中国の絵本・児童書 - 「地球まつり」お礼!
終了いたしました。土曜日(10月24日)ご来場のみなさん、
ありがとうございました。
土曜、当日のブログにご案内を書くという失態にもかかわらず、
多くの市民が訪れて下さいました、ありがとうございました。
今回の「地球まつり」のテーマは、「世界の絵本」という
ことでしたので、函館日中のブースでは、中国の絵本を展示し
ご覧いただきました。
当然のことですが、どの国にもその
それぞれの国で読まれている、愛されて
いる、児童文学書があります。
どの国でも子供たちは絵本から
入り、お母さんたちは子供たちに物語を
聞かせています。
そして、それはアンデルセン童話であったり、
グリム童話であったり、世界中の人から
愛され読まれているそうした、外国のものは
もちろん、中国語でも翻訳され、いろんな版で
読むことが、可能です。
手元にある雑多なそうした、中国で出版されている
絵本のかずかずを当日は見ていただきました。
蔵書はもう少し、数があったのですが、
まぁスペースの関係もあって、そんなに多くの数では
ありませんでしたが、それでも恐らく
こうした地方都市でみることが出来る、中国の絵本
の数としてはまずまずの量があったと思います。
一点、一点を見開いた状態で中の、挿絵なんかも是非
見ていただきたかったのですが、それは流石に無理ですので、ただ
テーブルに本が置かれた状態という、ちょっと絵本には気の毒?な
展示でした。
更に踏み込んで?実は中国の児童書のも
時代とともに、大きな変化がありまして、
それは、本の印刷技術的な面と、
読み手の変化によるものとの、二つの変わり目
があるのですが、そうした点までご紹介したいな
とは思うのの、初めて中国の絵本を目にする方に
そこまでの、興味がおありかどうかも判らず、
かつ、こちら側の準備不足もあって、その点でも不十分でした。
一番の反省は、
中国の絵本、翻訳本が少ないのもあり、かつ、今回は
中国の出版物でご覧いただく目的もありましたので、
本当に?中国の絵本を展示させていただきましたが、
当然、中身は全て漢字表記!!
これはちょっと、少しひらがなが読めるような小さな子に
とっても、とっつきにくかったのでしょう、
その点で、もっともっと実際に自由に手に取って、中をパラパラと
めくって、挿絵なんかも見ていただきたかったのですが、
こちら側の配慮が行き届かず、
手に取って、見るお母さんお父さんの姿があまりなく、
ただ、表紙だけ?眺めてお帰りになったようです。
もっとも?そのお母さん、お父さんにしたところで、この漢字世界は
手に負えないのですが、
でも、これって中国に限らないことで、
他の国の言語で書かれた絵本もまた同じことが言えると思います。
その点、もっと自由に、絵本ですから子供が多少乱暴に扱おうが、
手に取って見ていただきたかったのになぁ・・・と反省しております。
実は、こうした絵本がその国の出版物で見れる機会は、
存外、そうそうにはない機会ではあったのです。
一人だけ、「これ欲しい!!」と言ってくれた男の子がおりました。
残念ですがその本はちょっと差し上げるワケにはいかなかったので、
中国の子供用の小さな小さな豆本的なものを代わりに差し上げて、
ご機嫌をとろうとしたのですが、それは要らない、と言われてしまい
ました。
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