)・・・
    わざわざ遠く外国から来てくださったので、特別サービスね、
    洋食が好いそれとも、お粥のようなののどっちが??とも
   言うし、今晩はどうする・・・?とも訊かれた。
    夜、ここの食堂で食べるなら、どうやらコックを呼んで来て
   料理を提供するらしい。
    今日の宿泊はわれわれだけ??と思ったら、もう一組
   小さな団体(6人)が居て、彼らは外で宴会をするので、ここでは
   夜は食べないらしい。
    ・・・なら、われわれも好いです。
    これから、でかけてその辺を散策し、適当なところで食べます。
   どっか・・お勧めは・・・と尋ねたら、
   何か、ややこしい経路で探すのが難しそうなんで、話をうわの空で
   聴いていた。でも親切。
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    部屋は広く、バスタブこそないものの、シャワー室は清潔、新しい。
   ・・・ということで、またまた荷物を部屋に置いて、
   散策兼食事兼買い物に外へ。
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    宿を出たすぐのところで、犬を連れて散歩をしている人に出くわした。
   それもデカイ犬だ。しかも二匹。なんだ?この町、デカイ犬を飼うのが
   流行ってるのか・・・?
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    この通りのあたりで、丸ごと大きなお店が一件ごと陶器やさんがあった。
   ここは、楽しい。実に種類が多い。
    こんなところで、こんな品揃えでやっていけるのか??と思う。
   やっていけるんでしょう。なんせ、わたしたちだけでこの日、何点も買った。
   大量お買い上げだ!!
  ・・・はいいけど・・・そんなにあの包装用のプチプチもってないんですよね。
   上海のホテルの預けた荷物に大量のプチプチが入ってるのに。
   んん~、おじさんに厳重に新聞紙で何重にお包装してもらう。
   結果、かさばる。これは、今後の移動に差し付かえるか??
   まぁいいやぁ、二人で分けて持てばなんとか・・・・。
   その瀬戸物屋のおじさんにも、翌朝早くに散歩してたら、
   偶然向こうも散歩していて会った。
   向こうも覚えていて、旅行中も散歩の習慣をくずさないのは好いことだ、
  と褒められた??
    夕食は、老街を離れて、少しあるいて新市街地へ入り、
  偶然見つけた、
   回転鍋??料理店で鍋を食べた。
   これ結構傑作。回転すしならぬ、回転鍋、
   基本のだし汁鍋をまず、出汁にも種類がある選んでおいて、
  前を回っている鍋の具材を勝手にとって、自分で一人鍋をする、
   つぎつぎに色んな具材がやってきてみな勝手に選んで楽しそうに
   食べている。
    味はまぁまぁ・・・でもこれ、一人当たりの・・というかお店の
   回転率は余りよいとは言えず、余計なことですが、
   お店の経営なんかを心配しちゃいました。
   お腹もいっぱいになり宿へ帰る・・・・
  おぉ~
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   夕暮れの風景。
  好い一日だった。
   さて、明日は・・・

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2016年5月11日 (水)

中国・江南の春を求めて 27 - 到錦渓

  移動。3月29日、午後、

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  同里のバスターミナルにやってきた。
  多分次に行きたいところ、用直か錦渓か・・・
  とりあえず、また蘇州かどっかに戻らないと、直通があるのかどうかが
  判っていない。
   ターミナルにやってきて、掲示板と料金表をみると・・・やっぱり・・・
  蘇州か周庄に抜けなくてはならいらしい・・・と踏んで、
  ちょっと面倒だが・・・蘇州行きを2枚・・・と言って、チケットを買いました。
  待合室へ・・・、
   出発口は二つしかないから、これで用が足りてるんでしょう。
   ・・・と、何気なく、停まってるバスを見ていたら、
  ナント!「錦渓ジン・シィー」を掲げたバスが後ろの方にあるじゃないですか。
   え~~、なんだぁ~直接行けるんだぁ~~
  ってんで、またまた切符売り場に行って、いま今買ったチケットを出し、
  これ退票したいです。改めて、錦渓行を2枚お願いします!と
   言ったら、窓口の人は
  何やってんの??という、
   ・・・そう言われてもナァ・・・、上の表示板には何にも書いてないし・・・
   ってんで、払い戻しと、新しく買った切符を手に戻る。
   やれやれ、多分距離的にはそう遠くないのは分かったので、
  そんな路線バス的な近距離移動のバスがあれば、助かる。
     ほどなく乗車。乗客は5人。先ほどの切符売り場の中で休んでた
  人が運転手だった。
    ほぼ、路線バス。違うのは始発の処から乗る人だけ、先に切符を
   買い求めていて、途中で乗る人、と言ってもこのバスでは一回しか
   停まらず、一人しか乗り込んで来なかったが・・・。
    移動時間がどれくらいだったのか忘れた。
    そうしないうちに着いちゃった。
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    ・・・・とは言うものの、毎回同じですが、
   降ろされたバス停では、どこがどこやら・・・・
   わたしらの行きたいのは古鎮それも老街という古い町並みのところ、
   ところが、当たり前だが大概降ろされるのは街中のバスターミナル的な
   ところ。こっから、その老街までの道のりとどれ位あんのか??が
   判ってない。
     早速道行く人に尋ねる。
    どうやら、歩いて行けそうな距離らしい。それとても実際あるいてみたら
  ・・・ってこともままあるので油断がならない。
  こう、開けたところから、通り一本抜けたらもうそこが、昔むかしの街並み
  の風情を残した老街、ってこともあれば、
   老街から、ずっと離れた市街地みたいな町もある。
    結局、ここは、そう遠くなかった。
   バス停から橋が見えたんで、多分こうした古鎮はみな水辺にありますので
   多分河がこっちなら、こっちの方面だろう・・・と歩き出す。
    それでも不安なんで、
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   あの~と道端でタバコをくゆらしていた人に尋ねたら、
   彼は何を基準に何を思ってそう言ったのか分からないのだが、
    おぉ~こっからなら遠くないまっすぐ行ってその先は左・・・
   と言っといて、あんたら日本人か??と聞いてくる。
    そうです、旅行です・・・と答えたら、これまた何故か彼は
   おぉ~ア~ミィトゥフ・・・とお経のようなことを言ってた。
    どうやら、南無阿弥陀仏を言ってるんだが、それが日本語だと
   でも思ってるんだろうか??
    彼の言った通り、
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    こ~んな、多分これ最近観光用に設えた橋だとおもいますが、
   古代建築物に似せた橋が架かっていて、その傍に観光案内所も
   あったし、大きな駐車場もあったが、バスは2台ほどしか停まって
   なくて閑散としていた。
    わたしにとっては好都合ですが。
    ここも老街自体は自由に出入りできて、切符は要らないが、
   要所要所の景点や建築物には門票がいるやり方。
    んん・・・ここも大きさが分からない。
   が、今日はここで一泊したほうがいいかもねぇ・・・
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    まだ、陽は高いものの、これから、この老街を見学して、
   叉どっかへ移動は忙しすぎる。
    まぁまぁ、歩きながら宿も探せばいいさ、と相変わらずの気楽さ。
   ここもまた、
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    水辺の、江南の風景そのもの。
   よくそれで、どこかの町とごっちゃにならないですね・・・と、言われた
   ことがあるが、わたしの場合きっと、こうした風景もさることながら、
   これまでも書いているように、その町で触れ合った人たちとの思いでが
   町を印象付けているので、
    風景は似たような風景だが、
    それぞれの町の印象は違っている、というわけです。
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    その先をほんとに何の気なしにブラブラ歩いてた。
   この道がどこへ通じてるかもわかってはいない。
    先の方を何の気なしに、風景に魅かれて左に折れた。
    意外に先の風景は大したことがなく、引き返そうとして、
   道端の看板を見たら、そこが宿だった。
    んん・・・綺麗そうだしここでもいいかな??と思った。
    ・・・・ってんで、またまた突然入っていて、
   部屋空いてます、見れます、の交渉に・・・・で、結局は
   ここに泊まることになった・・・
    というかなりいい加減な旅のその先はまた明日。

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2016年5月10日 (火)

中国旅行・江南の春を求めて 26 - 離開同里

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  江蘇省・古鎮・同里トン・リーを離れようとしています。
 総じていえばこの町、かなりレベルが高かった。
 とりわけ、ここで触れ合った人たちは思い出深い。
 たまたまでしょうが、とっても好い人たちだったし、とても礼儀をわきまえ、
 穏やかで、親切だった。それだけでも、この街に来たかいがあった。
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   着いた直後に会った、そして、親切にも自分が先導してくれて
  宿まで案内してくれた、彼にはその後結局この古鎮の中では会うことが
  できず、ちゃんとお礼を言っていない。
   ちょっと心残りだが、そうそう上手くは会えないだろう。
   ここで、お礼を言っておこう。
   本当にああしたちょっと困っているときに差し伸べられた親切は
  嬉しい。それも無償の親切であり、結局わたしは彼の名さえ知らされて
  いない。同里の人だとは思うが、とても感謝している。
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   宿の小姐にもお世話になった。こうした民宿タイプの宿は増えている。
  それだけに客との距離が近い。その分、そこの主人の果たす役割は
  大きい。彼女が何といっても印象的なのは、中国の人であんなに笑顔を
  いつでも見せている人は少ない。
   どんな話にも笑顔で対応してくれた。サービス業の鏡だ。
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   夜、食事に言ったお店の、大爺ダー・イェは朴訥そのもの。
  なのに、ちゃんと気遣いはしていて、それとなく、ちょうどいい具合に
  寄って来ては何かに世話をしてくれていた。
   他にも結局はわれわれは、宿泊しなかったが、着いた日最初に見に
  いったあの素晴らしい改造ホテルのフロンのお兄さん。
   あなたのああした対応はわたしは、都市部のそれなりのホテルでも
  体験したことがないです。素晴らしい。多分?彼は外国を知っている。
  実体験として知っているのか、知識だけなのかは分からないが、
  ちゃんと分かっている。ホテルフロントマンの何たるかを。
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    退思園トゥ・スゥ・ユァン、 の中で知り合った男性。
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     文革もどき館の前で、わたしに、カメラのケースがポケットから
   落ちそうですよ!と注意してくれた、おばさん。
    みんなみんな、とってもよくしてくれた。
    帰りに、ホテルに預けた荷物を取りに行き、彼女から、
  同里の次はどこへ・・・?尋ねられた。
   実はまだ決めてない・・・・と、言うと、彼女は笑って、
  そんな旅もあるんだ~・・・と言った。
  いずれにしても先ずはまたまたバスターミナルへ、でしょ??と彼女。
  三輪車を呼んであげようか??と言われた。
   えぇ~・・また、三輪車。あれあんまり好まないんですよね・・・
   でもまぁ、大した距離時ないし、少し歩いて疲れてもいるし、
  じゃぁ!ってんでお願いしたら、早速電話。
   ホテルの小路までは入ってこないだろうと思って、外へ出ようとすると
  大丈夫!!ここで待ってて・・・って、え~こんな小路に入ってくるの
  ・・・と思っていると、入ってきちゃいましたよ。
   Uターンできないので、ホテルの庭まで一回入って、方向転換。
   その三輪車タクシーの運転手さんもまた、好い人だった。
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    多分、古鎮の中は車の乗り入れが制限されているのかも。
   他に車もいないので、安全。
   のんびりしたスピードで、
   急ぐのか??と訊かれたから、全く!!と言ったら、
   さらにのんびり走ってくれた。
    周りの景色が目にやさしい。
    人々もやさしい、街でした。
    つぎなるは、またまたこっから遠くない、銀渓イン・シィ
   という古鎮に向かいたいのだが・・・確か・・・
   直接のバスがないような・・・・

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2016年5月 9日 (月)

中国旅行・江南の春を求めて 25 - 同里玩ル一天

 3月29日、江蘇省・同里トン・リー、晴れ、

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  今日も好い天気。
  雨ふらないなぁ・・・、って好いことなんですけどね。
 今日は、朝からこの町・同里トン・リー 見学。
  宿が古鎮の中にあるので、出ればもうそっから観光。
 荷物は宿に預かって、出かける。
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  朝、ちょっと早くに。6時くらいか?散歩に出かけて、古鎮の中の
  小路を颯爽と駆け抜ける、ジョガー(女性)を見かけた。
  着ているものも、何処であんな正式な?運動着を買うんだろう・・・
  と思う。が、この町、蘇州か、思い切って上海まで出れば、そんな
  ウェアーも買えるだろう。
   でも、そうしたモノが買えるというのと、それを実践?するのは
  別の意味がある。健康管理に関心があるかどうか。
   朝ご飯がまだなので、近くの店で早くから空いてる店で簡単な
  朝食を。
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  あとは適当に、古鎮のなかにある、あ~だれこ~だら言う
  曰くつくの建築物を幾つか見学。
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   古鎮見学もこの頃になると、見てみて見て、大体もう同じ様な
  風景を目にすることになる。
   誰それさんのお屋敷は、どこもりっぱで、お~ッとは思うが、
  だから・・?ってな気分にもなろうというものだ。
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   そして、堀割りに緑。花。白壁。
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   穏やかな気候。
   気持ちがいい。
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  老街に戻って、両脇の店をひやかして歩く。
  どの店もそれぞれ、独創的なのは楽しい。
  観光地はこうでなくちゃ。自分に興味があるかどうかは別にして
  通りの表どおりはせめてこうして店をひやかして歩けるくらいの、
  通りがあってほしい。
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   喫茶店もあった。本格的、珈琲が飲めるようだ。
   こんな小さな、田舎の古鎮には珍しいオシャレな店。
   きっと、都会から戻った若い人がやってるんだろうなぁ・・と思う。
   先向かいには、テレビで見たことはあるがこの町ではない、
   あの、文化大革命時代を懐かしむ?専門のお店が。
    これって、そんな服装をして、写真を撮ったり、
    当時を懐かしむ食べ物なんかもあるらしい・・・が
   玄関先で中をそっと覗いていたら
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    多分、そんな世代と勘違いされたのだろうと思うが、
   声を掛けられた。 店の中はこんなポスターやら写真やら
  当時の服装が飾られていた。
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   ただ、悪いが、わたしにはそうした趣味もないし、全く思い入れもない。
   ちょとだけ、覗かせてもらって、早々に退散。
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   昼はまた、堀割のそばの店で、
   昼食をとって、ぶらぶら、午後に街を歩いていたら、
   おおかた見終わった??
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    街の大きさからして、大体見終わった?と思う。
  いやぁ~、のんびりできて好かった。
    もう一泊してもいいんだが・・・
  いやいや、折角来たんですから、この近くにあるまた違う
  古鎮へ移動しますか・・・・
   宿へ戻って、荷物をとって・・・
   それにしても、この同里の人たち、
   好い人に巡り合えた好かったです。
   こんな経験も、少ない。幸運にも恵まれたんでしょうが、
   どうして、この古鎮の人たちはセンスがいいのかも・・・

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2016年5月 7日 (土)

今週の中国語 - 「 嘆気 」タン・チィ・・・溜息です

  今週の中国語と、

  今月の「わたしの見た中国」 ホームページ更新の一緒の
 お知らせです。
  5月号「わたしの見た中国」はテーマが「嘆気」です。
 いつも通り、茶館「隗かい」ホームページの記事をご覧ください。
  は、題名の通り、溜息について書いてます。
  幾つか、文の中では書ききれなかった部分もこれまた
  いつも通り紹介したいのですが、
   現在、ブログは中国旅行の記載が続いておりますので、
  とりあえず、あれが終わってからまた戻ってすこし足して
  書かせていただきますが、
   今日のところは、中国語の勉強という事で・・・
  溜息は、このままの漢字では通じないので
  文にも書いておりますが「嘆息」は日本語にもあるので
  それを思い出していただいて、
  「嘆息」タン・シィは、書き言葉として通じるのですが、
  このまま話す人は少ないので、
   後ろを、「息」じゃなく「気」にしていただきます。
   タン・チィとなります。
  「嘆了一口気」とか、言ってますよ。
  日本では、溜息は漏らす・・と言ってますからどっかあまり
  おおぴらにはせずに、そっと・・・的な雰囲気ですが、
   これが、中国では結構・・というか、大体はおおぴらで
  他人に聞かせるためにしてんじゃないの?ってとこが
  ありますね。
   そして、文にも書きましたが、場所を選ばず、時を選ばず、
  男女を・・・ってことなんですが、
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   すぐ目の前で、こんな風に、
  「咳ハ~ィ!!」などと溜息つかられようものなら、
   ちょっとねぇ・・・・。

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2016年5月 6日 (金)

中国旅行・江南の春を求めて 24 ー 同里的私家菜

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  江蘇・同里トン・リーの夜。着いたばかり。
 ようやく?宿も決まった。あとは・・・おっと寝る前に何か食べなくちゃ、と
 宿の可愛い小姐に訊いたら、すごそばだが、このあたり小さな小路が
 多くて分かりづらいし、暗いし、迷子にならないか心配・・・というのを
 無視?して、出たのはいいが確かに暗い。
   右に二回、左に一回・・・だったか?さて、曲がってはみたものの・・
 もちろん?看板なんかはない。
  これは、ヒトんちの庭に入り込んじゃったんじゃないの・・・と不安に
 なってると、大勢の笑い声が聞こえてきた。
   灯りもある。中にはには幾つかテーブルも出ている・・・
 大爺 ダーイェ! この先の宿で聞いてきたんですけど、あの~
  ここって、紹介されたんですけど・・・ここですかね??
 大爺は、 電話あったよ。ミー・チ・リンだろ??
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   そんな名だったけ??それだとあの「ミシュラン」みたいだけど・・
  まぁ、そんなことはどうでもいいや、お腹が空いてるんだ
  おお~ここは、最近中国でも流行の「私家菜スー・ジャァ・ツァィ
 (それぞれのコックの腕が自慢の料理を出す)」がウリなのか、
   向こうの方の笑い声は、酒が入った、小グループが盛り上がり、
  だった。こちらにもう一部屋ある。そこは扉(あの折りたたみの)が
  閉まっていて客はいるようだが、静か。
   庭の真ん中の卓を勧められた。
   足元には黒い犬が。暗闇に黒い犬で気づかなかった。
  ふんづけちゃったりしたら、どうするの・・犬はずっとこっちを睨んでる。
  メニューを見てると、どれもよく分からん料理名。
  お勧めは、鴨を丸ごと中に詰め物をした料理らしい。
  説明を聞いてるとコレって、韓国料理にもこんなのありますよね・・・って
  やつ。辛くないですか?と尋ねたら、一点ル也不辛(ちっとも・・)って
  から、それにした。したが、それではすまない、ちょっと見に来い・・と
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  ここん家の独特の調味料の中で煮込んであるらしいのだが、
  どれくらいの大きさのがいいですか??って・・・、二人で食べるんですから
  大概想像が付きそうなもんでしょ・・・とは思うが、
   中国の人は見栄っ張り?が多いんで、きっとデカいやつじゃないと文句
  が出るのかもね。こっちはそんなもん無いんで、小さいやつでお願い
  しますよ、それに、他にも食べたいでしょ。
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    野菜だって、とらなくちゃ・・・ってんで、
   頼んでるうちにますます、小グループは酒の勢いもあってか、
   盛り上がってる。
    こっちの部屋も、扉が開いて中が見えた。
    ・・・・なんだろうなぁ・・・中国も今は食事中もそれぞれがスマホを
   いじり、何人いても静かなはずだ。何で皆で楽しく食する折角の?
   機会に皆が皆、スマホをいじって、会話もない・・・・
    一体何がしたいんだ中国人!あんたらのあの「食」にかける
   情熱はどうした?中国の若者よ!間違ってますよ!!
     美味しいものが目の前にあり、仲の好い友がすぐ前にいて、
   卓を囲んで・・・スマホかよ!(゚Д゚)ハァ?
    ってことで、彼らはほっといて、二人の食事は
   大満足!足元の犬も・・・多分大満足!!
   大爺 ダー・イェ、ご馳走様でした!
    ってんでまたまた
U26695393102610506332fm11gp0   暗~い、小路を抜けて、無事、宿の戻れた!
   「回来了!!(お帰り!)」と、小姐はどこまでも明るい。
   おかげで美味しものにありつけましたよ、ありがとう・・・
   ところで、あんたの名前ですが・・・ミー・チィ・ラン・・・?っての?
   「不対、不対(違いますよ)!」 「誰説的?(誰が言ったの)」
   この娘は何を言っても笑顔で楽しそうに対応してくれる。
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   韓国には行ったことがあるが、
   是非日本に行って見たい・・・という。
    おぉ~、日本!いいですよ、北海道来てくださいよ!
   北海道って・・・あなた達北海道でしょ??
    そうそう、北海道。寒いよぉ~・・
   ・・・ってお客さん、もっと好い処を言ってくださいよ。
   ハハハ・・・それもそうだ。兎に角来てみなくちゃ・・
   ・・・・んん、映画見ました「非誠勿擾」あれ・・・
   ハハハ・・・アレ北海道のまた北の方ね、わたしたちは南のはじ。
    もうすぐ桜ですね・・日本の桜綺麗だって・・・見てみたいな。
    もう南は桜終わってるでしょうね、日本はほら縦に長いから・・
   そうですか、そんなに違います?
    違うんだよね・・・中国ほどじゃないけど・・・だから料理も・・・
    土地土地で違うんだよねぇ・・・
   それは中国でも同じですよ、明日はここの特産を食べて帰って
   下さいよ、例えば・・・
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    いまいま、食べ終わったばかりなのに、
   このあと、またまた、食べ物の話で盛り上がった。
 
    暫く話したあと、
   今日見た、若者の食事中の各個人スマホいじりの様子を話した。
    彼女もそう思う、という。
    でも、最近ホントにそうした人が多いんだという。
   多分・・・と言って、
    そうした人、そうした若者は、都市部の人が多いという、
    恐らく今日見たその若者たちもどっか大きな都市の人たちだと
    思う、ここの土地の人ではない、
   ・・・と誇らしげに言っていた。
    同里の人たち、今のところ会う人会う人が好い人なんで、
    わたしの中でこの町の評価はかなり高い、
    更に、次の日になるが、
    朝・・・散歩をしていたら
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    ジョガーに会った。
   古鎮の中を颯爽と、その人は走っていた、
   いいなぁ~と思って暫し見とれて終った。
    この町、どうしてそんな進んでる??んだ。
 

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2016年5月 5日 (木)

中国旅行・江南の春を訪ねて 23 - 同里的好人

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   同里トン・リー に着きました。
 途中ちょっと手間取って、もう少し早めにここに入る予定でしたが、
 なんせ、距離感も・・・たぶんそう遠くはないはずだ・・・ってくらいの理解での
 移動はいくらなんでもちょっと無謀?かも。
  着いたのはいいんですが、もう日が暮れようとしています。
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   わたしは日本に居ても夜遊びはしないので、夜に弱い??
  暗くなると同時にちょっと不安になりますね。子どもみたい。
  まして、全く知らない土地。右も左も分からない。
  バス停からこの古鎮に入って行って、その広さも分かっていなければ
  ましてや、何処に何があるかなど皆目分からない。
    ・・・さて・・・どうしたものか。まずは宿探しだよ!宿!!
   その宿は・・・と周りを見回しても見当たらない。当然だ。高い建物
  などこの付近にはない。都市景観とやらで制限されてるのかも・・・。
   ・・・と、その時!!
U37106507824132046460fm21gp0    後ろからきてわれわれを追い抜いて行った若者・・・
  服装からして、公安か??んん保安バォ・アンかなぁ・・?
  とにかくそっちの方面の人。あの服装はそうだ!
   多分?この古鎮を担当する、小区保安と呼ばれるような、地域を
  担当する保安官関係の仕事をしてる人だろう・・・と思う。
    この好機会を逃す手はない。
  早速、声をかけて彼に尋ねてみる。
   この古鎮の中に泊まるところはないだろうか・・たった今着いたが
  宿が決まってない、できればこの近くが・・・・、
    二人?と彼。大きなホテルはない。
    いやいや、ホテルでなくて構いません。古鎮の中の古風なそんな
  宿の方がいいんですけど・・・因みに、中国人ではないので外国人が
  泊まれるような・・・。
    日本人なの??
U5838588642033549509fm21gp0
    ついてきて、古鎮の中の路を説明するのは難しいから。一緒に。
   え~、そりゃまた、悪いですね・・、時間を取らせちゃって・・・
    いま、夕食を食べ終わってこれから散歩しようと思ってたから
   丁度いいや、腹ごなしになるし、じゃぁ!行きましょう!!と
 
     さっさと、先を歩く。
    時々振り返っては、曲がりますよ・・・等と言って、小さな小路を
   抜けて、彼が案内したのは、古い建物を改装してホテルにした
   素晴らしい宿。かなり凝ってる。飾りつけからなにから、高級。
U26243005223313629577fm21gp0
    ここなら、泊まれるから・・・と言って彼はささっとどっかへ行って
   終う。あれ、まだ、ちゃんとお礼も言えてないし・・ちょっと待ってよ!
   と思う間もなく、見えなくなっちゃった。
     このホテル、ホントに凄い。ここまでやるか!ってくらい、近代的な
   サービスとこの古い古い環境を売りにしてるらしい。
    フロントのお兄さんも、あぁ~中国にこんな丁寧な言葉遣いをする
   人もいるんだぁ~ってくらい、サービス業を知ってる。
    宿泊客も欧州の人が多いらしく、後から来た人も・・・。彼はすぐに
   英語にスイッチ。対応してる。日本語は出来ないようで、部屋の写真を
   見せて貰った。素晴らしい。バスタブもあるという。
    ・・・ところが、素晴らしいだけに、値段も素晴らしかった。
    んん・・・考えた。記念に?こんなとこに泊まってもいいいが、もう時間
   も時間だし、部屋に入って寝るだけ・・・、明日朝にはもう出かけてここら
   を見学。多分滞在時間、10時間位か??
     結局・・・迷いに迷って、ケチなわたしは止した。
    で、そのフロントのお兄さんに、この近くにも宿ありますかね・・?と
   尋ねてみた。しかも、ここより安い・・・というちょっと失礼な条件を付けても
   彼は嫌な顔一つせず、「有的ヨゥ・ダ ・・・ありますとも・・」と笑顔。
    んん・・・サービス業に徹してる。彼は何処でこんな勉強したんだ??
    ただ・・・、古鎮の中は路が狭く曲がりが多いので分かりづらいです。
   地図を描きましょう、という。距離はそうないのですが・・・と、
   筆を持って書き始めた時、先ほどの保安小伙子シャォ・フォ・ズ 若者
   が・・・、
    どう??決まった??と戻ってきた。
    いま違う宿を紹介して貰い、そこの地図を・・・と言うと、
    あぁ、そこの宿なら、案内してあげる・・・という。えぇ~~また??
   悪いですよ、それじゃぁ。大丈夫自分で行けると思いますよ・・・
    いやいや、近道もあるし、すぐだから・・・と彼。
    結局、ホテルフロントお兄さん、保安若者、わたしの譲り合い??
   の結果、またまた、彼が先頭にたって案内してくれる。
    どこをどう歩いてるかなど待った分からない。
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    すっかり暗くなってしまった。
   曲がって、曲がって、こっちが近道だから・・・と、彼の言うなり。
   突然、行きどまりと思ったその門が、宿だという。
P3290205     ここが宿のフロント。
   でてきたお姉ちゃんは、高校生か?と思えるようなお嬢さん。
   大丈夫かこの人??と思ってると、
    部屋見ます?明日の朝食は??パスポート・・・といやにテキパキ。
   笑顔も絶やさず、可愛い。
    ところで・・・どうやって、ここが分かりました?よく辿り着けましたね?
   と、言われて・・・・
    彼に・・・と、振り返り、保安小伙子を探すと、いない!
    あれ・・・さっき、ここに居た・・・
    あ~彼はすぐに帰りましたよ・・・という。
    事情を話し、何度も先頭に立って案内してもらい世話になったのに
    まだちゃんとお礼も言ってない・・・・。
    好い人だった。とっても助かった。彼が居なければこの宿には・・・。
  P3290204
 
     この宿。古鎮の中にあり、看板も何もない。
    それなのに、手続きを済ませ部屋に入ってから知ったが、二階もあり
    どれくらい部屋数があるのか分からんが、わたしら以外はみんな
    欧米の旅行客であり、それも、どの部屋の客もそれぞれ二三人の
    家族連れでやってきてる。
    ・・・・ん?彼らはどうやってここが分かって来てるんだ・・・?不思議。
      やれやれ、やっと好い人に巡り合えて、心配していた宿も解決。
    ホッとした。
     お嬢ちゃんは常に笑顔で対応してくれる。
     中国でのこんなに笑顔を見るのも珍し。
     好い娘だ。
     今日は幸運に恵まれた。
     こんな好い人たちに会うと、それだけで、この町がとっても好い処
    に思える。それにしても、あの保安お兄ちゃんにきちんとお礼が
    言いたい。明日この古鎮の中で会えるといいのだかが・・・。
      ホッとした、お腹が空いた。
     お嬢ちゃんに、まだ、夜ごはん食べてないので・・・というと、
    この宿には食堂はないが、近くに知り合いの大爺ダァ・イェ お爺さん
    がやってる店がある。そこなら、これから行っても・・・、
     電話しといてあげる・・・、いやいやそんな大げさな・・・
     すぐそこだけど、路が判りづらい、一緒に行きましょう・・・・
    え、叉かよ、大丈夫、結構これで方向感覚は好い方何で迷うような
    ことはないと思うから・・・案内までは必要ないですよ、
     問題は何回曲がるか・・・ですよね。左に2回、右に1回ね。
    ・・・・ってんで、食事へ・・・はいいが
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    暗すぎて不安になる。
   あれ・・こんなとこ行ってこの先に本当に店はあるんだろうか・・・と。
   ところが・・・あるんですね、これが。ちゃんと。
    ここの料理がまた・・・って
   話はまた明日。

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2016年5月 4日 (水)

中国旅行・江南の春を訪ねて 22 - 同里へ

 ちょっと半端な?時間に見終わっちゃった木瀆ムー・ドゥ・・

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  まだ名残惜しいが、ここはこれで、これ以上の広がりは無いらしい。
 この古鎮の中か傍にある、ホテルを探しても良かったのだが・・・、
 午後3時を回っている。このあたりの日暮れは少し遅い。
  明日朝移動するより、先に移動しておいた方が・・・、
  この近くにもう一つ・・・というか、古鎮が幾つかある。その一つ。
  同里トン・リーが近い・・・・はず。
   ただ、何処へどう行けばバス停があるのかが分からない。
   この辺を歩いてる人は矢張り同じく観光客だろうから、知らんだろう。
  それに彼らの多くは大型バスで運ばれてきている。
   地元の人は地元のひとで、あんまりそうした移動はしないのか、関心が
  ないのか、近くへの移動の方法を意外に知らない。
   旅行案内書の小姐に尋ねた。彼女もハッキリは分からないらしい・・。
  同僚が同里近くの人で時々帰ってるけれど、彼女は今日は勤務してない。
  まさか、電話してまで聞いてくれ・・・とは言えない。
   ・・・ということで、なんでもこの門を出て左に××メーター位行ったところに
  バス停がある、でもそっからは乗り換えなくては行けない。その先のバス停
  は少し大きいので、そこで待ってれば??同里行きはくるだろう・・・・、
   ・・・・だろう・・・って、そんなぁ、不確かな・・・、まぁでもそれを手掛かりに?
  没方法、移動です。・・・とその前に、ちょっと腹ごしらえ、
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   バス停を探しながら、たまたま入った麺やさん。
  綺麗なお店が増えてきた。以前に比べれば・・・だが。こんなところにも。
  それに、頼んだラーメンの丼がオシャレ。んん・・・どこで買うんですかね
  こんなオシャレな陶器。お味も・・・、店も清潔、・・・変わった。
   ついでに・・・同里への生き方を尋ねる。どうやら矢張り店の前のバス停
  からのバスで行けないらしいことが判明。
    とりあえず、教えられた通り、三区乗って降りて、降りたバス停で待って
  待ってると・・・来るだろう・・・と小姐が言ってたバスが来ましたよ!
   正しかったんだぁ~と、納得。
   同里が終点らしい。路線バスというよりも・・・直通バス??
  よく分からん。とにかく、同里まで運んでいただけるなら、ありがたい。
   ・・・と、この様に、わたしは実に度々、ほぼ毎日のように、道を尋ね
   場所を尋ねては歩いてるわけですが、
    どうでしょう、本当の事を教えてくれる人と、間違いと言うかウソ?と
   言っていいのかなぁ、全然違ったことを教えてくれる?割合、
    これが、結構悩ましいくらい、ウソを教えられる。検証すればこっちが
   悪い場合、例えば通りを数え間違えるとか、聞き間違えるとか、の可能性
   を考慮しても、不確かな情報で惑わされる確率はほぼ五分五分かも。
   どんな人が確かで、どんな人が怪しいかも、一概に言えないし分からない。
    まぁ、わたしのようなこんな旅行の形態は珍しいだろうから、一概に悪く
   は言えないが、中国の人たち意外に自分の町や近くの町に興味がない。
    加えて、その町についても、案内板や、記載が少ない。少なすぎ。
    何処を見ても、な~にもヒントがない。
  ・・・・と、結局人に尋ねる。・・・で、尋ねられた人が・・・と、また振り出しに
   戻る。これで、結構時間を無駄にしている。
    ・・・・ただ、それが無駄かどうか・・・・は、決めつけられない。
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    実に度々、旅の途中で、あぁ~あっちの路を通れば・・・とか、
  もう少し早ければ・・・なんてなことは、始終ある。これからもある。
   わたしの旅はそうした、間違いや偶然そのものをも楽しめなければ
  成り立たない。
   もしも、もしも、その場所に、その時に戻れたとしても、戻った時には
  その時とはもう、時間も自分の考えも違ってるわけで、必ずしも後に
  なって考えた、あぁ~あの時に・・・と思った自分とは違う位置にいる。
  ということは、いまあるこの偶然がその全てでありそれらを全て受け入れ
  てこそ、先がある。
    ・・・・これって、旅に限らず、普段の暮らしの中でも同じことが・・・
U901879664738639760fm21gp0    ・・・・と考えているうちにバスは、同里へ・・・・
   ただ、ちょっと時間配分を間違えて、着いた頃にはもう日が暮れなずむ
   事となっていた。
   これは・・・・不味い!!
    まだ、宿も決まってない。
   またしても、始めての土地、
   右も左も分からない!!
    どうしよう・・・・、この古鎮の中にだって、宿はあるだろう。
   んん~・・・困った。ちょっと、困った。バスを降りても、その周辺に
   ホテルらしき灯りはない。
    どっちへ向かえばいいのかも、皆目見当もつかない。
    この町の大きさも分かってない。
    ピンチか??
   ・・・と、その時・・・
    この先はまた明日。

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2016年5月 3日 (火)

中国旅行・江南の春を求めて 21 - 在木瀆

 木瀆ムー・ドゥ と読みます。

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                      呉越古鎮木瀆
  と謳ってるくらいですから、古いんでしょ。
  蘇州から近い。蘇州郊外と言っていい。
  ここもまた、水(河・水運)を利用して発達した町なんでしょ。
  その名の由来も
   地元ガイドさんが案内してるのを傍らで聞いてると、
  「・・××家を建築する際、その邸宅に使う木材が大量で、
   その河を木材が塞いで、船が行き来できなくなった・・・
   瀆ドゥはふさぐ、の意味があり、多くの木でそうなったことから
   木瀆ムー・ドゥという名になった。もともとの名は・・・・」ってな
   説明だった。
   さて、ここは昨日お話したようにまたまた、女性タクシー運転手に
  騙されて?正門ではなく裏口側で降ろされちゃった、
   老街には変わりないが、普通、観光地を訪れるならわざわざ裏口へ
  いきなり行く人はないので、運転手が単に自分の都合でそうしてる。
   結局、カラ?で正門まで歩くと、
  大きなバスも沢山停まる駐車場と、りっぱな観光案内所があった。
   んん~結構、観光に力を入れてるらしい。
  この観光案内所は最近作られたと見えて、綺麗。団体客がつぎつぎ
  やってきている。
   早速、門票を買い求め、老街を歩く自体は切符は必要ないが、
  いくつかの屋敷や、お寺さんが観光スポットしてあった。
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   文字通りの、江南の春を歩いている。
  水ぬるむ頃、穏やかな春の日差し、外からの雑音もここまでは届かない。
  時代をさかのぼったような石畳を歩きながら、河の流れと一緒にそぞろ
  歩く。結構贅沢だ。
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   時折、団体客のかん高い笑い声が聞こえてくる。民族衣装を借りて
  写真を撮るといのが人気のようだ。あちらこちらで、こんな人たちを
  見た。これまた時代を遡ったようで、一興だった。
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   いくつかの有名?な橋もあって、それにはまたその橋の物語がある
  らしく、ガイドさんはその故事を語っていたようだが、教養のないわたし
  には途中から何を言ってるかわからず、その姿のみ楽しむ。
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   何家??だったかもう忘れてしまった。早い話がこの地元の大金持ち
  の大邸宅がこれ。これは想像以上に金持ち?その広さと、確かにこの
  邸宅に使われている木材の数だけでも凄い。中には京劇の役者でも
  よんで演じさえていたのか舞台まである。
   この後ろの庭も凝りに凝っていて、ここを見るだけで相当時間が必要。
P3280182
   沈家だったかな??違ったらごめんなさい。なに家でも構わんが、
   ここのお宅を見れただけでこの木瀆は値あるかも・・・ってくらい、デカい。
   単にデカいばかりではなく凝ってる。こうした設計や建物の配置などを
P3280177
    数百年も前の人たちは一体どうやって、どこから、学んだのだろう。
   このお屋敷と、もう一つ古そうなお寺さんが、重点の観光地点らしい。
    老街の通りを挟むお店も沢山出ている。
    まだこちらは整備されてなくて、まちまち、の感じ。
P3280176    川べりのお茶屋さんで一休み!
   わたしたちの後に入ってきた、10人くらいの男性のみ団体は
   みな高そうなカメラを首にぶら下げ、「今年も来たぞぅ~」と
   言っている。
    台湾から来たらしい。それも毎年来てる。その訳は分からず、 
   何で毎年この時期に来るその理由は分からずじまいだったが、
   お店の人も、「今年もそんな時期になったのねぇ~・・」てな
   ことを言ってる。お店の新米??なのか、一人だけ若いお店の
   お茶を運んだりしてる人は、わたしたちも彼らの仲間と勘違い
   してるらしく、「去年は何人でしたか・・?」ってな事を聞いてくる。
   「・・・いやいや我々は・・・」と言ってると、それを聞きとめた団体の
   一人がふざけて、「彼らは特別参加ですよ・・・」等と言ってる。
    いろいろ聞いてくるから、しょうがなく?日本から旅行で来てる
   ことを告げると、台湾の人たち、こちらが北海道からというのも
   あって、北海道に来たことがありハコダテも訪れた話で盛り上げる。
    例の茶店の店員さんは、ハコダテどころか、北海道もはっきり
   分からないらしく、まだ、わたしたちを台湾から・・・と思ってるらしく、
   それをまた、団体の一人の冗談好きがからかう。
    川べりの茶店でこんなのんびりふざけた話をしていて・・・
   美味しい、お茶と、甘いものがあって、
    暖かい日差しの中、この旅悪くないな・・と思っていた。
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    彼らはまだまだ長そうなので、先に失礼した。
   台湾にも遊びに来い、と言われた。台南に。
   そのあと、われわれは幾つかの店をひやかし、幾つかの建築物を
   みて、河の対岸から見たら彼らはまだお茶していた。
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   向こうの人がお茶する、ということはこういうことなんだ。長い。
  愉しそう。
   ひょっとして??彼らが言っていた「・・・今年も来たぞ~・・」
  の意味は、われわれと同じか??
   「江南の春を求めて」だろうか・・・?
   そうかも知れない。
   ただ、われわれは、また来年ここに・・・とはならんでしょうが。
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   木瀆・・・見終わった。
   好いところだった。
   今日ここに宿泊してもいいんだが・・・さてどうしよう。
   まだ、今日の宿を考えていない。
   とりえず、見終わったんだから、離れますか、木瀆・・・
   ちょっと名残惜しい気もするが。
    ということで、またまた一旦、蘇州へ戻る、
   戻りたい・・・が、バス停が分からない、どっちだ、蘇州へ戻るバス停は
   そうだ!観光案内所のお姉さんに訊いてみなくちゃ。
    ・・・ってことで、また移動です。
   明日は・・・

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2016年5月 2日 (月)

中国旅行・江南の春を求めて⑳ - 江南の古鎮

 さて、どこへ行こう?

  もう少し、宜興イー・シンを見たい気もする。それならば、もう一泊だ。
U1851556596975789fm21gp0   ここに来た目的は確かに、その「紫砂壺ズー・サーフゥ」の里として
 有名なこの町を見たいと思ってやってきた。
  その目的は達した。あと、先に書いた竹林が美しい場所や、全く宗教心は
 ないが、仏教徒なら行くべきこんなお寺もある・・・。
U20752225184152319329fm21gp0  竹林の方に未練はあったものの、結局はこの町を離れることに。
  あと、旅の目的は・・・江南の春をぶらぶらすればいいだけなので、
 この付近をのんびり歩いていれば、十分に「江南の春」は満喫できる
 だろう。だとするなら、あとはこの近くの古鎮をめぐり歩けばそれで目的を
 達する。もう移動は近距離のみ。
  せいぜいが、1時間くらいの移動だ。
  「江南の春」の春、とは・・・江蘇省の南部、を指し、古鎮が多い。
  その多くは、水と関わる。
  水郷の町、そして、南なので春の訪れが早く緑が映える、
  それを際立たせる白壁の旧建築物が、その代表だ。
  この町宜興は太湖が近くにある。水は豊富だ。
  とりあえず、またまた移動の為に、バスターミナルへ。
  きっと、蘇州が近いので、そこが中心となるはずだ。蘇州は何度も訪れて
  いるので、観光の必要はないし、蘇州は古鎮とは言えない。
  そういえば、蘇州に地下鉄が走るようになった・・・・らしい。
  この町(蘇州)は観光地として名をはせているので、多分、それらの収入も
  あって、市の財政的は潤っているのでしょう。
P3270164
   宜興を離れる。もう来ることがないかもなぁ~・・・と思うといつもどの町も
  名残惜しい。
    蘇州までの切符は直ぐ買えた、49元。ちょっと高くないか、これ。
  蘇州もそこそこに大きいのでまたまた、バスターミナルが分かれている。
P3270162
 ちょっと大きなバスターミナルにはこうした
 充電器が備え付けられており、携帯の充電
 サービスがされている。
  ここはたまたま人がいなかったが、どこも
 この周りは人がいっぱい。
  でもほら、充電ってさして直ぐに充電が
 なるってもんでもないので、充電の間は待たなくちゃ
 いけないわけです。
  ・・・ってことは、そんなに早くにバスターミナルに
  やってきて、出発のバスを待ってんですかね?これもきっと、
  バスの切符が手に入りづらいころの名残りで、だんだんそうして
  バスを待つ人が少なくなってきているのかも・・・。
P3270163
   前に何かの時に書きましたが、
  中国の人の、旅または移動を見ていていても、前と大きく違うのは
  その荷物。以前は移動と言えば必ず大きな荷物を抱えて移動してのが
  今はホント、殆ど大きな荷物を抱えてる人がいない。
   変わった。
  バスで移動する人がグンと少なくなった。
   一つは、マイカー移動が増えたから。近距離は特に。
   二つ目は、遠距離は今度はバスが敬遠され、早い列車・動力車へ
  移った。中国式新幹線がその輸送を担っている。
U2266442202429392627fm21gp0    一応冷やかし?で、その宜興新幹線駅を見に行った。
   どこも新しい駅は同じ、
    あぁ~今頃は、ハコダテでも新幹線駅が注目を浴びてるだろうなぁ・・
   と思いながら、
    蘇州へ。蘇州は観光しないので、こっから田舎へ。
   南駅から北駅へ移動。都市を縦断する。
   流石にこの時点では、目的地を定めなくはならないので、
   つぎなる古鎮は、木瀆ムー・ドゥ・・・・ 知りませんよね、
   日本の観光ガイドブックに載ってるのかなぁ・・・、
   蘇州の郊外、ここもまた水郷の町。
    このあたりには、こうした似たような町がいくつも存在している。
    路線バスでも着くが、たまたま、バスターミナルに荷物を預けて
   観光してここへまた戻り、蘇州で一泊か、更に移動できれば次の
   目的地へ,・・・と思い、急いでもないのにタクシーで移動となった。
P3280173
    荷物を預けようと思ったら、コレ!コイン式自動ロッカー。
   んん~こんなものが出来たんだぁ~
P3280174    注意書きを散々眺めたあげく、止した。
    結局荷物はもったまま、大して大きな荷でもないので、それは
   構わないのだが、なんだろうなぁ~、人は沢山いるんだから何も
   こんなところまで器械化しなくとも、人間が預かってくれる預かり所は
   ないものかと探すが、これがない。
    ・・・ってことで、荷物をもったまま外へ出て、タクシーを。
   これが、またまた失敗。先にも書いたように、中国のこうした観光地の
  タクシー運転手さんは申し訳ないが、悪い人が多い。多すぎ。
   料金をボル!なんてなのは常識?で、
   今回の運転手さん、女性。目的地、ムードゥは直ぐに分かって発車。
  先に書いたようにちょいと郊外なもので、この運転手さんも帰り空の車で
  帰るのが嫌さに、そのわたしたちの行きたい、古鎮、老街ラォ・ジェの
  入り口に着かないうちに此処だ!と言って自分の帰りに都合の好い所で
  わたしたちを降ろし、蘇州へ帰るその客をその近くでつかまえ様・・・
  という算段みえみえ。
  老街の門までちゃんと運んでくれなくちゃ、降りないよ・・・というのに
  向こうも頑固で、ここが老街の反対側の入り口だと言ってきかない。
   こっちは、始めての町で地理不案内。
   彼女の言う事はウソではなかった・・・ウソではないが・・・
  こっちから古鎮に入る人は滅多にいない。
   古鎮そのものへの入場券は要らないらしいが、その内のいくつかの
  景点ジン・ディェン(観光スポット)を見るには門票モン・ピャォ(入場券)が
  要るタイプ。
    結局正門まで一旦歩いて、また戻る・・・ということになる。
  車なら大した距離じゃないとないと思う、なんでこんなところで降ろすかなぁ
  ちょっと、この町の印象をまたまた悪くするような運転手にぶつかっちゃった。
U40942879803106638563fm21gp0
      が、断っておきますが、この老街そのものは、素晴らしかったんですね。
   なかなか好かったこの古鎮の
   どう素晴らしいかのお話はまた明日に。

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5・1 停課通知! - 今日の教室はお休みです!

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    函館日中中国語教室、受講生のみなさん!!
     今日、
   5月1日月曜夜の教室は、お休みです!
U452591527822769938fm21gp0       謝謝!
                函館日中友好協会

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