マージャンは、優れたマネーゲーム
世界中には色んなゲームがある。
その多くは勝ち負けを競い、またその多くは戦を模している。
つまり戦いをその基本において、相手の将をどう射止めるかに
ゲームの醍醐味がある。
さて、麻将。これは明らかにそれとは違う。
スタート時点でもう違っている。
大体、4人でやる。一対一ではなく。
そして、何度もやることが前提になっていて、
最後はずっとその先にある。
牌を見れば一目瞭然。
実に中国的。
萬子マン・ズ、はもうそのまま額面?を表し、
筒子ピン・ズ、はその貨幣の形を模したもだろうし、
索子スォ・ズ、はその筒子のお金を連ねて括る紐だろう、
それが、1~9まであって、それぞれを組み合わせ、
つまり、筒子と索子と萬子を繋げる、お金がひとつながりになる。
(中国では方位はこのように時計回りで
表記する)
これはまだ方位だから、
その“運”のありようとともにまだ分かるが
この、 白 發 中 の三つの牌が
よくわからない。
諸説あるようだが、
わたしは全くそれらとは違い、
發は、中国の人の好きな 發財 ファ・ツァィ 金儲けを、
中は、当たり!中奨ヂォン・ヂァン を、
白は、白費バィ・フェィ 無駄 を、
という誰も唱えない説をかってに名乗ってる。
友人の助言?だと、
それだと、わたしの説は全て近代中国の意味なので、
古代中国からそうした意味合いを持たせるのは無理がある、
というのがその忠告だ。
まぁ、その辺はわたしが勝手に言ってるだけだから好いのだが、
このゲームが優れてマネーゲームだ!
というのには、同調していただいている。
その点でも、やっぱ凄いよな中国文化は!と思う。
そして、このゲーム先にも述べましたが、
中国語の勉強にも相当いいので、機会がありましたらみなさん
麻将しましょうよ。
あとはもう、やるだけ、
あがり?まであともう一歩!
この状態を、テンパイ と言いますね。
聴牌 ティン・パィ です。
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