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2015年11月21日 (土)

『團圓』トゥアン・ユァン - 今週のおすすめ電影

U4836770924102704467fm21gp0 いつもはおすすめ本を紹介しておりますが、

  今日は、こちら、おすすめの映画にしました。
 何故かって?それは先週ずっと中国料理の話をしてましたので、
 最近?といっても少し前になりますが、見たこの映画を思い出した
 のがひとつ、
   もうひとつは、これまた少し前のあの、馬英九台湾総督と、
 習近平主席が会うというあの衝撃?のニュースに接し、この映画
 ピッタリ!その二つを描いておりますので、
  これは、紹介しなくては・・・・ということで、この映画です。
  日本でも見れるはず?です。
 邦題は『再会の食卓』だったかな、そんな題でレンタル屋さんでも
 ちらっとパッケージは目にしましたから。
  まぁ、映画を見ていていただくのが一番の早道?ですが、
  この映画、早い話が・・・食事シーンが多いんです。
  それも家族・・・?の、それでこの題『團圓』トゥァン・ユァン
 (一家団欒)となってますが、この一家がちょっと訳あり?複雑、
  で、先のこの大陸と台湾問題(馬×習会談)が後ろにありまして、
  台湾と大陸に別れ別れになった夫婦が再開、
  しかし、大陸に残した妻には再婚相手が、そして子供も。
  台湾で妻を亡くし、上海へ戻ったものの・・・・
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 その三人がこうして食卓を囲み、
 子供たちを交えても食卓を囲み、
 たびたび、食事シーンが。
  それは、レストランでの食事シーンも
 確か一度だけ(かなり前に見てるので
 記憶が不確か、でも確か一度きり)
  出てきますが、毎回の食事は家庭での食事です。
 
   でも、ほらいつもよりはお客さんが台湾からわざわざ?やって
  来ますので、かなり気張った食事ですよね。
   食材を買いに出かけた市場の様子もあります。
   食べながら、語ります。
   お互いの、嵐のような時代を、一度として心休まる時がなかった、
  そんな激流の時代を自分たちは、自分はどう過ごしたか・・・、
  過ごさなくてはいけなかったか・・・。
    ラストは、
   再開から一年後・・・
   元の鞘におさまった夫婦は、上海で新し住まいを手に入れ、
   子供たちを読んで、『團圓』・・・・と思ったら、
   子供たちは皆それぞれの用があって揃わない。
   こう言いますね、確か??
   「あんな狭い家だった時には皆、ろくに食べるものもなく
    窮屈な食卓だった、
    今こうした広い家に移り、皆で少し贅沢な食卓をゆったり
    楽しめるようになったら、今度は皆が集まらなくなった・・・」
   ・・・・同じですね、日本も似たようなもんです、
   ニンゲンの暮らしは、何かを求めようと必死に努力しその
   求めようとしてものに手が届こうとすると、それが実は本当は
   求めていたものの本質ではなく、失ったものに求めるべきものが
   あった、
    という。
    どうぞ、ご覧になってみてください。
   そして、食事のシーンでのテーブルの上の料理じっくり見てください。
    もし、料理にもっと関心があるのでしたらなら、
U1868267899202003353fm21gp0 台湾映画、
 『男女飲食』がおすすめです。
  これ、邦題は確か?『恋人たちの食卓』
  こっちの料理はこの主人公が一流ホテルの
  コック長というだけあった、
  圧倒されます。
  おすすめです。
 

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