函館“留学生・私家菜”
在函館の留学生が開いた、厨芸交流会、
参加してまいりました。
留学生がそれぞれに自慢の料理を作り、披露してくれる
というので楽しみして出かけました。
青年センター2階、厨房での調理です。
丁度、いま中国語教室・中級班で先日、
“私家菜スゥ・ジャァ・ツァィ”の話題を勉強していました。
お店での料理に飽きた?中国でちょっと流行った。
それもグルメの人たちは、もう一通り美味しいものを食べては
みたものの・・・どうも味が単調、料理に工夫がない、少し油っこい、
流行っている店ほど店内は煩い・・・などなど、
中国のグルメたちを次に引き付けたのが、この
私家菜 なわけです。
つまり、お店とは違って、その家に伝わる料理を、数限られた人たち
のみに提供する、ごくごく限られた人たち向けの、料理。
古くは北京の旧家に伝わる料理で、北京の町中でひっそりと
誰もがここで料理を提供してるなんてな雰囲気にはない古い家で
提供されていた料理が人気を呼びました。
日本語では隠れ家的?な、口伝えでのみ知ることのできる
秘密の場所は、グルメたちの興味の対象となり、レストラン料理に飽いた
グルメたちがこぞって、そんな私家菜を求めるようになった・・・
というような話題を勉強したところです。
その意味ではこの日の留学生たちの作ったそれぞれの料理は
それこそ、私家菜。
他では食べることができない、
留学生たちのそれぞれの故郷の味が楽しめました。
今回は、残念ながら、留学生のみの参加で、うち日本人はなぜか?
わたし一人。
当然、その日の厨房は全て中国語!
これまた、私家菜の雰囲気を盛り上げてくれました。
ありがとうございました。
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