函館はお盆です - 盂蘭盆会
いつもは余り混まない道路というか地域というか、そんなとこが
あれぇ~何でここクルマが多いの?と思ってたら、
近くにお寺さん、お墓がありました。
そうかぁ!今日はお盆だ!!ってのに気づきましたね。
函館は市内の人たちが、7月盆で
函館中心部をはずれた、同じ市内でも以前は市内でなかった
(函館もご多分に漏れず町村合併で相当大きくなってる)地域は
8月盆と面白いんですが、二つに分かれてまして、
じゃぁ、他の地域から函館へ嫁に来た人はどうなるの?ってぇと、
まぁ函館で1回、実家で1回、2回盆をやるんですね。
中国からの伝来に伴い、かつ、前にも何度も言ってますように、
旧暦と新暦の違いとそのどちらで行事を行うか、
更には、日本文化は色んなものを国外から持ち込みます。
その点で一番多いのは嘗て中国文化を日本へ入れるんですが、
これに限らず、これにっては中国に限らずですね、どの国の文化も
日本へ容易に入れて容易に定着させます、日本って国は。
但し、その取り入れる際にもう既にかなり自分たちの都合の
好いように?変えちゃって、それを入れます。
ですから、元はあっても、日本に入るとかなり日本的なそれ?
になるんですね。それはこのお盆に限らんでしょうが。
で、その日にち設定もかなり自分勝手ですし、内容もすっかり
日本的に変えちゃってます。
赤飯を炊くので、子供心にもこれって何かヘン!
と思って、祖母に何故こんな日?にお目出度いような
お祝いの赤飯を炊くのかを訊いた覚えがありますね。
祖母の答えは、これはもともとは中国の節句で・・・・
ナンタラカンタラで、中国ではナントカで
邪気を払うには、ナントカカントカで、
赤(紅)が必要・・・・ってな説明でしたけど、
子供ですから、説明されても何のことやら判らず、
それよりも祖母の口からその中国の故事が聞けたのが
驚きでしたね。
普段まったくそんなことを感じさせない、祖母でしたので。
本当のことは今でも判りません。それに日本中どこでも赤飯を
食べてはいないようです。
ということで、函館市内の方、今日はクルマの運転気をつけて。
それに夜からは雨になりそう、とのことですよ。
そうだ!盂蘭盆の中国語読みは
ユゥ・ラン・ポン・フィ でした。
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