これからは、“方”偏の時代へーこれが日本の生きる路
と題してちょっと続けてお話をさせて頂く。
もとより、こんな言葉があるわけではなく、わたしが勝手に言っている。
“方”偏の時代。
戦後日本の産業の移り変わりはみなさんご存知の通り。
こと、日本に限らず、どの国も自国を富ませ安定させる為には、
何かで食べて?行かなくてはならない。
資源の豊富にある国はそれを切り売りして、資源があるうちは食べれる。
が、日本のように資源の乏しい国は何かを創りそれを売って食べる。
どの国だってそうやっている。
戦後70年という記念の年。
振り返って、みて日本の歩んできた道をそれぞれは、
“石”偏→“鉄”偏→“糸”偏→“車”偏→“電”→“忄”偏→と
言えなくはないか。
戦後すぐはアメリカの思惑などもあって、
石炭、石油産業に力がそそがれ、
多くの労働がそこへ集約される。
先ずは何よりものを動かすエネルギーの確保だ。
そして、“鉄”へ。
重工業への道を見出し、
更には、重工業から軽工業への変換をはかる
日本に莫大な利益をもたらした
繊維産業。
日本のモノづくり。手先の器用さ。
人的労働に頼る細かな産業を厭わず、日本は伸びる。
最近になって盛んに産業遺産などと呼ばれるものたちは
この辺に存在していた。
順序は多少前後するし互いに重なり合う部分もあるが、
自動車産業が。
この産業はなかなか関連企業が多岐に
渡るのと、時代と共にその製品の形を変え
技術革新で様々なものをそれにのせながら今なお続いてはいる。
モーターバイクやスクーター時代から始まり
いまなお、ハイテク機能を搭載した自動車を
売り込み、これからも科学技術の推移を集めた
製品を送り出し続けることでしょう。
そして、日本が誇る、家電。
このところ、家電メーカーの話題は総じて宜しくない話題なのは
その時代に陰りが見えているかでしょう。東芝しかり、SONYしかり。
家電製品製造業が苦しければ、その下の販売業もまたしかり。
そして、現代へ、
“忄”りっしん偏産業へ。
いちばん判りいいのは、情報ですね、
誰もがこれは気づいてますが、それだけではありません。忄偏産業。
愉の産業、とわたしは言ってますが、人をそうさせる産業ですね
つまりはいわゆるサービス業。そして
快の産業、これまた余り取り上げられませんが、速いを売る産業
例えば外食産業のファーストフード化などですね。
漸くこれからの話に入ります。
わたしがお話したい、日本がこれから食べてゆく?道は恐らく、
“方”かた偏産業になるのではないか?という予測と言うよりはもう
すでにそこへ入っております。
そうです、旅です。
そして旋です。そう回すんです。
やれやれ、今日はどうやら導入部分説明を終わりそうだ。
この続きまた明日。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント