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2015年10月10日 (土)

『のろのろ歩け』中島京子 - 今週読んだ本

001  今週読んだ本はこちら、
  中島京子著、文芸春秋社刊、
     『のろのろ歩け』
  作者、中島京子さんは奥付によると1964年生まれ、
  『小さいおうち』で直木賞をおとりになってます。
  『平成大家族』とか、何冊か彼女の作品すでに拝見しております。
  今回の本、
  3つの物語が収められていて、
  その3つともが、舞台が日本ではなく中国、という趣向になってます。
   「北京の春の白い服」   1999年北京
   「時間の向こうの一週間」 2012年上海
   「天燈幸福」              台湾
   の三作品とも愉しめました。
  ここ数年、わたしがそうした作品を選んで?読んでいるせいもあるでしょうが、
  小説の中に出てくる、中国
  小説の中に出てくる、中国人、
  小説の中に出てくる、中国語  の割合がグ~ンと多くなりました。
   お気づきでしたか?
   推理小説なんかでも、中国人がちょこちょこ出てくるようになりまして、
  時折その作品の中でも、片言というか、長いセリフは最初からはちょっと
  読者も付いていけませんので、短いフレーズの中国語が作品の中に
  でてくるのですが、この中国語のカタカナ表記がちょっと気になりますね。
   わたしもこうして文章を書いていて、一般の方?に中国語をお知らせし
  中国語読みで読んで頂きたいと思い、カタカナフリガナを付記してますが、
  どうしてもカタカナでは上手くいかないのであります。

   でもまぁ、みんなが出来る?日本語としては外国語をその国の文字、
  言語以外で日本人に伝えるには、カタカナしかありませんしね・・・。
   苦しい!
   かなり苦しい!!
   この本でもそうです。
   また、この表題『のろのろ歩け』ですが、
  作品中にも出てくるんですが、中国語『慢慢走』man man zou
  マン・マン・ゾゥ のことなんですが、
  それまたちょっと、いただけない。
  『慢慢走』が『のろのろ歩け』ですか・・・・、
   んん・・・もうちょっと何とかならんかったでしょうか?
   わたしの中では「のろのろ」は、ちょっとマイナスイメージしかないですけど・・
  じゃま!・・・みたいな・・・、
   でも、中国語の中でも、この作品の中でも、「慢慢走」には
  そうしたマイナスイメージはないんですがね・・・。
   そのまま、中国語で『慢慢走』という題の方が好かったのでは・・・。

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