中国旅行・江南の春を求めて⑤ - 七宝へ
七宝 チィ・バォ と読みます。
上海から地下鉄で行ける、古鎮として人気?らしいです。
ただ、ここへ日本人の観光客がどんだけ行ってるか、或いは
この地を知ってる、この地に行きたい?人がどんだけいるか?は疑問。
ここの老街ラォ・ジェ(昔の街道)を歩いていても全く日本が聞こえてきません。
中国語オンリー。たまに広東語?福建語??の観光客たち。
上海体育館から近いです。地下鉄ここが終点ではありません。
でも駅名が「七宝」となってますので、大丈夫。
地下鉄駅からはちょっと、何の表示もないので・・・まぁわたしの場合すぐに
人に尋ねちゃいますが、
さて、何が七つも宝があるのかは結局そんな説明も受けず、ただただ、
老街の川べりを歩いてきただけですが・・・
これがどうしてなかなか好かった!!
上海人が言うには、
‟十年看浦東、百年看外灘、千年看七宝” と言ってるそうです。
いいなぁ~こんな標題??
上手いじゃないですか!
上海の、十年単位の歴史を見るなら浦東(最新流行、万博会場あとなど)を
見ればいいし、百年単位の歴史を見るなら外灘ワィ・タンと呼ばれる、あの
揚子江川べりの建築物やあのあたりを散策すれがいいし、千年単位の
歴史をみるなら七宝へ行け!ってんでしょ。上手いよこの標語。
それが、こちら。
千年の単位であっても、大消費地?その頃は上海と呼ばれてないと思うが
そこに近い場所で、これからわたしが尋ねる場所の多くはそうですが、
早い話、南の船での輸送ですね、昔は北は馬で南は船で、というふうに
その輸送手段の多くが南は船でしたので、こんな川沿いの町が発展した。
それで、こうして水があり、水辺には緑の樹木があり、白壁の家がその
脇に・・・・という景色を求めての旅です。
こんな感じの。
ここの観光スッポトは、
誰々さんの超多くな豪華なお屋敷?的なものはなくて、ただ昔賑わった
一本道をそのまま、両側小さな商店が埋めていて、今は観光客で賑わってる、
・・・という趣向です。
昔の橋が・・・例のあの眼鏡橋のようないくつかかかっていて、その橋もまた
とってもよく景色と合ってました。
ということでか、門票モン・ピィァォ(入場券)も必要なくて、
上の門のあたりを過ぎるともうそんな古色蒼然とした世界が・・・。
その点でも好かったなぁ、勝手に入って行って勝手にみて、
気が向いたら、両側に出ているお店(食べ物屋さんが多い)それも
買って歩きながら食べるようなそんな簡単なお菓子的?食べ物屋さん。
わたしも甘いものには目がないので
左上に見えている、草団子?のような、草餅ってんですか、
中は全く?の餡でしたよ。ツブアン。
美味しかったなぁ~、着きたての感じですよね。
それもちゃ~んともち米。
これ!日本でもいけるでしょ、このまま!!
柴又帝釈天で売っててもいいでしょ!!!
を食べながら、ぶらぶら、小さな通りは時に前の人や後ろの人を
躱さなければぶつかりそうな人出。
平日なのに。それも午後の・・・ってことはこの人たちみ~んな
旅行客?なんでしょうね・・・。わたしもそうだが。
ずっと先の方で奥さんは、嗅豆腐チョゥ・ドウ・フに挑戦したい!!
ってんで、あれ~確か前にも旅先で食べた記憶ありますけど・・・
きっと忘れてんだ。あの強烈な臭いで好きな人は好きだが嫌いな人は
嫌い・・・ってごく当たり前のことですが、有名な一品。
これも一緒に食べましたけどね、ちょっとその個性が?足りない・・
ってか、もっと北方の奴は強烈に臭いですけど。
ここのは、豆腐そのものが美味しいので、な~んだぁ!美味しいじゃない!
ってのが奥さんの感想。
とりあえず、よかったよかった・・・ってことで。
これ以外にも
こんな、あやし~い、食べ物が沢山あって、
お腹さえ受け付けるならもっと試してみたかったなぁ~
明日まだ、七宝です。
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