これ、にせ札ジャン! ② - 「わたしの見た中国」
昨日の続きです。中国、にせ札が多い、ってなお話をしました。
そのことを、9月号ウェブ版「わたしの見た中国」に書きました。
今日はその前段の部分のお話を。
中国の人たちの、お札に対する
お金に対する、扱いがどうも日本人の
それと大きく異なり、荒い。
もうちょっと丁寧になりませんかね・・・と
思っていつも見ている。
扱いが荒いから、とうぜん、札はシワクチャ、さらに進んで、破けてる、
ボロボロの状態。
そんな札が出回ってること自体、日本では珍しいでしょ。
これはまぁ、日本ではこんなに過酷に使われた札は、銀行かどこかの
時点でもうはじかれて、流通しなくなりますしね。
あまりにその汚れ具合がひどいので、
ウワッ!このお札触りたくないなぁ・・・・ってなレベルの危険度の札も
見かける。
これは、まぁ今言ったように、新しいものが常に流通するように管理
監督する立場にある人もおるのでしょうが、しかし、中国ではちょっと
それに任せていては無理!解決しそうにない。
ですので、汚す方の人たちにナントカして貰いたい。
とにかく、何であんなに、札をシワクチャにしちゃうかなぁ・・・と、いうと、
余り財布を持つ習慣が無かった頃、今もまだ持たない人沢山いますが、
ポケットにその釣り銭だったり、持ち金だったりを入れるんですが、その際、
きれいに折りたたんで、の人は少なく、大概はグチヤッと手に握った時点
でもう、シワクチャに丸めてそのままポケットへ。
もう一つ、お金を、特に釣銭などを渡す場合ですね、
もう一つ、お金を、特に釣銭などを渡す場合ですね、
日本だともう、大きなお金で払うと、まずは札の部分のお返しをハイ!
まずは、××千円を、と言って札が手に渡り、次に硬貨の部分の
細かい釣りをいくらいくらです、といって渡されるし、
最近だと前にも書きましたが、コンビニで釣り銭を渡されるとき、
受け取る私の掌のその下に、コンビニの店員さんはわざわざ手を添えて、
あたかもわたしが必ず細かな釣銭を落としたりするだろう・・・てな具合の
予防線をはって、しっかり渡される。
中国はまた、この対極にいますね。釣銭は、例えば鉄道の切符を買う
カウンターのようなところで、切符が渡され、次に釣銭だが、細かなその
お金をまるでカウンターにまき散らすように、放ってくる。
こちらは、それを取り逃すまいと、あれ~と言いながら必死にかき集める、
釣銭が合ってるかどうか、どころじゃない、釣銭そのものが逃げて行っちゃう。
あの扱いをほかの方も衝撃的だと見えてときどきお書きになってますが、
その視点は多くは、中国のお客様に対するマナー欠如!的にご主張
ですが、わたしに言わせればあれは、それもあるでしょうが、もっと根本?
のところに、中国の人のお金に対す扱いの荒さ、があると見ています。
何もそんなに荒く扱わなくともいいと思うのですが、
逆に、日本人のように、きち~んとそれも額面別に奇麗に図柄の方角
まで揃えて、入ってる財布、ってのはどんな感じなんでしょ、中国の人には。
また、文にも書きましたが、これこれのつく別の場では、そこへ入れる
お金はピン札!ってな取り決め?結婚式に包むご祝儀の中身とか・・・の
話は、中国の人にとっては、ピンだろうがシワクチャだろうが、同じお金
なのになんでそんなことするか意味分かんなぁ~い・・・てな感じでしょうか。
相変わらず?日本人は細かいよねぇ~って理解でしょうかね、
聞いてみたい。
お金に対する根本的な対応の違いがありますね。
お金に対する根本的な対応の違いがありますね。
時折、ネット上では中国のお金、人民元百元札を使った、遊びというか
お金でこんなことしちゃ駄目だろう、日本人感覚を全く無視した画像を
目にしますが、あれ、日本だとちょっとかなり非難を浴びちゃうか、
相当の抵抗がありそうだし、あって当然。
と、言った具合にそのお金に対するそもそもが違うので、
そのお札をメモ代わりに使っちゃりするお話もちょっと書きましたが、
明日その辺をもう少し詳しく・・・・
明天見!
↓ ↓ ↓
こちらから、ウェブ版「わたしの見た中国」9月号
を、どうぞ合わせてご覧ください。
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