何時から?貧者を喰らう国に
言った人がいる、
中国格差社会を
さしてそう言った。
その本もある。
確かに言い得ている。
中国語に、「格差」という語はない。
差別ツァ・ビィェ とか 差距ツァ・ジゥ とか言っていて、
日本語の「格」のような階級を持たなかったので、
そこの等級差は無視して、単に「差」をその隔たりを
気にしている。
ですので、日本語の言うその「差」の意味する「格」
生活やレベルの問題よりぼやけてる。
この国が拙いのは、まさにその差距が、貧しい人のうえに
大きく依っているところにあって、
ご存知のようにこの国が大きく舵を切った?時に、全ての
社会的な機構はその舵取りに間に合ってないので、
向かう方向が急に変わっても、全体はその方向が変わったこと
すら知らずに、暮らしてきたし、
何よりも拙いのは、その方向転換でさまざまな矛盾が出たのに
その矛盾を被るのは全て貧しい人たちだった。
勿論変わらなければ
ならない部分もあった
が、
何よりも
時間をかける必要があったのに、
時代がそれを許さなかった。
内外ともに大変革の時代、
独りだけ変わらないままというのも出来なかった。
ここは世界的な流れの中で、中国だけがどうこうもできない。
こっからだ。
この国は、というかどの国もずっと低い位置から浮き上がって
くるのだが、その点では間違いなく、どんな国でもどうやっても
浮起来フゥ・チィ・ラィ 好くなってくるには問題ない。
その時同時に起こる様々な問題をどう処理して行くか、
政府のその時の対処こそがその先を分ける。
その時点で先どうなるかの大まかな予測はついていた。
でも、これを言い始めると日本だってとうの昔に老齢化も判ってたし
人口比も見えてたのに、準備出来てたかというと・・・・
その辺はどの国もいま抱えている、問題は違ってもどの国も
抱えている問題はずっと前からみ~んな判ってたのに、
どの国も、さっさと取り組めばいいのに・・・
そうはならない。
これは個人でもそうですよね、先延ばし。
するんですよ、とりわけ余り自分でも見たくない問題は。
わたしもよくやってる。
個人はこれでいいんですが、国はだめですよね。
まして、国のこの方向を決める人たちはプロですからねぇ、
それにその為にいる人たちなんです。
中国の・・・というか、各国のかなぁ・・・問題は
その位置にいる人たちが、全然あてにならないどころか
率先して?悪いことしちゃうんだもんなぁ・・・、
たまらん。
これがたまらん。
そのひずみが、貧者のうえにふりかかる。
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