中国料理における、素菜スゥ・ツァィ
中国料理の醍醐味は、何といってもその食材を一気に調理し、
アツアツを提供するところにありますよね。
まだ、話題は「わたしの見た中国」の
今月号
「素菜スゥ・ツァィ」中国の精進料理、
のところにおります。
かずかずの、美味しいものから、怪しいもの
まで、中国でこれまでいただいてきました。
基本、現地に入ったら現地のものを食す、というのがわたしの
旅のスタイルでして、
その土地土地の料理が、その土地に一番合っているはず、
と思っております。
それでも、まぁ、思わぬところで思わぬ美味しいものに出会ったり、
あの有名な料理をわざわざ食べに行って期待ほどでもなかったり、
のどこにでもある、予想外の出会いもあって、
それでも、総じて言えることは、中国料理は美味しい!!
その食材をどう調理して、どう提供して
くれるかのところに、調理人の腕もありましょうし、
そのお店の培ったものもあるのでしょう。
中国料理は基本、余りその食材のもともとの
味は、大きくはいじらない?ですね。
そうは、言っても日本のように、その食材その
ものを、そのまま、早い話が、ナマ、で提供はあり得ない。
必ず手を加えます。
しかし、西洋のように、それを徹底的に?食材そのものの味を隠す?
ような調理はしません。
ということで、極端に言うと、
調理時間と言う面から見るなら、
切って出すだけの?日本料理ほど、の短縮時間ではないが、
中国料理の調理時間は短い。
材料さえ、切り揃えてあるなら、そっからの作業は、
速い、速い、あっという間に出来上がり。
西洋の料理はここからが長い長い。
中国でのレストランでの注文の仕方はこれまではなかなかに
教養を要するものでしたが、近年になって、メニューも大分変わって
きましたし、写真付きであったりで、教養のないわたしでもナントカ
注文できるようになりました。
以前はですね、
それこそ教養があって、食全体をまず考えることができて、
更には一品一品の、料理のその成り立ちも判っていての、その上で、
自分流のその料理にちょっと手を加えてもらう、という高等?技術を
使えてはじめて、全体の料理が楽しめる、なんてな難しい実は
料理だったんですね。
その長い間かかっての修練?の結果が、コース料理として
残っている。
でこの、取り上げた素菜スゥ・ツァィは昨日もちょっと
書きましたが、その系譜とはちょっと外れたところに
おるわけでして、その意味で、これを食すということは
そのことだけでもう、普段とはちょっと違ううんだ!感
は日本と同じように、いやいや日本以上にあるかも
知れませんね。
ど素人のわたしは、この料理単に文でも書きましたが、
騙された~、えぇ~これが、アレ!! レベルで食べてますが、
食に対する本当の最初の入り口のところで、
中華料理を袖を違えているこの料理、
もっと深淵にいただかなくてはいけないのですが、
まぁ~・・・わたしの興味は今でも、
おぉ~アレがこうなりますか!!的な、
ごくごく浅い部分でしか語れない。
これ以外の部分は他の方の文にお任せしましょう。
ということで、そんな浅~い文ですが、
今月号、「わたしの見た中国」「素菜中国の精進料理」を
ご覧なった上で、
あなたの一番の思い出の中国料理を教えてください。
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