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2014年9月25日 (木)

劉鉄男の贖罪意識

127027276_14115329275711n1 今日はこの方の話題。

 余り気乗りはしないが、

 前に 薄煕来ボォ・チィ・ラィ

 更には周永康ゾゥ・ヨン・カン

  のことなどをここでも書いたので、この方にも触れずに

  は置かれない。

   多分、日本の方にはそう馴染みがないであろうし、

  これまた恐らく、日本マスコミで大きく取りあがられることは

  ないでしょうから、普通には知られずに終わる事件?なんで

  しょう。

    劉鉄男リュゥ・ティェ・ナン

    元国家エネルギー局長

   ご多分に漏れず?こうして裁判になり被告席にいるのは、

  その地位を利用して私的理財に励んだ?結果のこの姿。

    で、彼については逮捕がまぁ、マスコミは無理でも日本でも

  ネットを使えばそれなりに事欠かない話題が噴出してますので、

  そちらをご覧いただきたい。

    学歴詐称とか、愛人がいたとか、私財が億を超してるとか、

  毎回、毎度、どの人もこの手の話題に事欠かない。

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 わたしの今回思っているのは、

 この方、昨日の公判で涙ながらに、

 全面的に?私が悪うございました、

 私の間違いです、私は自分でも

 何時からこんな人間になったのかと・・・

 等等、全面的に非を認めている点。

  こうした人たちの多くは捕まってなお、

 いやあれは・・・とか、その時は・・・とか、

  自分の立場はその時はそうではなかった、というケースが多い

  のですが、これはこれで、この後に及んで・・・・の感が強くするし、

   今回の様にあっさり、全て私が悪うございました、のケースも

  どっか、なんだろなぁ~と思える。

    勘ぐって言えばどっか怪しい。この人まだ核心を突かれて

  ないんじゃないのか、と思ってしまう。

   これってうがち過ぎですかね・・・。

   なんかなぁ・・・昨日の公判の様子、出来レースを見せられてる

  ようで、気色が悪い。

   この後まだまだ人を違えてこうした裁判が続くんですが、

  無くならないでしょうね、この手の犯罪は、

  地位と権力が偏り過ぎてます。

    ただ、中国としてはこの間の経済改革には、ある種スピードが

  不可欠でしたので、その為にはある程度権力を集中させて即決

  できる体制も必要ではあったのでしょうが、

    人の上に立つ人の、その人となりまで構う余裕がなかった。

  これって、何で決めればいいんでしょうね?

  選挙でみ~んなが選んで決めたところで、

  昨今の議員さんたちのあの様子を見てるとどうも・・・。

   でも、誰かがこの地位にいる必要はあるんですよ、誰かがそれを

  担い、その職を全うする必要は。

   いまだって、彼が居なくなれば他の誰かがその地位に座り、

  その職務をしてるんですから。

   悩ましい問題です。 

   余談ですが、彼(劉鉄男氏)は日本でも仕事をしていたことが

  あるんですね。

   日本大使館。

   残念ながらもうその頃から芳しくない噂があったようですし、

  実際に彼が日本で学んだのは、自分に都合の好い事でしか

  無かったのでしょう。

    残念ですよね。

   






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