高倉健 と 中国 ② - ガォ・ツァン・ジェン
日本人には余り馴染みのない
『君よ憤怒の河を渉れ』 が、
結局、中国では彼の映画の中で
一番印象に残っているもの、一番観客動員数が多いもの、
と言う意味で『追補ヅィ・ブゥ』を取り上げた。
日本で盛んに取り上げられる、『幸せの黄色ハンカチ』や、
わたしの住む街、函館で撮られた『居酒屋兆冶』もみな
中国で公開もされたし、DVDも普通に手に入る。
手元にもあったはずだが、いまちょっと見当たらない。
恐らく貸し出してそのままになってる。貸したはずがきっと
もう戻ってこないのだろうと思う。
それは一向に構わないのだが、こうしたときはちょっと困る。
今頼まれて、こちらとしては貸してあげたいのだが、なんせ
モノがない。誰かこれを見てて心当たりの方、一旦戻して下さい。
昨日もちょっと書きましたが、ストーリー
自体は、濡れ衣を着せられた検察官が
北海道まで逃れてきて・・・・の
お話で荒唐無稽といえば、そんな
あり得ない~話であったのに、中国の人の心に強く残ったのは
本当にそのタイミングの問題でして、
初めて目にした本格的?日本映画のその主人公としての
高倉健 中国語読み ガォ・ツァン・ジェン が
強烈な印象として残ったということで、
同時に相手役の 中野良子 ヂォン・イェ・リャン・ズ も
また中国で一躍、日本を代表する役者として中国の方たちは
認識するわけです。
ですので、この映画の失礼ですが出来不出来には関わらず、
この作品は中国で大ヒットしたということです。
『追捕』をご覧になりたいとのご要望が寄せられてますが、
残念ながらいま手元にない・・・・、
もし、あったにしても楽しみにご覧になるほどの作品ではなく、
まぁ、わたしの手元にあるのは中国語版ですので、中国語の
お勉強にご覧になるには好いかも知れません。
『追捕』はありませんが、『千里走単騎』のDVDは手元にあります。
お勧めです。
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