“方”偏産業の今後 - “爆買い”は日本人が教えた?
新聞を開けば毎日のように、外国人観光客(早い話が中国人観光客)が、
どうたらこうたらのお話を目にすることができます。
マスコミでも、そんな、或いはそれに付随した話が。
だからこの話題、誰でもが知っている。
例えば、よく取り上げられている“爆買い”。
立場を変えて、“爆売り”ってのはないんですかね??
これ、中国人観光客の特権?みたいに報じられてる思いますが、
みなさん!これ、嘗ては日本人が同じことを中国でやっていた、
という自覚は・・・・ないでしょうね・・・。
多分?中国以外でもおやりになってたんでしょうが、わたしが
よく、目にしたのは中国で。
毎日のように日本人ツアー客が訪れるような場所での
日本人のそりゃもうお土産買い、は有名で、どこでも中国の人の
噂になっていましたね、当時。
モノはなかったんですね。それでもお土産
に何か買わなくてはいけなかった?日本人
先ず普通に?飛びつくのがお茶。
中国の人の度肝を抜いたのは、
あんな量のお茶を一度に買うなんてなことは無かった。
それも、中国の人にとってはとてもとても手が出ない高い高い
お茶を事もなげに、大量に買いあさる。これに驚いた。
同時にこんなにお茶って売れるんだ?と感心した。
次にバスが着くと同じように売れた。だからわたしの古い知り合いの
お茶さんは、よく言ってましたよ、
何でもいいから高い好い品をくれ!と言われたり、
大したこともない茶葉をちょっとオシャレな包装にしたらバカ売れした、
日本人用に小さくこまごま一個一個包装して売ったら売れたとか、
中国の人には不思議だったんですよ、そんなに日本人ってお茶好き
なのか、と。
白檀の扇子。これもやたらに買う。
普通扇子なんかはそうそう売れるもんじゃ
ないのに、日本人ツアーが来れば、10本
買う。それも一人で。
或いは、編み物、印材、筆、・・・・買う量がみな中国の人を驚かせた。
“爆買い”ですよ。
旅へ出たなら、家族への、職場への、友人・知人へのお土産を
律儀?に買う。自分のことをさて置いても、お土産買いが大事。
忙しく名所旧跡を巡り、更に美味しいものを求め、お土産を買う。
これみ~んな日本人がやってきたことなんですね。
それをいま、中国の人がやったからといって、なんにそんなに
驚いてんでしょうか?日本の人は??
まぁ、自分の姿は見えないと言いますから、人がやって初めて
なんだこりゃ!とその異様な光景に気づいた、ってとこですかね。
ということで、今日も何だか、そうした人たちが日本でお使いに
なった総額がどうとか、との話題を目にしてますが、
日本人が中国へ落としてきたお金もそんなもんだったでしょ。
かく申すわたしも相当??中国へ落としてきましたよ。
まぁ同じことをやっとるわけですよ。
ただ、違うのはですね、これまた何度も申し上げてますが、
圧倒的にむこうの数が多いので、
これは上手くすると??そうとう儲けになる・・・と多くの人が
踏んでいますが、そこもまた、ちょっと工夫が必要ですよ。
そんな話ももう何度もしていますが、
この話まだ先があります。
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