10年の後、果たして春節は・・・ 増え続ける都市生活者
近代化、は人々を都市に呼び込み、
都市は人々が集まることで更に肥大化を・・・
あらゆる国に、あらゆる国の人たちは、都市を目指す。
都市はあらゆる人々を受け入れる。
都市の暮らしは便利、快適。
そんな人たちも元をただせば、どこか遠く農村や、山奥の人たち。
この大都市への集中具合は、中国では日本の比ではない。
その規模が。
人が集まれば集まるほど、新しい仕事が生まれ、
その仕事に群がる人たちがまた都市へ集まる。
集まった多くの人たちへの利便の為の様々なサービスが都市には
あって、その利便さを求めてまた人は集まる。
都市化と都市への人口の集中は防ぎようがない。
ほぼ、コントロールがきかない。
すでにその許容量をとっくに超えていると思える都市。
それでもまだ、遠くからひとびとは都市を目指す。
春節が終わった。
そうした、都市生活者たちが一年に一度?帰るそんな大移動も
漸く無事?終わった。
この都市へ移り住んだ第一世代が、そろそろ都市生活者第二世代
に移行し始めた中国、
もともと??はこんな田舎の人だったんだ、と
初めて知らされる小さな子供たちは、
お爺ちゃん、お婆ちゃんの田舎で過ごし、
田舎暮らしってこんななのね、と
学習する。
しかし、この次の世代にはもうそうした受け継ぎはなくなるだろう・・・
と、中国で話題になっている。
こうした年越しの有り様、過年グォ・二ェン はこのまま
続くだろうか?と・・・・。
農村部は若者を失い、ますます疲弊し、
都市部はあふれんばかりの人口増加を抑制できず、
ある部分ではすでに許容量を超え問題化している。
あと、10年
中国の未来にこうした風景はあるだろうか?
民族の文化はどうなるのだろう?・・・という問いかけの記事を
目にした。この記者さんなかなか好い!!
故郷で過ごすこうした小さな子供たちの
未来に、果たしてこうした風習がいつまで
伝わるのだろうか。
そしてそれは、伝え無くてはいけないこと
なのか、無くしてもかまわないものだろうか?
との問いかけは、
その後ろにとっても大切な問題を提起していると思える。
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