『訪日観光の教科書』 - 今週読んだ本
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『訪日観光の教科書』
高井典子、赤堀浩一郎 著
創成社 刊
と、ここでいきなりちょっと話は外れるんですが、
何故かというとですね、
ここ数日、ここでもいまいま話題のその人質事件?について
書いてますし、それを取り上げております。
で、そんな中でこの本を読んでるわけですね、
その本を何時読むかによってもその印象は当然違うでしょ、
時間軸をもう少し長めにもってどの年代でその本に出会うか?
もまた、その印象が大きく変わるのと同じですよね。
つまりその、この間の世界を賑わしている話題と同時にこの本を
手にしていると。
本の中でも触れれれておりますが、日本の魅力の一つに
“安全性”があります。
国を挙げていま、観光客を日本へもっと!!と
言ってますが、もし人質問題が今後どうなるか、その後日本はどちらへ
進むかなどにも依りますが、今いまの、先日此処で書いた
「安田引水」的方向へ進むなら、日本はかなり危ない方へ進みます。
これからはテロ対策をしなくてはならないでしょう。
その対象ともなります。
というのが一方であって、また一方ではこうした、観光に力を!の
スローガンがちょっと矛盾してるように思えて、本を手にしながら
ちょっとそんな事を考えてました。
本題に入りましょう。
この本、「・・・教科書」というだけあって、ちょっとかたいかなぁ・・
それと、これこそが日本語の特徴ですが
「訪日観光の教科書」とありますが、これは「訪日、観光する人」の
為の教科書ではありません。当たり前か??日本観光の為来日する
人の教科書ではなく、日本でそうした人たちを迎え撃つ?側の人たちへの
教科書なんですね。そんなこと言われなくても分かる。分かるでしょ、
それが分かるのが日本人なんですね実は。
ということでして、日本人が日本人の為に、観光産業の周辺にいる人の
為に書かれて「教科書」ということです。
日本人が見えている外国からの観光客の動向が書かれて
ますが、この細かさって、またまた日本人的。
日本人だから当然か。
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