2015年のお正月を振り返る、 春運
やれやれ、中国のお正月も
過ぎ、勤め先に戻った人たちは
今頃、その休みの間の話題で
盛り上がってることでしょう。
ということで、今年2015年の中国のお正月を各方面から
振り返って見ましょう。
ということで、第一日目の今日は、正月前に散々ここでも取り上げた
有名にもなってきた民族の大移動“春運ツゥン・ユン”を。
36億人の移動は、結論から先に言えば、まずまずの出来。
合格点?でしょう。相変わらずちょっと大きな事故もありました。
新疆でのバスの事故あれは2月26日ですから、帰宅途中の事故。
広州の高速道路の事故は、双方の高速道路が止まってしまったりの
騒ぎはありましたが、まぁまぁ、な~んにも無い、のが理想ですが何せ
36億人を移動させるシステムは他のどこの国にもないので、これを
依然と比べてよくなったということになる。
こんな大勢の人が居る、というそのことだけで
管理が大変でしょ。それを無事にそれぞれの行きたい先はお届けする
のはそりゃぁもう、大変だろうな、と同情します。
身分証明書提示義務、というのが効いてます。
それでも、抜け道はあって、そんな人はいるし
そこをつけ狙う悪いのを根絶するのはこれまた
今後の課題でしょうが、これって、多分ですが、一番効く手は、
法の整備や、システムの改良も同時に必要ですが、何よりも一番は
こうした不正手段が「割に合わない」、ようになればいいわけで、それには
切符に限らず、或いは中国に限らずこの問題は、
根本に需要と供給のバランスにあるわけです。
えてしてこれらは、意識的にそのバランスを崩して、そこに価値をつける
ということがありますが、
中国の問題はひとえに、“人”が多い、多すぎる、というところにありまして、
これまた昨日今日始まったことではありませんので、
今後とも課題となるでしょうね。
クルマ社会への意向も、今から手を打っておかないと、そろそろ
中国も若者コトバで言うと“ヤバイ”!!
総じて上手く行ったのは何と言っても、鉄道部門が担ってますが、
こちらも組織内部の問題もあり、大変だったでしょうがなんとか無事
乗り切りました。
めでたし、めでたし。
ホッとする間もなく、もう、今日は
5月1日からの黄金周のチケット発売が始まるそうで、
予約がスタート、またまた忙しくなるんですね。
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