大連服装節 これが来れば秋に・・・
大連服装節
ダァ・リェン・フゥ・ザン・ジェ
が先ごろ終わった。
このお祭り?が終わるころ、大連(中国東北部)は
秋に入り、間もなく樹木が一斉にその葉を落とすような
突然の寒波に見舞われ、短い秋と別れを告げて、一気に
冬に突入する。
どの地方、どの町にもこうした季節の節目を感じさせる
催し物はおありになると思う。
我々が季節を感じるのは、日々の空気のちょっとしたその
変化であり、周囲の景色の変わり様や、食べ物の変わることで
季節を感じる。
と、同時に実はこうした毎年毎年同じ時期に開催される催しに
よっても、あれがくればもう秋だとか、あれが過ぎれば・・・といった
具合に季節を感じることがある。
その人がこの催しと言える。
大連が特別こうしたファッショに力を入れるようになったのは
今回で25回目というその開催回数からして、早くから服装に関心
の高い町としてあったのでしょう。
それは、この北方に町の人たちは総じて背が高く、色白で、
目鼻立ちもはっきりしているという、着映えのする人が多くいて
服装に関心が高かったからなのでしょう。
集まり、デザイナーはこの日の作品を
仕上げるべく集まるお祭り。
その関係や、そうした世界に興味を
お持ちの方にとっては、注目されているようです。
ですが、それとは関係ない一般市民にとってはこのお祭り
大連に秋がきたことを知らせる、目印としての役割を果しています。
これで終わったのでは、ファッション情報を期待されてご覧に
なられた方にとっては、ご不満でしょうから、
独断と偏見で今年の服装節から、来年の流行を占うと、
来年の流行は、橙黄色ジュゥ・ホァン・スゥ がキーとなるようです。
上の写真でも奥の方にそうした色を取り入れた服が並んで紹介
されております。オレンジ色、これが流行る・・・というか流行らせたい
というか、そんな印象です。
それよりも、わたしの中での印象も実はこのお祭り、
ファッショの祭典というよりも、これがくると季節が変わる、という
方に重きがありまして、服装節は秋を感じさせるものだったのです。
余談ですが、
全くの余談ですが、わたしの住むハコダテでも昨日は
ハーフマラソンが開催され、これが来るとハコダテももう秋、
短い秋の訪れを感じさせてくれます。
ところがですね、来年からはこの
馬拉松マァ・ラァ・ソン 比賽ビィ・サィ
の開催が突然、春の開催に変更になるそうです。
ということは、来年から何を目印に秋を感じれば好いのでしょ。
全くの余談です。
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