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2016年2月29日 (月)

「自給率」向上はどうすれば・・・

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    先週、ず~っと日本の「自給率」の低さをナントカせないかん!
 ってなお話をしていて、
  いくつか誤解があった。いくつかご意見を聞かせていただいた。
  ここでいう「自給率」は上のような食料品の「自給率」ではなく、
 最近とみに増えてきた外国からのお客様の相手をする部署での
 その言語対応能力の「自給率」だ。
  因みにここでは当然?中国語でどんだけいらしたお客様の
 対応ができるか?のお話であり、
  現状、そした「自給率」は極端に低く、留学生などに頼ってる。
 
  ・・・・と、ここまでの認識に相違はない。
  こっからだ。
    わたしが言いたいのは、留学生じゃダメだ!という話ではない。
  これは片方で留学生に日本のサービスを知っていただくとても
  よい機会になっている。
   ただ、「自給率」を論じているのはそうしたところに論点はない。
  言いたいのは、「自給率」に限らず何かがある片方に極端に片寄る
  のはよろしくない、と言いたい。
Yjimage_2 ひとつことに、或いは一つの方法だけに
 頼っていたのでは、どっかでそれが
 破城したときに対応が難しい・・・が
 ひとつ。
  自分のことはできれば自分でまかなうのが
 これに限らずいいんじゃないの、
  がひとつ。
 そして、「自給率」を高めると、国内の経済的
 にも好いこと沢山ありますよ、
   が、先週一週間かけての「自給率」のお話だった。
    ここでまた、誤解を恐れずに言うなら
  日本人の外国語学習、についてのわたしの偏見は、
  戦後いくらもしないうちに、ついこの間まで鬼畜米英!!と叫んでいた
  そんな戦後の混乱期にもう「英会話学習法」みたいな本が出版され
  飛ぶように売れた・・・てんでしょ。
   あの当時の日本人のもっていた活力はもういまの若者にはない。
   あの貪欲さ、あの瞬発力、熱意。
   何も失うものがなかったあの当時、怖いものはなにも無かった。
   学ぶには、熱意しかなっかた、条件など求めようもない。
   たった一冊の本、一冊の辞書があればまだ好い方だ。
   ただ、頼るものも無かった。だから自分たちでなんとかしなくては
   ならない。
   今は、学ぶには何でもある。学ぼうと思ったら選択肢は山ほどある。
   条件も機会も恵まれすぎている。
    恵まれすぎている。
    この恵まれる・・・というのも「自給率」や他の事と同じように
   あまりに片寄りすぎると、
    恵まれていることがかならずしも好い方面だけには働かないという
   ことだ。
    先のあの戦後の英語に対するトラウマが、
   いまなお日本人の語学学習に色濃く影を落としている。
   戦後外国語教育もずっとその影におびえて、これまでやってきた。
    そうじゃなくて、
    現場で使えるその人たちの道具としての言語は、
   この学校で習うそれとはまったく違うものだというのも言いたかった。
    そして、それはそんなに難しいことじゃなくて、
   やれば、「自給率」は飛躍的??に上がるはずだと
   思っている。
    だから、「自給率」上げましょう!と言ってる。

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