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2014年11月29日 (土)

『 1966年 』 今週読んだ本 - 今年のこの一冊

U41251310492061324445fm15gp01  今週読んだ本はこちら。

 いや、実はまだ読み終わってない。

 ひさびさの原書です。

  欲しかったので、漸く手に入り

 勇んで手にとって読み始めたんですが、

  流石に原書はそうそうすらすらとは読み進まず、まだあと少し

  あるんですが、まぁまぁ明日には読み終わるでしょ。

    今年、2014年のお勧めの一冊はこれに決まり。

  と言ってもわたしはそんなそんな多く中国の本を読んでる

  わけじゃないですしね、かつ、たまに読んでる本も今年出版

  されたモノとは限らない。

    ではありますが、かなりの独断で、今年のこの一冊は勝手に

  これに決定。

    タイトルが「1966年」。まるで飾り気が?ない。

    装幀もまた。飾らない。

   でも、もうこれだけで中国のある世代の人にはもう何が言いたいかが

  大体判っちゃう。それくらいこの年は忘れらない。

    日本人にとっては、この年代、経済が上向き、インスタントラーメンが

  食卓にのぼり、ビートルズが日本にやってきて、日産サニーが発売に

  なったそんな逆に輝かしい?年。

Bf655a5d7fe1aac5a461b7c9ba55ebb31 中国の人にとっては、この年を話題にあげるだけで

 どこか苦々しい、コトバが詰まる、そんな年。

  毛沢東が文化大革命を唱え、この年の夏一人の

 作家が自ら命を落とします、作家・老舎。

  この「1966年」の著者

   王小妮 ワン・シャォ・ニィ 

U12039879641670036102fm15gp01 こちらの方です。

  1966年から1976年或いはこの前後を含めて

 中国のこの時代は題材に小説は枚挙にいとまがない。

  そんなに熱心でもないわたしでも相当読んでる。  

   過去にいくつかの優れた作品があり、それぞれがベストセラーとなり

  ある本は当局から睨まれたりして、ある本は日本でも翻訳されかなり

  評判にもなりました。

    1966年はその、正にその中国がそちら側へ足を踏み出した

   その記念すべき年。

     この本は短編集の形態をとってます。

     11編。

     内容には激しさはありません。時代は大きく変わり激しさを増して

   いっているのに、小説の中の世界はある意味とても静か。

    この静かさが辺りを際立出せる、そんな小説集です。

    もう翻訳本が出てますかね?スミマセン、ちょっと判りません。

     あと1編読み終えれば、読了です。

     そういう構成にはなってません。なってませんが、もし一年を

    各月1編でとらえるなら12編必要です。

     別にそのひとつひとつの物語が月を代表もしてませんし、

    月ごとに書かれてもいません。

     でもわたしがいまあと1編を残して読み終わったとき、

    あとの1編はきっと、中国の人ならそれぞれが自分で書くべき

    1編なのではなかろうか、と勝手に思ってます。

      好い本でした。お勧めです。

      翻訳本がまだなら必ずこの本翻訳されると思います。

      売れると。

      それを待っても読む価値はあります。気に留めて置いて下さい。

    王小妮著 『1966年』 

     この方の別な作品をもう一つ読んでみたいなと今思ってます。







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2014年11月28日 (金)

北京の地下鉄が値上げ ・・・ 値上げの季節

U28114757234028117404fm11gp01  北京の地下鉄がいよいよ?値上げ

 まぁ、これ以前から騒がれてましたから

 衝撃はないんですが、いよいよかぁ・・・と。

  と、言ってもみなさんには何の関係もない

 お話で恐縮ですが、まぁまぁ中国話題の一つ、

 と思ってお付き合いください。

   鉄道ってやつは大体どこの国もその切符の多寡は

 距離に準拠してまして、その匙加減はそれぞれですが、

  地下鉄だって鉄道・・・というか公共交通機関。

 中国の地活鉄はわたしの知る限りでは、2元(≒日本円36円)が

 基本になってまして、2元でどれくらいの距離が乗れるのか、と

 いったところが基準だったんだろうと、わたしは思ってます。

5eefc97b20584d37baeda0f8fbc7b6e41 で、地下鉄の場合、遠距離地下鉄??ってのは

 ないわけで、市内を走る為のものですので、その

 距離も知れてる。

  そうは言ってもですね、北京も上海もそうですが、

 路線をどんどん増やし、かつ、伸ばしてったら

  以前の距離よりは相当長い路線にはなってます。

   ですので、この2元維持が相当困難なんだろうな、ってのは少しは

  分かる。また、路線を伸ばせば当然その維持・管理コストがグンと

  重くのしかかるのも判る。

U25944950343299428961fm23gp01  一方、それらが判ってなお庶民の味方?として

 のわたしとしては、こんだけの人が乗ってんだから

 黒字を維持できないのかよ・・・とも思う。

  何度か書いておりますが、1千万都市の

  通勤・庶民の足の確保はどの都市も頭が痛い。

    北京の庶民にとっては、

    マイカーをもっても、その費用と、路は渋滞で役に立たない。

    地上を走るバスは相も変わらずの渋滞に巻き込まれ、

    時間が読めない。

    そこで、こんな混雑は我慢してなんとか地下鉄で・・・と思うと

    今度は値上げだ。

    ヤレヤレ・・・でしょ。どの国もヤレヤレなんですよ。

    この後も中国は近づく春節(正月)を睨んでの値上げラッシュが

   見込まれここでも、ヤレヤレ・・・です。

     もう一つ、

   これまたみなさんには全く関係ないですが、

    地下鉄→バス、あるいはこの逆の バス→地下鉄の 乗り継ぎ

   通勤の方や、たまにはわたしのようにそんな酔狂な旅行客もいる

   でしょうから、この切符の買い方がかなり料金も複雑になりそう。

    その為の、料金検索機械??ってんですか、も用意するらしい 

   ですけど、かなり戸惑いそうですね。

     ここにまた人だかりができそう。

     まぁ、この冬は北京には行かないと思ってますんで、

   値上げ後の様子もちょっといろいろ見て、研究してみます。

     北京市民のため息が聞こえる、値上げニュースでした。







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2014年11月27日 (木)

内藤敬先生帯領・『2014年訪日交流活動紀念冊』 拝領

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  今年、2014年8月25日から

  9月6日までの日本での交流を 

  綴った、

  「2014年訪日弓道友好交流」の

  紀念誌を受け取りました。

   内藤敬先生はじめ、団員のみなさん、

  ありがとうございました。

  毎回、ということは毎年

  帰国されてから、その年の訪問団の交流の様子を一冊の本に

  纏めてお送りいただいております。大変嬉しく拝見いたしました。

    毎回感心しますが、とても立派な冊子です。

    また、中の写真は全てカラー刷りで、その為でしょうか、カラー写真が

  生きるようなそんな上質の紙で印刷されています。

    更に贅沢?なのは、中の文章は全て日中対訳がついてます。

  書き手は中国の方だったり日本側にもおりますので、その両方をきちんと

  訳して左右に分けて印刷されているという点でも、なんて贅沢?なんでしょ、

  とわたしなどは思ってしまいます。

  このまま、日本語学習の或いは逆に中国語学習の教材にもできそうです。

  この冊子は、訪日13日間の記録です。日本各地を訪問されておられます。

    函館は最終日にいつもおいでになって、あとは帰国・・・という段取りです。

  それで、わたしは函館の交流の部分のみしか関わっておりませんので、

  ここで書けるのもその範囲ですが、お礼に変えてエピソードを書きます。

   この最終日にいらっしゃるというのが、実は函館が得?をしてる部分でして、

  もうこの地の訪問で最後ですので、団の生徒さんたちはある程度リラックス

  してますね。また、内藤先生のお心遣いでしょう、最終日位は観光もさせて

  あげようとのお気持ちで、予定をゆるく組んでおられます。その点でも団員

  のみなさんにちょっと余裕があります。

    更にこの前の訪問先での相次ぐ交流はそれぞれ弓道の練習を互いに

  したりの緊張を強いられるものでしょうから、それらを無事終えられての

  安堵感もあり、ちょうどいい具合に力の入り加減が抜けています。

   わたしは弓道の事は全く分かりませんが、これは恐らく弓道にも通じる

  力を込めさえすれば良いというではなく、力の抜き加減、というのがどの

  武術にもあるはずです、その丁度良い具合に抜けて感じがとてもよく

  伝わってきて、楽しい交流ができる、という点で函館は恵まれています。

    更に最終日に訪れるので、旅の最後の印象がそのままお帰りになって

  からも強いのでしょう、毎年函館を紹介していただき、お褒めいただいてるので

  こちらが却って恐縮してしまいます。

    最終日の利点?は此処にもあります。

    毎年、毎回違う学生さんがいらっしゃってる訳ですが、

    こちらにとっても毎回、毎年いろいろ学ばさせていただいております。

   この2014年の冊子でもたった一日の滞在でしたのにお二人の方が

   2ページを費やして函館に着いて書いていただいております。

    この函館を書いてる方でしたかどうかは分かりません。

    わたしのクルマに同情したある生徒さんが、こう言いました

   「綺麗、本当にきれい、函館の街はきれいですね・・・」彼女の

   綺麗というのは、中国語で言うと、美麗メェィ・リィ、漂亮ピィァォ・リャン

   (外見上の美しさ)と、干浄ガン・ジン(清潔であることの美しさ)を

   両方兼ねていたと思います。

    ですから、わたしは「函館は人が少ないですからね・・・」と言いました。

   彼女には直ぐには通じなかったようですが、

   少しして、「いえ、日本はどこも綺麗です、サッポロも・・・」と言うので、

   「人が少ないということは汚す人が少ないということですよ・・」と。

    わたしの言いたかったのは、汚す人さえいなければ

   或いは自然を破壊する人さえいなければ、町はもともとは綺麗であり、

   人口的に手を加えることが美しさに繋がるかどうかはまた別だ、

   ってなことを言いたかったのですが、

   彼女の答えは「そうですね、中国は人が多いですから・・・・」だったが

   どこまで判っていただけたろうか、

     もうちょっと説明しというた方がよかったなかな、

    と、今またその時のことを冊子を見ながら思い出している。

    内藤先生、ありがとうございました。

    団のみなさん、先日お手紙もいただきました。ありがとうございます。

    まだ、お返事を書いてませんがいま少しお待ちください。

    先日一緒に撮った写真とお送りしますので。

    ありがとう!!

    万分感謝!!

                            函館日中友好協会

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2014年11月26日 (水)

肩身が狭い、喫煙者 ー 中国でも広まる禁煙地区

U15042747481056128860fm55sb438e6374 個人的はかなり歓迎、

 いやいや大歓迎なんですが、

 またまた、中国で禁煙のお達しが厳しくなりまして、

  喫煙者にとってはこれまで以上に苦難の道となりそうですよ。

   これを機会にお止めになったほうがよろしいかと。

30dc6bb9832082d75ff1fbb63683424e1_2 具体的数字は持ってないのですが、

 まだまだ恐らく日本よりも相当高い

 喫煙率を誇る?中国では、この運動

 かなり苦しいでしょうね。

   喫煙者の理解を得るというか、とりわけ公共の場の喫煙の場所が

  急激に少なくなってます。また、政府は政府で取り組んでますが、

  各地方の自治体といういいますか、地方政府での個別の取り組みも

  あって、更にはそうした個々の公共の建物での自主規制もこれありの

  二重三重のダメ押しがされている状態です。

1113406118_14169641079191n1 そんだけ言われてんですから喫煙者の方も

 ちっとは気をつければいいのに、マナーってんですか

 こんな禁煙警告看板の前で堂々と?吸うのはねぇ

 ちょっと、反発してんですかね?

   何せ、喫煙者の数も多いので、中にはこんな人も・・・・ってことも

  あるでしょうが、これはダメです。

   自分で自分を追い込んでるようなもんです。

   余り喫煙者の側からの、こうした運動に対する反論というか、

  そうは言っても・・・的な主張を目にしてませんが、どっかにはあるんでしょ。

  わたしが見てないだけで。

   わたし個人は中国を歩いていて、それほど直接迷惑はかかったという

  記憶はないですが、路を歩いてて、取り締まりにあってる人は見ました。

   それは喫煙そのものではなく、吸い殻のポイ捨てに対しての罰則でしたが

  恐らくあのエリア、駅前のちょっとした広場でしたが禁煙地区だったのでしょう。

    それよりも最近はどうか知りませんが、わたしは旅行者として中国を

  歩いてるので、そうした機会は余りないので実態が判りませんが、かなり

  以前は、中国で一たび会議というとこの会議室がもう大変でしたね、

   さながらスモーク工場の中に居るようなもんで、ニンゲン燻製ができるんじゃ

  ないかと。

    今はさすがにそれはないでしょうが。

U3729859064093457315fm11gp01 ← こんな風に(あぁちょっと小さすぎて

  見切れないですかね)

  この警告は

   違反した物は

                        個人 50元~200元

                単位(職場単位) 200元~10000元の罰金

   とあります。その下に通報先の電話番号。

    いやいや・・・罰金で罰則で縛るよりもですね、

  もうちょっとこう穏やかになんとか、禁煙の方向にとはならんもんでしょうか。 

    中国政府、結構急いでるようです。

    喫煙者の皆さん、中国を旅行するときは気をつけて。












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2014年11月25日 (火)

『北海道日中友好の50年、そして未来へ』1964-2014

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   記念誌

 『北海道日中友好の50年、

         そして未来へ』

     1964-2014

  を受け取りました。

 北海道日中友好協会・本部事務局の

 みなさん、ありがとうございます。

 そして、この編集に携わった

   創立50周年記念誌編集委員会のみなさん、ご苦労様でした。

     A4版、157ページ、

    全体の構成は、

    もちろん、最初のところにご挨拶があり、

    寄稿が掲載され、

     歴代札幌総領事の名簿や

     北海道日中友好協会50年史が。

     この50年という節目を記念して、先に行われました

    創立50周年記念座談会、

    各地区協会の歩みが 道内23地区から寄せられております。

    更に、

     おもいで・・・として

     それぞれの地域で或いは何らかの活動に関わっての

     活動が寄せられております。

    資料編には

      北海道日中友好協会歴代役員名簿

                    歴代会長 

       道内の日中友好交流都市

       日中共同声明

       平和友好条約

       村山談話が 掲載されております。

    貴重な写真、懐かしい写真も多数掲載されております。

 

     いずれにしても、この50年を節目として編まれたこの記念誌、

    手元に置いて折に触れてこの記録にあたったり、或いはこの

    ページをみて記憶が喚起されることが今後はありそうですので、

    手の届くところに置いていつでも見れるようにしておきます。

      重ねてお礼申し上げます。

      ありがとうございました。

                               函館日中友好協会


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2014年11月24日 (月)

長野で、中国で、相次いで震度6の地震

14167876817941 長野の地震は詳しく報じられてますので、

 ここでは、こちら

 ←中国で、ほぼ同じころ発生した

 地震の速報です。

  中国・康定地震、と名付けれてるようです。

   こちらの地震は、

   現地時間、22日16時55分発生。ほぼ午後5時。

   日本とは時差が1時間ありますので、午後4時ですね。

   長野の地震はそれから、6時間後。

   距離も相当離れてます。

    長野の地震では、死者は出てませんが、

    中国では、死者が今のところ5人、54人のけが人という報告です。

    中国現地ではまだ余震が頻発、建物から逃れた被災者は

    いまテントで寝泊まりのようです。

   時間的にも近かったですし、長野の地震を中国マスコミも注目し

   詳しく伝えております。

U553p4t8d6805610f107dt20141124073_2  とりわけそのこれだけの震度と

  建物の崩壊がみられてのに

  死者が出なかった日本の地震対策

  に興味を寄せています。

    恐らく、多くの中国の方には日本の建物構造のその具体的な

  部分はお分かりになってないでしょうから、

    こうした写真でも上手く伝わらない部分はあるでしょうが、

    この下にいてなお無事、救出され、死者が無かったという点

    これは驚異のようです。

   一方、中国のこのあたり、チベット族が暮らすような

    割と人口密集度もそう高くない、地区。

F822d708c03f4bc911b03b8b61ffbc1b1 被害にあった子供たちが

 それぞれ特設の電話で

 家族や親族と連絡を取り合っている

   こんな画像や、テントでも避難生活の様子の画像をわたしは

   今見ています。

    この子たちの来ているこの服装が、チベット族の民族衣装です。

   余震が続いていてまだすっかり治まってはいないようですが、

   両方の地域ともこれ以上の被害が出ない事を祈っています。




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2014年11月22日 (土)

『 満州鉄道の旅 』-今週読んだ本。アカシアの大連を行く

021 今週読んだ本・・・というか見た?本は

  ← こちら、

 『満州鉄道の旅』 写真で行く

 2013年 潮書房光人社 発行

  高木 宏之 著

  という本です。

   最初にお断りしておきますが、

  わたしは戦後生まれですので、直接はこの満州に想い入れが

  あるとか、ましてや懐かしい・・・ってな年代ではありません。

   また、所謂鉄道マニアでもありません。

   最初の方の理由では、大連という街にちょっと住んでいた。

  無論戦後も戦後、大連が大きく発展変わろうとしてた時代です。

  時に市長はあの! 薄煕来ボォ・チィ・ラィ

   街中がいつでも槌音を響かせているそんな時代です。

   大連にいて、しばしば色んな伝手を頼って連絡を戴いて、通訳兼

  ガイドということで、大連の街を案内したり、もっと北のまち哈爾濱

  まで一緒したり、更にソビエトとの国境間近なんてな辺境の地域にも

  おかげで旅することができました。

    そんな、わたしがご案内する人たちの多くは嘗ては満州国住人

  だった方たちであり、その縁の方たちでした。

    こうした方たちの旅は非常に“個的”な旅でした。

   有る方は写真を手にお持ちになり、この場にこの前に立ちたい、と。

   有る方は私の通って小学校はまだあるかしら、と。

   有る方は、この逆の路を辿って漸く日本へ帰った、と。

    訴えられる。わたしはその度にその方たちと同じような心情に駆られ

   すっかり、その当時の建物が頭に入るようになった。

    大連の路は当時はそうまだいじられてなくて、路そのものは当時の

   ままでした。

    大きな建物もまたまだまだそのまま残ってました。

    ですので、郵便局のとなりの嘗ての三越百貨店とその横の通りや、

   浪速通り、大山通り、大連日本橋・・・ともう呼ばれなくったその名を

   割と正確に把握していて、案内していても、数十年の齢の差を互いに

   感じずにあるいていたことを、今になってみると奇妙な風景だなと・・

   思い出しています。

     もう一つは、多くの方が乗りたがる、連京線(ハルビン始発

   大連終着の路線)へも、何度も乗りました。

    哈爾濱であったり、奉天(瀋陽)であったり、新京であったり、

   みなさん、この路線の列車にお乗りになると、もう日も暮れて外の

   景色は闇の中なのにかかわらず、じっと車窓から外を見つめて

   られるその姿に“時”を取り戻そうかと必死になっておられる様子が

   今でも思い出されます。

    戦争とは、よくその戦闘の非人間性や、戦場の悲惨さが全面に

   でますが、そればかりではなく、こうした周囲の人たちの心に残された

   傷跡は何時までも消えない。惨いものです。

     もう一つは、話が全く飛びますが、

     当時の満鉄の技術の素晴らしさ。

     日本の鉄道員の鉄道に寄せる思いの熱さ、

     条件の悪い中でもそれを支える弛まぬ勤勉さ、

    ・・・・と見てみると、こっからです話が一気に飛びますが、

    ここのところのJR北海道、

    比べるのも可哀想です。

     何せ、鉄道を走らせてる側よりも、それに乗る側の方が

    鉄道に熱心?というのはどうしたもんでしょうか。

      この本、丁寧に当時の写真が並んでます。

     写真がほとんどですので本を見てる時間は短いと思うんですが、

    本を手に上のようなことをボンヤリ考えたもので、

    結局時間は思いのほか読み終わる?までかかりましたねぇ。

    時間を忘れる本でした。

 

 

         

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2014年11月21日 (金)

中国での暮らし、月給は幾らあれば足りるのか?

U36649794751275096725fm23gp01_2  この、

  ・・・・一体月給って幾らぐらいあれば

 
   暮らしはやって行けるのか、或いは

   楽なのか・・・の問題はわたしがずっと

   追い求めてるテーマでして、永遠の課題

   でもあります。

  何故って、ホラッ、何と言っても時代が変わればそれも変わります。

  中国の今の変化の激しさから言ったら、数年は待てませんよ。

   また、大きい中国ではその地域差も大きくて、地方によっても

  変わります。それは日本だって、東京とわたしの住む町では貰う

  ものも違いますし、かかるものも違う。

    ということで、何時ま追い続けても、追いつかないテーマ。

    というのも、この話はもう何度か書いてまして、近くは・・・

  といっても2013年3月ですからかれこれ一年半前。

    毎日のように見ていた中国のトレンディードラマで、ある日ふと

  このドラマの主人公のような暮らしをするには一体全体どんだけ

  かかるの?ってか、どんだけ貰ってたらこんな生活できるのか??

  の疑問から、

    「月給は幾らあれば足りるのー北京編」 として書いてます。

   嬉しいことに、その実証がつい先日中国側から発表されました。

U2774872783934619374fm21gp01← それがこちら。

 中国では

 「安心感工資銭

   アン・シン・ガン・ゴン・ズゥ・チェン」

 と言ってます。

   要するにどんだけ月給があったら安心して暮らせるか、の指標です。

   各都市別に出てますが、ちょっと小さくてすみません。見切れますか?

   流石?上海が一番で もうすぐ1万元に届こうという、9250元。

   注目の?北京は、 8550元。

     いやいや、先に書いた自分の予測が一応そう的外れでなかった

   ということで、一安心??

     そうね、やっぱり8000元は欲しいよね・・・。

   序でに?わたしは「目指せ 1万元(日本円19万円)」とハッパ?

   をかけてますが、8550元もなかなかですよ。

     実際にこんだけ貰うとなると、一体どれくらいの人が今現在は

   そこに入ってくるのか?

     そっちの調査結果も是非一度発表して貰いたいものです。

    んん・・・やや9000元かぁ・・・・

    どんどん発展するのはいいですが、

    どんどん生き辛くなってくる、ということにも気づいてますかね

   中国の人たち。

     給料は今後も上がり続けるでしょうが、

     それってほら、きりないんですよ。

  

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2014年11月20日 (木)

高倉健 と 中国 ② - ガォ・ツァン・ジェン

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  昨日お伝えした、

 日本人には余り馴染みのない

 『君よ憤怒の河を渉れ』 が、

 結局、中国では彼の映画の中で

  一番印象に残っているもの、一番観客動員数が多いもの、

  と言う意味で『追補ヅィ・ブゥ』を取り上げた。

   日本で盛んに取り上げられる、『幸せの黄色ハンカチ』や、

  わたしの住む街、函館で撮られた『居酒屋兆冶』もみな

  中国で公開もされたし、DVDも普通に手に入る。

   手元にもあったはずだが、いまちょっと見当たらない。

   恐らく貸し出してそのままになってる。貸したはずがきっと

  もう戻ってこないのだろうと思う。

   それは一向に構わないのだが、こうしたときはちょっと困る。

   今頼まれて、こちらとしては貸してあげたいのだが、なんせ

  モノがない。誰かこれを見てて心当たりの方、一旦戻して下さい。

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 先の『追捕』は、

 昨日もちょっと書きましたが、ストーリー

 自体は、濡れ衣を着せられた検察官が

 北海道まで逃れてきて・・・・の

 お話で荒唐無稽といえば、そんな

    あり得ない~話であったのに、中国の人の心に強く残ったのは

    本当にそのタイミングの問題でして、

    初めて目にした本格的?日本映画のその主人公としての

    高倉健 中国語読み ガォ・ツァン・ジェン が

    強烈な印象として残ったということで、

    同時に相手役の 中野良子 ヂォン・イェ・リャン・ズ も

    また中国で一躍、日本を代表する役者として中国の方たちは

    認識するわけです。

     ですので、この映画の失礼ですが出来不出来には関わらず、

   この作品は中国で大ヒットしたということです。

     『追捕』をご覧になりたいとのご要望が寄せられてますが、

    残念ながらいま手元にない・・・・、

    もし、あったにしても楽しみにご覧になるほどの作品ではなく、

    まぁ、わたしの手元にあるのは中国語版ですので、中国語の

    お勉強にご覧になるには好いかも知れません。

     『追捕』はありませんが、『千里走単騎』のDVDは手元にあります。

U8278158112259185217fm21gp01 同じ見るならこちらの方が

 お勧めです。









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2014年11月19日 (水)

高倉健 と 中国 -  別了!高倉健

179791425609813039641  高倉健さんが亡くなった。

  中国でも報じれております。

  これで、2人の“健さん”が亡くなった。

  一人は3月に亡くなった、宇津井健さん、そして高倉健さん。

 わたしは二人の“健さん”と呼んでいる。3月に宇津井健さんが亡くなった

 時も書きました。中国ではお二人とも実は役者としてのお名前、

 高倉健・宇津井健よりもお演りになった、役の名前で呼ばれていることが

 多い。それは、それ位その劇中人物の生きざまが衝撃だったということを

 表しています。

   宇津井健さんは、大島茂ダァ・ダォ・モゥ、として

   高倉健さんは、 杜丘 ドゥ・チュゥ として 中国人の心に中にある。

  日本では高倉健の映画としては全く話題にも上らないが、中国では

  圧倒的にこの映画『追補ヅゥィ・ブゥ』だ。

   何故ならこの映画、中国で公開されたのが正に1978年。

   中国が文革の混乱から脱し、外国の日本の映画を中国で上映が

  正にこの作品『逮捕』(邦題:君よ憤怒の河を渡れ)。日本ではもう誰も

  覚えていないような、こう言っては悪いが映画作品自体の出来が良いとは

  余り思えない作品であるにもかかわらずいつまでも語り継げるのは、その

  文革後のまだ混乱覚めやらぬ時に見た外国(日本)。そして日本人の

  生きざまだった。とりわけ主人公の高倉健扮する、杜丘 は、中国人の

  男性像を大きく揺さぶった。それは黙って耐え、余り多くを口にしない

  余り笑わない男性・・・の衝撃だった。

    この作品を見た多くのこの世代、この作品に衝撃を受けた映画人

  達はとくに中国映画界には沢山いて 張芸謀ヂャン・イ・マォゥ 監督

Cesifvw77598881  もその世代であり、その映画に衝撃を

  受けたということをご自身もおしゃってる。

  他にも中国の俳優さんの何人もの人が

  やはり同じように映画人としてあるいは

  人間として受け取ったものが大きかったとあちこちで言っている。

Ba5fe3969c7f5d51ffa7d5b4b7354b371  それで、彼・張芸謀監督は高倉健を

  中国に迎え、一本の作品をものにする。

  『千里走単騎』(単騎千里を走る)

  です。

   こちらは、恐らくレンタルビデオ屋さんにもあると思います。

  是非ご覧になって下さい。

U21423489082262893037fm11gp01 中国・雲南省の景色

 少数民族の人たち、

 その暮らし、

 子供などが生き生きを描かれています。

     日本で必ず取り上げられる

    『幸福的黄手帕』シン・フ・ダ・ホァン・ショゥ・パィ、

    『鉄道員』ティェ・ダォ・ユゥァン

   よりも、中国にとっても

    年輩の方にとっては「追捕」で、最近では「千里走単騎」で

   知られている、高倉健さんが亡くなり、これで今年に入って

    二人の“健さん”の訃報に接することとなりました。

    ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

   (追記:映画「追捕」のロケは道南で行われておりまして、

     七飯町・駒ヶ岳などが映画に出てきます。ですので

     時折中国からのお客様をご案内して、大沼公園で

     あの山に見覚えないですか・・・?と割と年輩の方に

     お聞きしたりして、その解答を伝えると、一変。

     とても感動して頂いた思い出があります。)







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2014年11月18日 (火)

函館ユネスコ協会、留学生との交歓の集いへ

  函館ユネスコ協会主催、「第27回 留学生との交歓の集い」

Yjimage4_2 に参加させて頂きました。

  函館ユネスコ協会のみなさん、土谷会長、

    お招きをいただき、ありがとうございました。

   一昨日、日曜のお昼の集まりでしたが、

  毎回同じ感想ですが大変楽しい、一時を過ごさせていただきました。

  これまた、毎回同じ感想なんですが、どうしてもわたしどの会は

  当たり前と言えば当たり前ですが、交流の対象が中国からの留学生

  ですので、いつも普段は中国の彼ら彼女らとの交流をしております。

    ユネスコの会に出席させていただいて、いつも楽しいのはその枠を

  超えて、函館に居られるいろんな国からの留学生とお会いできるのが

  とても新鮮?です。

    今回も、たまたまお隣の席が韓国の方でした。

    彼は日本での就職が決まり間もなく函館を離れるそうです。

    次は京都へ。えぇ~、何か不思議ですね。

    とても、こなれた日本語を使い、何を聞いても応えていただけるんで、

   ついつい、色んなことを訊いてしまいました。

    会の冒頭では、函館を紹介する映像と、市の方がいらして英語で

   説明をされておられました。留学生に函館のことをもっと・・・という

   試みだったのだろうと思います。

    留学生にはとてもいい機会だったと思います。

    長く函館に滞在する型の留学生、主に北大水産学部などにいらしてる

  方たちや、数年の単位の留学の方はいいですが、結構一年だけで函館を

  去らなくてはいけないという人たちもおりますので、その意味でははこだて

  を知っていただくには、映像と数字で知っていただくことも大切ですし、

    留学に来てすぐは生活に馴染むのに大変ですし、それが軌道に乗ると

  今度は日々の暮らしはそれなりに忙しいので、意外に留学した先の

  町の事まで知る機会はないものです。そんなレクチャーがあったあとに

  各ご挨拶があり、開宴となりました。

    土谷会長のご挨拶は、この日会場にいる各留学生それぞれのお国の

   コトバを一言一言使って挨拶されてました。

    10か国語。調べるだけで大変です。

   音は我々が調べる時は恐らくカタカナ表記で音をつかまえるわけですが、

   この音の出し方と上がり下がりスピードとか、実際にどう話してるかを

   またユーチューブで会長は調べたらしいですが、何か国かはそれで

   実際の発音がわかり、その実際の映像が見つからなかった国もある

    とおっしゃってました。

    そう、意外にないもんなんです。特にアジアの言語。

  その各国語を使っての、一言の挨拶はでも留学生を驚かせていました。

    わたしが驚いたのは、土谷会長が意外?に中国事情に詳しい、

  ということです。

    留学生がカラオケで歌を披露。中国人留学生たちが全員で歌うことに

  なり選んだ曲が、鄧麗君ドン・リィ・ジュン(テレサ・テン)の曲。

    まぁ日本人のも馴染みの曲ですから、違和感はない。誰も知ってる

  メロディー。と、土谷会長が、以前はこの曲を歌うというだけで大変な

  時代が会ったんですよね・・・と言ってきた。

   そうなんですよ、テレサ・テンが大陸ではそうした扱いを受けていた

   そんな時代がついこの間まであったんですが、

     ですが、ひょっとすると今歌っているこの若い留学生たちはその事

   を知らないかもしれませんね。

   テレサ・テンは誰でも知ってますが、その中国の人でも知らない、

   後ろのエピソードを、ナント、土谷会長はその辺の事情を正確に

   把握されてるので、かなりの驚きでした。

     そんな意外性と、驚きと、色々勉強させて貰って、実に楽しい

    交流の時間を過ごすことが出来ました。

     重ねてお礼申し上げます、

     函館ユネスコ協会のみなさん、

   共催の国際ソロプチミスト函館のみなさん、

     そして、留学生のみなさん、

    ありがとうございました。

                         函館日中友好協会

                           東出  隆司




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2014年11月17日 (月)

中国と白菜、初冬の思いで

86331049404992061351 誰もこんなことを記録し書いておこう・・・などと

 考える人はいないようなので、それでは、

 わたしが・・・。

  白菜の話題を先週かいたので、それで

  思い出した、中国と白菜という意味不明の組み合わせ。

   中国と白菜、と言えばヘンな取り合わせですが、わたしの思いでは

  圧倒的にこちら、初冬になると路上に積み上げれれる白菜の山。

   日本も実はわたしの子供の頃はこの時期ともなればどこの家の軒下には

  北国では、ダイコンがぶらさっがていたものです。

   ある意味、冬の風物詩とも言えました。

  これがくると、これが見られるようになると、あぁ~また冬が来たんだなぁ、と。

U1723890435572829831fm15gp01 それが、わたしの居たのは中国東北部の街ですが

 圧倒的な白菜の山積みでした。

  それらは、本来は各戸に配られるものなんでしょう、

  でも当時は、単位ダン・ウェィ(懐かしいなこのコトバ、これすら若い人には

  もう実感がないでしょうが)勤め先ごとにその配給?割り当てがあった様で

  その分を纏めて、歩道の一か所にど~んと積んである。

   圧倒的量の白菜がある日、ある朝突然、出現。

   たまに受け取り側の問題なのか、管理の問題なのか、数日そのまま

  なんてなとこもあって、これ盗まれないか?などと心配もした。

   当時はまだまだ中国の食糧事情も困難な面があって、冬場の野菜不足

  はほぼこれで凌いでいた。

   一つは大量に採れる白菜が安かった、こと。

   日持ちすること、漬物したり、保存食としても便利だった。

   などの理由もあって、兎に角、中国何処辺までかは分かりませんが、

   初冬を色度どる?白菜の山また山が築かれたいた。

    ちょうど、いま頃ですよ、懐かしいなぁ・・・。

    いま来る途中、ある家の軒先にダイコンが干してあったので

   それを見たこともあって、

    更に、先週白菜の話題で書いたこともあって、急に   

   中国と白菜のこの時期のことが思い出されて、書いてみた。

   恐らくこの話、中国の若い人たち、昨日お会いした若い留学生たちには

   分からないでしょうね。

U14415982511902114516fm21gp01     そして、もう一つ、

   中国と白菜と言えば、話題は全く別な方に飛びますが

   こちら、

    台湾・故宮博物館所蔵の 白菜。

   こちらは有名。誰でもが知ってる、白菜と言う意味では

   白菜が芸術まで高められた例として、紹介しておきましょう。





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2014年11月15日 (土)

「溜白菜」リュゥ・バィ・ツァィ・・・って何??ー今週の中国語

  最初にいきなりですが、別にこのコトバ覚えなくて結構です。

 全く、中国語の勉強には役立たず、その為のコトバでもありません。

U37872806241347547915fm21gp01 流行コトバ?と言っても、大して流行っても

 ませんし、知ってる人も少ないです。

  この「溜白菜リュゥ・バィ・ツァィ」と聞いて

 アレでしょ!という人がいたなら、

  概ねは↑こっちを指してると思います。

  わたしもそうです。白菜のアンカケ料理。これでどうしてなかなか

  美味しいんです。庶民的料理と言えます。何せ白菜は安いですから。

    ということは・・・今日取り上げてる「溜白菜」はこの料理のお話

  ではなく、流行語ってくらいですから、最近のものです。

   先に解答?をお伝えしておくと

U3386345935946687808fm23gp01 ←これです。これ。これが「溜白菜」。

  「溜」リュゥは、滑るの意味です。滑らせるとか

  の意味で。それを「白菜」バィ・ツァィで

  やるので「溜白菜」。

  名付け方はともかくとして、なんでその「白菜」を引きずってあるかなくては

  いけないか?はわたしのも判ってません。

U24069349033590219513fm21gp01 恐らく中国の人だって判ってないと思います。

 それをわざわざ取り上げて書いてる日本人なんて

 そういないでしょうから、無視していただいて

 かまわないのですが、

   わたし的には、「溜白菜」と聞けば、よだれが出るのに、なんでまた

   こうなっちゃたの・・・の興味あるんですが、どうやらこれ、ヤラセ?

U17818143784140847658fm23gp01 部分が多くて、流行らせようとしてる人がいる

 ということでしょう。まぁ大して流行らんと思います。

 ←こちらなんて、完全にデモンストレーション的

 で、わざわざ目立つように街を歩いています。

   で、何を表現?したいか??というと、その取材を受けたり、それを

   とりあげている記事などで判断すると、これをもって自分が置かれてる

   孤独感とか圧力ヤー・リィ(プレッシャー)とかに負けそうな?自分、

   と言うのを現してるんだそうで、それをしたい人は、白菜を連れて?

U21530547612019251045fm23gp01 歩きなさい、ということらしい。

 まぁ、これって充分目立ちますからそれなりに

 宣伝効果?はありますが、その先が判らん。

 そんな人たちが集まりしょう・・・とでもいう

   宣伝活動なんですかね。

    中国のネット上ではそれなりに衝撃的?なのか、それなりに

   書かれたものが相当数ありますけど、これ流行るかな。

    流行らせたいだけで、流行らんでしょ。

    早速、食べ物をそういう風に遊びに使うな!的な昔かたぎの人が

   反発しています。

    こうした食べ物を無駄に使うお祭りってのもまた世界に多数あります

   ので、スペインのあのトマト投げとか、わたしなんかはついこの間の

   ハロウィンのかぼちゃ、あれ食べる用ではないの?とか思ってますが、

   この「溜白菜」はお祭り狙いでもないようです。

    ということで、今週はまった役にもたたない、覚える必要もない

   中国語、「溜白菜」の紹介でした。

    ただ、不思議なもんで生徒もこれ覚えなくてもいいよ・・・というのに

   限って覚えちゃう、なんてなこともあるんですね。o(*^▽^*)o













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2014年11月14日 (金)

1兆円のお買い上げ、そのあとは・・・

  11月11日の一日の売り上げ(取引額)が571億元、は昨日お伝えした。

U1307279456684950641fm23gp01  これはその、阿里巴巴ア・リ・バ・バが発表してる数字。

  中国ネットに詳しい方はお分かりでしょが、

  ネット通販サイトはなにもここだけではない。

  しつこいですが、れって阿里巴巴傘下のいくつかの

  ショッピングモールの数字。

   ですから、11・11に、別にネットに限らず近くの

   普通にお店でプレゼント商品をお買いになってる人も沢山います。

   当たり前ですが。

   だからこそ、この数字なお凄い。1兆ですよ1兆円。1日で。

   さて、余計な話をしてるとまたまた本題に届かなくなるので、先を急ぎます。

63d0f703918fa0ec5fbc845c259759ee3d6  その結果?がこうなります。

  なにせネットですから、その品をお届けするのは

 郵送に頼るわけですね。

   そこで、普通は郵便局ですが、中国の場合これが上手く行かない、

  というか、出来ない。

   何故?中国では郵便局の小包扱いは、扱ってはおりますが、それを

94cad1c8a786c917fd125169ca3d70cf3bc  自宅までお届けするというサービスがない。

 では、どうやってるか。小包はいきなり日本で

 いうと不在通知書のような、紙で小包が来てますよ、

  というのは知らせてくれる。更に日本と違うのはあくまでも小包の配達は

  ないので、その通知書を持って自分で局まで取りに行かなくちゃならない。

U743503722996016518fm23gp01 これは、至極不便。かつ、プレゼントとして送って

 相手にその手間を与えたり、或いはそのプレゼントが

 サプライズだったりするなら、利用しづらい。

  そこで、活躍するのが、中国版宅急便。

  ということで、11・11があけてみれば、どこも今日あたり中国の宅急便会社

  はこのあり様。

    これまた異常でしょう。完全にそこの事業所の処理能力を超えてしまって

  ますから。

   それは、上の写真の様に人的問題(たった一人でうず高く積もったこれらの

  荷物を記載するだけで一体いつまでかかりますかね)もそうですが、

    施設的にもその能力を超えてしまってる。

    置き場がない。積み上げる。積み上げた荷物のその上を人が歩いてる

  なんてなことになるんですよ。

A8014c086e061d95ecd5356878f40ad163d こちらは、数年前のその日11・11後の宅配便会社

 門前を撮ったネット上に掲載された画ですが、

  これに近いものを見たことはありますね。

  わたしが見たのは大量のその荷物を仕分けるのに

   もう事務所内では片付かないので、歩道に荷物が並んでて、それを

   路行く人が避けて通ってましたよ。

    もちろん、わたしも荷物をよけながらそこを通ってその時見たのは、

   中の人が、外の人に一個一個荷物を渡すのにちょいと距離がありました。

   で、中の人がそう大きくはなかったですが、荷物を放るんですね、外に

   行くよ~次は何処何処・・!ってな具合に。

     外の人はそれをキャッチして、その割り当て地域の歩道の一部に置く。

   この繰り返し。

     ちょうど、農家の人が収穫した北海道で言うとかぼちゃを、アイよ!

   ってな具合に、畑の人がトラックのそばの人までラグビーボールを

   パスするように投げっこするあの光景です。

     たまに失敗するんですよ。投げ方が悪かったり、受け取る方が下手

   だったり。受け取る側が時によろめいて、先に並べてある荷物を踏んづけ

   ちゃったり、そりゃもう荷主が見たら激怒もんの光景ですが、

    アルバイトなのか、自分達とは関係荷物ということからか、

    もう慣れっこなのか、急いでいる為なのか、

    このやりとりをしてる宅急便の人たちにはまるで悪びれた様子もなく、

   ポ~ン、ポ~ンと荷物を放り投げていた。

    写真を撮ろうと思って、カメラを手にしたが、それを見咎められ、

    地元のコトバなんか罵られたと思う(多分、何か怒ってた)で、しぶしぶ

   その場を離れたことを思い出している。

    上の写真でもそうですが、あれで雨でも降ってきたらどうするんだろう、

   という心配と、

    わたしが見た限りでは、あの人数であの荷物って何時になったら

   片付くんでしょ、という心配だが、

    中国の友人たちにそのことを尋ねてみたら、

    誰一人その辺のことは心配してなかった。

    え~~何で?どっからくるのその安心感??














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2014年11月13日 (木)

狂った一日、11・11 - 瘋狂的一天

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  2014年11月11日、 この日一日の取引額(販売額)が

  571億元!!

    ホントですか、コレ。信じられない。

   阿里巴巴 ア・リ・バ・バ 中国のネットサイトの発表なんですが、

  これって日本円だと・・・限りなく1兆に近いでしょ?

  計算に間違いないか・・・?んん・・・わたしの計算に間違いなければ、

  なおの事、信じられん。

   いいんですけどね・・・(とひらきなおる)、どんだけ売上様が、どんだけ

  中国の人がお金を使おうが、でもこれ狂ってますよ・・・

U13843657891450593600fm21gp01 確かにこの日を目がけて、あの手この手の

  売らんかな、商戦は年を追う毎に白熱。

 でもそれって、ほら、どこの国でも同じ。

  それに乗せられるかどうか、の問題だと思うんですね。

   昨日も書いてるように、バレンタインデー日本版で言うと、あの

  チョコレートレベルでは最初のうち乗せられてもいいかなぁ・・・と日本人は

  ちょっとそれに乗って見た。ところが、気がつけばいつの間にかその商戦

  もどんどんエスカレート。それに付き合うにもちょっと厭きてきたし、振り返え

  れば、何やってんだ・・・の反省も・・・。

U13200740931004405060fm11gp01_2
    それでその、購買意欲ってんですか、それはそれで

  各国の経済を支える上では大切なんでしょうが、それって

  人間の欲望が限りないように、買いたいものが限りなく

  あるでしょうねきっと。とりわけ、中国では。

   これまで、買いたいものが買えなかった。

   この買えなかったには二通りの意味がありまして、

  一つは、買うような品物がなかった。とりわけ国内に。

  もう一つは、端的にお金がなかった。

    この二つが完全と言えないまでも、解決し始めた中国、上の図のような

  なんでも買ってやろうじゃないの・・・・の人がワンサカ出始めてはいる。

U26504104361796317404fm21gp01  そこへ、急激な社会変化からくるネットでの購入が

 加わって、危ないアブナイ。

  警告はさまざまされているし、ウワサ好きの中国の人たち

 にとって、そんな話は寄るとさわるとしてる。

   でも、自分のすぐそばにそんな危険な罠があることを気づいてる人は少ない。

U41132002132064348788fm23gp01 更に更に、時代は次々と新しい道具を生み出し、

 これまでは、電脳のせかいだったのが

 それを持ち運べるようにもなった。

 そして、その道具を手に入れる人が増えた。

   そういてば、今年の先の馬鹿げた売上高に恐らく貢献?してるのは

  この智能手機 ヂィ・ノン・ショゥ・ジィ スマートホンの売り上げではない  

  だろうか。

    これを売っといて、これを手にした人がまた、そこへ入ってくる。

  これを使ってのお買いもの・・・という

    凄い状態になっている。

    ちょっと、瘋狂フゥン・クァン とどこまで本気か分からんが

  自分達もこれって、狂ってる??と自覚しているのだろうか・・・

  自覚があればまだ大丈夫だが・・・

    このネットでお買い物、の問題が様々あるお話をしたかったが

  そこまでに届く前にあまりの驚きに、こんな話で今日は終わる。

   明日その先のお話を。















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2014年11月12日 (水)

11・11狂騒曲、光棍節グァン・グン・ジェについて

U32215802832804094038fm21gp01
 一日ちょっと逃しちゃって、過ぎちゃいましたけど、

 昨日

 11月11日のお話を。

  ↑ご覧のように、11月11日、光棍節グァン・グンジェ と言ってますし、

3b292df5e0fe99259e8a283637a85edf8cb 11のぞろ目揃いでやってくるので

  双11スゥァン・シ・イー

  とも、言っていて、

  双11来了! 11日がまたやって来た!!と言ってますが、

  なんのことはない、11日は毎月やってくるわけではありますが、

  この、11・11と並んだところに意味があるわけでして、この1を

  それぞれ一人と見立てて、独り者が並んでる状態と見立て、

  この日を、独身の日、男性だとやもめの日としたわけです。

   ここまでは、良い・・・というか良いも悪いもそんな見立ての日は

  日本にだってあるし、(3月3日が耳の日だったり、因みに日本では

  この日がポッキーの日だったりのお遊び)どの国にだってあるだろう。

   こっからですよ、こっから。こっから何故かの連発になりますが、

U2753043704479146695fm21gp01 独り者男性の、来年こそは結婚??の

 準備なのかそのまた前哨戦なのか、

  プレゼント合戦に入る。

    それを商戦が煽り、この日を目がけての安売り合戦、値引き合戦

  へとエスカレート。この日、11・11が近づくとどの店もそれを当て込んだ

  5割・6割当たり前!!の値引き合戦。

   これがまた凄まじい。

   更に更にこれに、ネット通販が参入。

   こちらはこちらで、けた外れの安さだったり、普段は買えないようなものを

  用意し、購買欲を煽る。

   かくして、中国のこの日はさながら、

   ネット通販の日、となった。

   それが上の、双11来了!!

    数年前あたりから、加熱。加熱のし過ぎ。

  といった、そのあたりのお話を、

   昨日、11月11日に更新しましたウェブ版「わたしの見た中国」

   今月号はこの話題、「光棍節グァン・グン・ジェ」について

   書きました。

    詳しくは先ずはそちらをご覧ください。 

    明日はそれらに纏わる話を。






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2014年11月11日 (火)

日中首脳会談?大成功??

1415644300_vbsh6z1 昨日10日の

   日中首脳会談、

 多分、日本側の評価は

 ごく一般的なものでしょうし、

 中国側の評価はもっと冷えてて、

 ホスト国である中国のトップが

 各国首脳を挨拶を交わしただけ、

  レベルの評価でしょう。

   その上に立って、わたしの極々個人的な評価はかなり高い。

  あれでよかった。とてもよかった・・と、中国語ではいつも言ってる

  很好!ヘン・ハォってやつですね。

   安倍首相がいみじくも自ら言ってましたが、地球を俯瞰する外交?

  を彼は心がけてて、この中国訪問で自分が首相になってから50カ国目

  の訪問国になるそうです。50ヶ国!も歩いてんだ!!って驚きは

  置いといて、お隣の国が50ヶ国目ってのは、どうよ!!と思う。

   安倍首相はその点は触れない。当たり前か。

   何としても首脳会談、トップ同士腹を割って(とは言ってないがそんなような

  言い方)話し合いたい・・・としていたのが実現。めでたしめでたし。

    その会見が25分。(通訳が入りますので話は実質10分程度)

    これをもってして、2年半ぶりの首脳会談と言えるのか、

    中国側の言うように、ホスト国してお会いし、挨拶しただけの場と

  なるのか、それは評価する人の匙加減に任さるとして、

    わたしの很好の評価は、

    それらを全て含めて昨日のあの二人の映像が、そうした部分を実に

  よく語っているという意味で、很好です。

    この二人が会う会わないはそれなりに世界でもちょっと日中関係に

  詳しい人たちは注目してます。

    ですので、今回会うことになって、あの習主席のあの会った時の

  厭々感とか、不機嫌さ加減とか、

    あの握手の場面の映像はとてもよく出ていました。

    あれを見てですね、あぁ中国もそんなに余裕がないんだな、と分かる。

    あそこで、大人の対応?が出来るなら流石中国、奥が深いわい!と

  思わせてくれるが、そこまでの余裕もなく、もろ?自分の不機嫌さが出てる。

    あれは、ホストとしては駄目ですね、

    ホスト国トップのおもてなし??としてはなってません。

    上の写真では切れてて見えませんが、ニュース報道映像にはこの

   すぐ後ろに立ってる、通訳の方も写ってますが、その方の戸惑った

   様子も含めて、あの場の雰囲気がとてもよくでてました。

     あのホンの一瞬の映像こそが、いまの日中関係を如実に物語って

   いると思います。

     そういう意味で今回の首脳会談、

     無論会談自体はあの映像の後に先に言いました短い時間が

   行われてるんですが、非公開ですし実際はどんな様子かは伝えられて

   おりませんが、まぁまぁ想像がつこうってもんじゃないですか。

     ちょっと大人げなかった・・・といった評価がもしですよ、

   若しも中国側からもそんな評価をするような文章が見られるように

   なるなら、中国も成長してるなと思えるんですけどね。

     期待してます。

    今のとこですか?

    わたしが見てる限りでは

    会談そのものの内容よりも、中国富裕層旅行者を取り込むための

   ビザ発給の条件をまた何かいじるらしいのですが、

    そっちで盛り上がってますけど・・・。

     期待してます。

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2014年11月10日 (月)

宮沢大臣!!見られてますよ世界からも!大丈夫かぁ~

201411080320000thumb1 中国・北京で開催中のAPEC

 色々な話題が聞こえてきています。

 始まる前にちょっと、このAPEC体制

 については書きました。

  さて、始まりましたよ・・・で、各国お歴々が只今北京に結集。

  こちらでの話題もまた、色々。

001_2 わたしが心配なのはこの方。

  大丈夫ですかねぇ・・・、

  もう、大臣にお付になっている

 官僚の方、事務方の人、ご苦労様です。

  こうした人たちに頼るしかない。

  こんな時代ですので、どの国のニュース

 もたちどころに世界を駆け巡ります。

  それは善かれ悪しかれにつけ。

   でしょ・・・。ということで、一躍、性虐遊戯(S・M)大臣として

   名を馳せた彼が、只今中国に乗り出して、あちらのお偉方と

   交渉をしておりますが・・・、迫力無いなぁ・・・。

 

    更にこの方、中国へ旅発つ前の国内視察で、

    勿論これまた視察ですから、公務。

   川内せんだい原発を視察。その際、これを、

   かわうち原発と読んで恥じず、そのまま言ってたらしい。

   地名ですからね、いいんですよ、違った読みの時があるんです。

   そりゃ北海道なんか読めない地名が沢山あります。でもほら

   公務ですから。そこへ行くんですから。

   視察ですからね、行く前にも行ってからも話題はその

   原発にあるわけですし、何度もその会議もしてるはずですし、

   お傍のお付の方からレクチャーもお受けになってるハズですよね。

  それなのに、地元に乗り込んで、地元の人が見守る中、わざわざ東京

   からお出でになった、大臣が 「かわうち原発・・・」 では、ね。

    同じく、

    先日の話題も。

    別に大臣がそんな趣味をもってもいいんですよ。

    自由なんです。一応。

    趣味ですから。気持ちは悪いが。

    それを公費で出費してるところが問題なんであって、

    「交際費」というので落としてるはずですが、これなんかは

    中国でも流石日本は自由の国だ!と違う感心をされてます。

    兎に角、これ以上の恥の上塗りはいやなんで、

    何とか無事に?帰ってきていただけるように、

    周りの方に頑張って貰うしかない。

     この間内から、こう問題続きでは、本人に任せちゃいかんです。

    期待なんかもっとしちゃいかんでしょ。

    なせけないなぁ・・・日本の政治家たち。

   





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2014年11月 8日 (土)

今週の中国語 「女漢子ニュゥ・ハン・ズ」って・・・

   このタイプの流行語には必ず、“元”がある。それがあってのコレ。

U38237273511207005084fm23gp01  その“元”は、「男子ナン・ズ・ハン」ってのがあって、

  「不到長城非好 ブ・ダォ・チャン・チェン・フェィ・ハォ・ハン」

   (長城に登らざるば男子に非ずー毛沢東)

   この漢子です。それをもじって?最近時々耳するこの

   女漢子ニュゥ・ハン・ズ

   覚えなくていいですよ、でもときどき耳にするし、使われてはいる。

   定訳はなくて、その都度その辺にあった感じでとらえて頂ければ

   いいので、無理に訳すことはないが、そんな男性気質?の女性を

   さしている。それは外面からであったり、内面でもあり得る。

U1709492742566077080fm23gp01 単純なわたしは、このコトバからは中国の街で

 会った、或いはバスにその制服のまま乗り込んで

 くるこうした制服組?をすぐに思い出す。

  バスの中でも仲間内で愉しそうに何事かを

   話し合っては、艶やかな笑顔を見せてはいるが、この人たち

U15252850652329494549fm23gp01 怒らせたら、或いは、普段はきっと怖いんだろう

 なぁ・・・などと恐怖に打ち震えていた。

  そんな経験もないわけではない。

  中国の女性一体にスパゲッティでいうところの

  アルデンテの人が多い、かなり“芯”がしっかり。歯ごたえがある。

    日本でも大分以前には「戦後強くなったのは女性と靴下」と

  言われた時代があった。どんだけ戦前の靴下って弱かったんだ!と

  思うが、それの数倍、中国の女性は(一般的に)強い。

   先日もテレビのバラエティー番組を見てたら、ゲストの綺麗な女優さん

  が、アナウンサーから、「貴女のような、“女漢子”から見て・・・・」と

  尋ねられて、その女優さん嬉しそうにニコニコしてるのを見ると、

  あぁ・・・こんな言われて喜んでるんだぁ・・・と感心した。

   やっぱ、中国人はアルデンテでないと駄目なんでしょ、きっと。

   オヤジ・ギャルと訳してる人がいますが、そんな軽い?ノリでは

   ないんです。褒め言葉にも逆にも使われています。

U3225833561694120206fm21gp01 将来の「女漢子」たちは、

 お母さんをみて育ちますので、

 これからだって、どんどん

 「女漢子」は育ってます。

A1ec08fa513d2697bb98706756fbb2fb431     栴檀は双葉より・・・

    ってやつですね。

     怖くなりそうですね・・・

    こんな子供たちがみ~んな

    「女漢子」になりますよ。

U2961332772884099086fm23gp01      でも、わたし的には

      振る舞いはそんな感じではなく

      外見では判らないが

      キリットしたものがどこかに感じさせる

      そんなのが好きなんですが、

   まぁ、どっちにしても怖いです。















   

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2014年11月 7日 (金)

中国式?交通事故

  交通事故はどの国も頭の痛い問題だ。避けて通れない。

 クルマが増えれば、事故も増える。まさに中国のいまがそれ。

U2858917843154470911fm23gp01 中国式?交通事故があるかと問われれば

 そりゃぁあるでしょ、と言いたい。

  基本どの国も交通事故は、人間のやること

 ですから、同じなんです。不注意であったり、

 油断であったり、無茶であったり。

  それでも、他の国では余り起こりえない事故はこの国にはある。

  歩行者を巻き込むという点では、先日来、言ってます只今キャンペーン

  中の「中国式過馬路グォ・マァ・ルゥ」道路横断の仕方、あれは危険だ。

    クルマの性能はどんどんよくなっている。 

  そこで、起きるのが制御できない速度でのU5014780442039455383fm23gp01

  運転による事故。

  今年は特にこれが多かった。

   とりわけ、スピードが出せる高速道路での事故。

U29474858302115901685fm23gp01 先日来、渋滞の話をしていますが、

 事故という面では、こうなっちゃうと

 案外事故は少ない。何せ動いてないん

 だから。あってもちょっとこすったの、ぶつかり

  そうになった、だののレベル。

U2759324353711901043fm23gp01でも、この渋滞により、渋滞が無い時には

 或いは、渋滞の心配がいらない場所での

 スピードを出しすぎだったり、渋滞を避ける、

 渋滞からの解放などで、心理的に急がされる

  面はあるようです。

    中国式といえるのは、

   実はこれまた日本でも以前はあったのですが、

   積載量オーバーによる事故。

   これまた多い。

   一度に無理をして詰め込んで、積載量をオーバーしてますので

  コントロールが効かないトラックなどが走っている。

   それがそのまま事故になることもあれば、それを避ける為に

  事故が誘発されている点でも、これらは「中国式」

    お酒の事故を、「中国式」というは可哀想だが、でも他の国

  よりは酒好きの人たちが、酒に強いと自負する人たちの事故が

  多かった。今はかなり取り締まりが厳しくはなってきている。

   それでも後を絶たない。日本も同じだが、中国も早く代行車

  サービスなんてのを始めればいい。

    携帯電話をかけながらの運転も目立つ。

    オシャベリ好きな彼らは、話が終わらない。

    それも、バスの運転手だったりするとゾッとする。

   意外や意外?に煙草を吸いながらの運転は日本より少ない。

   あれは何故??

   そして、何と言っても「中国式」なのは、昨日書いた

   必要もないレーンチェンジによる追い越し。

   あれによる事故と、巻き込まれ型事故を無くせばかなり事故は

   減るとおもいますよ。

    そして、この事故により、

     そのことがまた渋滞を巻き起こすという悪循環に早く気づく、

   気づかせてあげる必要があります。

     交通関係の話題は今日で終わりです。

     ウェブ版「わたしの見た中国」でも、中国の交通渋滞の話や

    道路標識に話や、そりゃ積みすぎでしょ・・の積載量の話なんかを

    書いております。どうぞそちらもお時間がありましたらご覧ください。








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2014年11月 6日 (木)

ついでに、中国の交通信号機を見てみると、

U32928195414038321422fm21gp01この、ついで・・・の意味は、昨日その前あたり

から、中国のクルマの問題が続いてますので、

 ここで一気に?ついでに信号機についても

 見てみよう・・・ってわけです。

  紅緑燈 ホン・リュゥ・ドン と言ってます。

  この紅ホン・緑リュゥ ってとこがシブイ?でしょ。

  かなり理論が先立ちますので、青信号とは言わない。あくまで緑。

  その言い方はともかくとして、世界中同じですね。並びも。

U18235337282327977366fm21gp01 ただ、日本の横並びに比べ、縦並びが

 多かったような感じを持ってますが、実際は

 どうだったのでしょう。あくまで感じです。

 そうそう信号機ばかり見て歩いてたわけでは

  ありませんから、自信がない。

   でも、珍しい信号?なんてのは覚えているし、写真にも撮ったん

  ですが、これがいま探してるんですが見つからない。

   どこへしまっちゃんでしょう。

U3233532573964945293fm21gp01  日本にもありますが、よく見かけるのはあの

 残り時間の秒を示す、カウントダウン式?信号機

 あれ、好いんですかね??何か急かせられる

 気がするんですが、このタイプ日本より多かった

  と思います。歩行者用はもちろん、クルマの方にも。

Tn7_2 ですので、ともすればこんな、

 カーレース模様の、スタート前のカウントダウン

 よろしく、グァングァンとエンジンをふかす音が

 聞こえてきそうな、そんな入れ込みようの交差点

  って、いやですよね。クルマの方は止めた方がいいと思いますけど。

    歩行者専用押しボタン式信号機が少ない。

  どこも道路は広いし、信号機の感覚は遠いので、間にあってしかるべき

  場所にも殆どない。

    わたしが、見かけた押しボタン式歩行者用信号機は確か1回だけ。

    わたしの住む街、函館は古いのと、地形と、港町、という関係で

  かなり道路が複雑に曲がっててかつ、それらが入り組んでますので

  ところどころかなり複雑な交差点がある。三叉路はあたりまえ、五叉路

  もかなりの数あるし、その交わる角度が微妙で、どっちについてる信号

  を見ればいいのよ?と他所からいらした方が迷う。

    中国は割と四角く、十字路の交差点なのに、どの信号を見れば

  いいのよ?ってくらい信号機があるのはあれは何で??

    道路を走行してても、途中に路上に張り出した信号機が、

    なんかよく判らん信号機の存在が結構ありましたよ。

   これは今でも疑問。

     その点いている信号機すら守らないので、

     それが深刻で、昨日の中国式道路横断法の話になるわけです。

U42607002713918593578fm23gp01 おお~これは日本で言うところの

  スクールゾーンってやつですね、

  というようにこちらも結構日本を見習って

  なんでもあるんですが、

   問題はそれを守るかどうかです。

    最後に、

   中国を旅するみなさん、交通事故は気を付けてください。

  とりわけ、クルマの交通が左右反対になっている中国、

  習慣とはこわいもので、いくら反対になっていると頭では理解でしていても

  油断すると怖いですよ。

    中国では左折車が怖いんです。右折は比較的楽なんですね、

    左ハンドル車ですし、右側走行ですから・・・・

     分かります?この感覚??














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2014年11月 5日 (水)

こうすれば防げる、中国・クルマの渋滞、解消方法

U1902809240884998056fm23gp01_2
  ただ今、中国で熱心に勧められているキャンパーンの一つがコレ。

  「中国式過馬路 ヂォン・グォ・シィ・グォ・マァ・ルゥ」 と言ってます。

  中国式横断道路方式。 これを止めましょう!ってキャンペーンなですが、

  普通、キャンペーンって推す方の表記で提示しますよね、

  こんな風に渡りましょう・・・的な。これは止めましょう!キャンペーンです

  から逆からの表記になってます。

    止めましょう・・・キャンペーンですね。ということは現状その行動が

  止まらない、ってことでしょ。日本で言えば、脱法ドラッグを危険ドラッグ

  にしたような、止めましょう!!キャンペーン。

    コレ、かなりやってまして、これまでの様な「赤信号みんなで渡れば

  ・・・・」式はこれからはダメですよ、と言ってる。

    これは、これで是非すすめていただきたい。

    今日のお話は、これとも多少関係してますが、昨日からお話してる

  中国の渋滞問題。

    これを無くする為にはどうすればいいか?のお話です。

    いろんな方が色んなご意見、苦言を書いておられますが、確かに

  それらはうなずけます。ごもっとも。

    その上でわたしのお勧めを書いておきましょう。

    簡単です。中国の人の運転の仕方を変えればいい。

U36097550033330888414fm23gp01 ここを何とかしないうちはどんなに道路を拡張し

 いろんな手を打っても同じです。

  問題は、中国の人のクルマの運転の仕方。

 ご存知の方、体験済みの方もいらっしゃると

  思いますが、彼らの運転は一言で言えば、余りにせっかち。

   普段はゆったりしてそうな、口を開くと、“大人ダァ・レン”風の昨日

  登場したわたしの北京の友人Hさんも、一たびクルマにのったなら、

  もう、だまって同じレーンを走るということを嫌う。ちょっと隙間があれば

  レーンチェンジ、レーンチェンジ、それが上手く行かないとクラクションを

  使う。周りを見渡せばどのクルマも競ってレーンチェンジ。

    これを止めるだけで、クルマの渋滞は多分ほぼ解消されるはずです。

    結局このレーンチェンジが全体を遅くしてるのに気づきませんかね。

  カーレースのように、追いつ抜かれつのデットヒートをしてますが

  その割に効率?は悪く、このことでまた全体が遅くなってるに早く気づいて

  ください。

    そして、上の歩行者に対するキャンペーンばかりでなく、

     クルマを運転する側への大大大的キャンペーンをやって

    あの運転の仕方を改めるなら、これまでの渋滞のかなりの部分が

   解消すると思います。

     誰か提唱してください。






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2014年11月 4日 (火)

北京は何故かくも渋滞になるのか?

U11409133683760431580fm21gp01 どの国の大都市、とりわけ首都と呼ばれる街は、

 大方この悩みを抱えてはいる。

  それは、市内の交通渋滞の悩み。

  北京も例外ではない。

  いや、一層深刻だ。それは何故か?その答えは至って簡単、

  クルマが多すぎるんだ。都市機能としての道路の収容力を上回る数の

  クルマが走り回れば当然、渋滞は起きる。

    その解決策は、ひとつ有力なのはクルマの数を減らす。

    クルマそのものの数はマイカー族が今後も増え続けるであろう中国では

  それは望めない。望めないが、クルマを減らす方法はある。

   持っても乗らない人を増やす、これが一つ。次は、街に入ってこないように

  する。これも一つの手。

U36240683394065833594fm21gp01  ご存知?北京ベィ・ジンは悠久の都。

 どの町もそうですが、こんな車社会を想定して街の

 道路は出来ていません。しかも、北京の特異性を

 あげるなら、市区シィ・チゥと呼ばれる以前北京で

   言いますと、この街は以前城壁で囲まれておりましたので、その城壁内は

   その城壁は取り壊されたものの、城壁内の道路は実は限られてまして、

   幹線道路は整備されてるのですが、脇道が少ない。

  更に城壁内は以前からある大きな敷地を占める、故宮だとか、天安門広場

  だとか、真ん中にもそんなのがあるし、周辺にも大きな建築物や公園などが

  点在し、意外に真っ直ぐ一本通って街を抜ける道路が少ない。

    となると、どうなるか。当然街に入ってきたクルマはそれを避ける為どの

  クルマを同じ道路に入ってくるわけで、そこが混む。

U10909566462936627597fm21gp01 また、その幹線道路を跨いで渡る策をとると、

 その出入り口付近がこのように混雑する。

  街自体がそこそこ大きな面積なので、東京なども

 同じですが、街中に用のない車、通り過ぎるだけの

  クルマを何とかうまく掃けるようにする為にバイパスと立体交差を使うが

  その周辺の処理が上手く行かないと今度はそこに渋滞が発生。

   割と四角い街なんで、どっから街に入っても抜けてもそれなりにその

  区間の距離があり、街を抜ける時、バイパスを使ってグルット向こう側

  まで廻るのは大変な距離となり、どうしても街を横切って近道したくなり

  街なかを、街そのものに用の無いクルマが走る。

U4289396339143821321fm21gp01 更にわたしは中国でクルマを運転することはないが、

 技術的?な問題でしょうが、例えば道路標識一つ

 とっても、これでは分かりずらい。街中を普段走った

 ことがない人が入ると確実に迷う。加えて当然のこと

  ながら、街中は交通規制も多く、道路標識も多い。

    でもこの点は今後、カーナビを付ける人が多くなれば少しは好く

  なるかも。

    あとの問題はご存知!運転マナーの問題。

    こちらは、まだ少し時間がかかりそう。クルマを運転していれば

   お気づきでしょうが、たった1台ですよ、その1台でも変なクルマ、

   と言っていいでしょうか、運転技術の問題ではなく、周りを無視した

   運転の人が一人いる、1台いるだけで、クルマはその後ろが大きく

   影響を受けます。

     ですので、このヘンな人の出現を減らさなくてはいけないですが、

   その割合?がまだまだ、ヘンな人が多すぎて、ヘンな人も自分が

   そうであることを気づいてないし、周りもヘンな人に対して寛容。

    分かりますか?この話。ここに問題がある。

    実は?北京!わたしの漠然とした感覚ではあんなに渋滞する

   必要がないんですね。

     例えばちょっと譲り合うなら・・・。

     でもこれが中国の人には難しい。相当難しい。

   譲り合う。これって、こっちだけ譲ってばかりでは成立しない、

   譲り合うんですよ。互いに。これが出来ない。

     この話、北京在住の友人(中国人)ともしたことがある。

   話を聞いてるうちは彼も、対対対ドゥィ・ドゥィ・・・そうそう・・・と

   言ってくれるが、そのすぐ後に乗せてもらった彼が運転するクルマは

   そのコトバとは裏腹に、割り込み割り込みで怖かった。










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2014年11月 3日 (月)

北京は今日からナンバーで乗り入れ規制

U2775760368800949011fm23gp01       北京今日至12日施行単双号限行措置
  

  北京はこうした規制を以前にもやってますし、

  ある程度経験済みです。先日来この話はあちこちから聞かされて

  ますから、まぁ驚きはない。始まったんだぁ・・・って感じ。

U27501663762152727516fm23gp01 ですが、それにしたってですよ、その周知とか、

 どの範囲でどうやるかとか、これに伴う

 取り締まる側の人員配置とか、

 取り締まりの仕方とか、

  それなりに大変です。かなり大変です。大都市ですから。

  何度も申し上げておりますが、大城市ダァ・チャン・シィと中国語では

  なりますが、大大都会なのであります。

    先週お伝えしましたように、APEC会議もこれあり、大気汚染の

  問題もこれあり、の規制。

U17500406754235736995fm21gp01 規制のやり方は、

 中国語では、偶数を双数スワン・スゥ

 奇数を単数ダン・スゥと呼んでます。

  で、これに暦の偶数日・奇数日を重ね合わせ

  まして、偶数日にはクルマのナンバープレイの末尾を合わせての

  規制です。

    この方法、先にも申しましたように以前にも取られていて、

  規制としては、その内容が単純であればあれほど浸透しますので、

  複雑な規制は却って混乱を招きます。ですのでこんな大ナタ?規制

  が必要かつ、ある程度は適正。

    この規制でクルマがそのままやや半分になるか・・・というと

   ならないでしょうが。

002564a615ae15c0fa36101 地下鉄、公共機関を利用しましょう!

 キャンペーンも同時に行われています。

  いやいや、その準備だけで大変ですよ。

 大都市の宿命?ですかね。

    この規制に纏わる個々の面白話はこれまた沢山あるんです。

   ニンゲンのやることですから。

    これまた、それを書いてる人は多数いらっしゃると思います。

   それは、そちらをご覧ください。

  北京在住の日本の方が書いてるサイトなんか覗いて楽しんでます。

    



 



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2014年11月 1日 (土)

 『 深紅の華 』 - 今週読んだ本

001
  今週読んだ本はこの本。

 オビに、

  「習金平体制前夜の“薄煕来事件”

   この政治スキャンダルをモチーフに

   在中歴4年の筆者が挑む

             本格フィクション!」

  とあります。

    「本格フィクション」って?

   この日本語自体が怪しいですが、

   言いたいことはなんとなく分かります。

    で、読み終わった感想ですが、一言で言うなら

   どっちかにすればよかったのに・・・と、思って読んだ。

   このどっちかは、

    いっそのこと丸ごと事実を追いかけるノンフィクションと

   するか、或いは、

    登場人物もこんなに薄煕来に沿って話を進める必要は

   なくて、あれをベースに思いっきり創り変えるか、

    どっちかに振れた方が善かったと思います。

   確かにあの事件は、事実そのものが小説的?というか、

   最近多いでしょそんな事件。まるで作り事のような事件が。

   以前であれば、まるで小説の世界のような事件と言ってたのが、

   最近は、事件に追いついていない小説?が多くなって、

   人間の想像力が低下してきてるのか、事件そのものがそれを

   凌駕してしまっているのか、小説が事件に負けて?ます。

    この小説も、薄煕来事件を題材にして、ほぼ登場人物もこの人は

   あの事件の誰、と特定できるような位置関係で登場し、

   その動きもこれまたほぼちょっと取材すればそれと判るような

   動きで動いていて、

     事件をなぞる?のが精いっぱい。

     『本格フィクション」にするなら、もっと独自の色づけ?を

   どこかの場面でして貰いたかったです。

    多分ですね、書くに値する事件だとは思うんですね、わたしも。

   当然、事件そのものの記録としてはあれだけの事件ですから

   残るでしょう。公式・非公式含めて。

     ですが、もしフィクションという手段をもってあの事件を

   描きたいのであるなら、

     明らかに作者が創った部分をもっと打ち出さない事には

   事件そのものに負けてしまします。

     惜しい気がします。この題材でこれで終わるのが。

     どうせなら

   この作品では、厚輝雷ホゥ・フィ・レィ(薄煕来とおぼしき主人公)

   の内面にもっとどんどん切り込んで貰いたかったですね。

    単に、婦人の西羅佳シィ・ルォ・ジャァ(同じく小説上での夫人名)

   が悪かったでは、あまりに薄っぺらすぎません?

    物足りない、残念な一冊でした。

     著者: 近藤大介

    発行所:廣済堂出版

     2013年4月第一刷

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