中国の街路樹の思い出 ー 8月号ウェブ版更新
8月号、ウェブ版「わたしの見た中国」更新いたしました。
中国の街路樹。
まぁ、毎回そうですが、ここでは
なんで?そんなことを??
という、あまり他では取り上げられる
ことの少ない、話題を扱っています。
おそらく、マスコミや本や雑誌やらで
こんな中国の街路樹なんかを扱うことはないでしょう。
また、文をお読みいただければわかりますが、
という題になってまして、
これまた、いつも通り、上のリンク部分をクリックしていただけ
ますと、茶館「隗かい」ホームページに飛びます。
文に書きましたように、街路樹ですから・・・・
そうそう違いがあるわけでもなく。
樹木の種類という点でも、どうでしょう世界ではどれくらいの
種類の樹が街路樹として使われているんでしょう?
相当な数でしょうね。でもそれってホラッ!地域が違うわけ
ですから樹の種類も違って当然というか、違えるべきというか、
そうした自然的要素がそうさせてますし、時代によってはその
人気の樹なんかもございましょうし、さらにはその街、町によって
街路樹を植えるにしてもご予算もございましょうし、植えた後の
手入れをどうするかの算段もおありでしょうから、結論、
違って当然、種類は多くて当たりまえ。
南にいけば南の樹が街路樹になっとるわけですよ。
中国もずっと南はもう亜熱帯ですんで、そんな南国風?街路樹が
お出迎え。北だと室内で大事に大事に育てる樹が、野放図に
植えられていて、かつ、大きく太く成長してるのを見るにつけ、
あぁ~こんなんでもちゃんと育つんだぁ~とちょっとガッカリ、
というかちょっと感動。
この点でも、広い国は見ごたえ?がありますね。
街路樹の植え方そのものにも多少?の違いはあるんですが、
まぁまぁ・・・街路樹ですから、
道路に沿って、両側に、(片側街路樹も見たことがある)
一列に整然と、(二列植えもみたことがある)
同じ種類の樹が(バラバラだったのも見た)
整然と(全然、整然じゃなかったのもみた、間隔もまちまち、
道路からの離れ具合もバラバラ)
植わってるのが、「街道樹」。
よく、都市部なんかでですね、街路樹の植わっている
その樹の下は歩道ですからして、樹の根に雨水などがいきわたり
やすい様に、樹の下の部分の舗装を四角くその部分だけ
本来?の土が見えてるようにくり抜いてあるのをご覧になった
ことがおありだと思います。日本だってそうでしょ。
そんで、そのくり抜いた部分は土が露出してて、よく歩道の
舗装部分より一段低くなってたり、中国では穴?になってちょっと
掘り下げられたりしてるのを目にしたことありません?
で、そのちょうど窪んだ部分にですね、
中国だと何故か?そこに歩道のごみでも掃きだめたのか、
はたまた、誰かがそこを通るたびに歩きながらごみを捨てるのか、
そこがごみ箱よろしく、ごみが溜まってたりするんです。
時々あの光景も思い出すなぁ・・・。
日本だとあれはないな。
歩いてるとず~っと等間隔にごみ箱があるような。
そして、何気なく見てると、アイスの包み紙だったり、
何か壊れたのか木片だったり、
野菜の屑だったり。
この風景、街路樹の目的はご存知、緑化、
そして、都市の美観ですよね。なんかこれ逆なんじゃないの?
と思えて歩きながらも不思議な感覚にとらわれるそんなことを
今思い出している。
いつも、ご愛読ありがとうございます。
では、今月号もどうぞよろしく。
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