何故そんなにケンカが多いか?について
「わたしの見た中国」今月号の話題は、ケンカ 口少架ツァォ・ジャァ
について、です。
ケンカしてる人何てなのは見かけません、
また、もしそんなことがあったならちょいと
大事ですよね。
それがですね、中国の場合は全然大ごとにならなくて、
周りにたくさんの言うところのギャラリーってんですか?
観衆がいて、公然?と行われているケンカがけっこうまだまだ
普段に見れると思います。
で、日本でも江戸の時代だと、火事と喧嘩は・・・・と言ったくらい
ケンカも見られたんでしょうが、そんな時代に生きてた人はもう
居りませんので、日本のそれは誰も判らないわけですが、
わたしが小さい頃なんかは、ごくたまにですが、ありましたね。
近代ではもうないですね、また、日本の街はケンカが似合わない?
街になっちゃいましたしね。
さて、では何故中国ではまだ見られるかの考察ですが、
一つは、ニンゲン、ケンカをするのは、というか言い争いになるには
相手がおらんくちゃ駄目ですから、相手が必要。そして相手とは
争うんですから、自分の意見や権利や主張を曲げちゃだめですね、
それは相手にも同じように求められて、双方昨日も書いた様に
譲らない。できれば?一歩も譲らない。だからケンカになる。
これ!日本人に出来ないです。日本人はすぐに譲っちゃう。
或いはすぐにあやまっちゃう。だから、ケンカにならない。なれない。
次、ケンカの発端は大概つまらんことでなるらしいのです。
つまり、火種?は小さくともそれを一気に爆発させるものを内在?して
ないと駄目ですね。つまり、普段からふつふつと溜まるものを心の内に
抱いていてですね、一気に爆発!!ってやつですよ。
これって、あるお医者さんに聞いたら、栄養学的にも説明できて
ある種の栄養が足りないと、容易にそうなりやすいんだそうで、
ということは、中華料理に何か問題ありか?とも思ってみましたが
中国の人が全員そうなわけでもなく、まぁその医師の言うのも判り
ますが、それって単にそうした傾向、という意味でしょう。
さっきちょっと書きましたが、街の問題ですね。
例えばですよ、日本のように人がやっとというかナントカすれ違う
だけの細い歩道しかないなら、そこでケンカなんかしてられませんし
ケンカの前に邪魔にされますんで、ケンカしてる人も気まずいでしょ。
で、その点中国は広い歩道を持ってたり、かならず近くに人がいて
そのもめ事の目撃者がそばにいるわけですよ。これがまたケンカに
拍車をかけますよね。どっちが正しいかあんたは見ただろう・・・って
やつですね。
ということで、こうした人も巻き込んでギャラリーが増えます。
もう一つ大事な点は、
時間です。ケンカもそれなりに時間がかかります。ある意味無制限
一本勝負なんです。ですので、時間がないと・・・。
忙しい日本人には無理。ということはこれから中国だって忙しい
サラリーマンが増えだせば、それだけでケンカは少なくなるという
ことじゃないでしょうか。
だんだん見れなくなるんだろうなぁ~それはそれで淋しいか??
んん~・・・・
明日はその実態を。
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