劉鉄男の贖罪意識
余り気乗りはしないが、
前に 薄煕来ボォ・チィ・ラィ
更には周永康ゾゥ・ヨン・カン
のことなどをここでも書いたので、この方にも触れずに
は置かれない。
多分、日本の方にはそう馴染みがないであろうし、
これまた恐らく、日本マスコミで大きく取りあがられることは
ないでしょうから、普通には知られずに終わる事件?なんで
しょう。
劉鉄男リュゥ・ティェ・ナン
元国家エネルギー局長
ご多分に漏れず?こうして裁判になり被告席にいるのは、
その地位を利用して私的理財に励んだ?結果のこの姿。
で、彼については逮捕がまぁ、マスコミは無理でも日本でも
ネットを使えばそれなりに事欠かない話題が噴出してますので、
そちらをご覧いただきたい。
学歴詐称とか、愛人がいたとか、私財が億を超してるとか、
毎回、毎度、どの人もこの手の話題に事欠かない。
この方、昨日の公判で涙ながらに、
全面的に?私が悪うございました、
私の間違いです、私は自分でも
何時からこんな人間になったのかと・・・
等等、全面的に非を認めている点。
こうした人たちの多くは捕まってなお、
いやあれは・・・とか、その時は・・・とか、
自分の立場はその時はそうではなかった、というケースが多い
のですが、これはこれで、この後に及んで・・・・の感が強くするし、
今回の様にあっさり、全て私が悪うございました、のケースも
どっか、なんだろなぁ~と思える。
勘ぐって言えばどっか怪しい。この人まだ核心を突かれて
ないんじゃないのか、と思ってしまう。
これってうがち過ぎですかね・・・。
なんかなぁ・・・昨日の公判の様子、出来レースを見せられてる
ようで、気色が悪い。
この後まだまだ人を違えてこうした裁判が続くんですが、
無くならないでしょうね、この手の犯罪は、
地位と権力が偏り過ぎてます。
ただ、中国としてはこの間の経済改革には、ある種スピードが
不可欠でしたので、その為にはある程度権力を集中させて即決
できる体制も必要ではあったのでしょうが、
人の上に立つ人の、その人となりまで構う余裕がなかった。
これって、何で決めればいいんでしょうね?
選挙でみ~んなが選んで決めたところで、
昨今の議員さんたちのあの様子を見てるとどうも・・・。
でも、誰かがこの地位にいる必要はあるんですよ、誰かがそれを
担い、その職を全うする必要は。
いまだって、彼が居なくなれば他の誰かがその地位に座り、
その職務をしてるんですから。
悩ましい問題です。
余談ですが、彼(劉鉄男氏)は日本でも仕事をしていたことが
あるんですね。
日本大使館。
残念ながらもうその頃から芳しくない噂があったようですし、
実際に彼が日本で学んだのは、自分に都合の好い事でしか
無かったのでしょう。
残念ですよね。
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