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2014年8月12日 (火)

中国の花火と、日本の花火

U90602007396558246fm21gp01  ウェブ版「わたしの見た中国」

 8月号の話題は、花火です。

  今日も引き続き、花火のお話に

  お付き合いください。

   技術的?なことは判りませんが、中国と日本の花火に

  シロウトが見てる分には、そんな違いはない。

   有ると思いますよ、プロの方からしたら、そりゃぁ大違い・・・と

  言われそうですが、そこが何せシロウトの悲しさで、空に上がって

  ド~ンと破裂して鮮やかな色を見せてくれるのを花火と言ってる

  レベルですから、ご勘弁ください。

U3029671594574589091fm23gp01 わたしに判る違いは、

 一つはこの文でも書いておりますが、

 一挙大量打ち上げ方式の、中国と

 一発一発打ち上げ余韻愉しみ型、日本。

  ですよね。これは昨日もお話しました。

U23364306692425504092fm21gp01_2 次は、季節。

 夏にかたよる日本の花火と、

 夏よりは冬の(春節)イメージが強い中国

  の違いですよね。

   因みに、こうしたときよく識者は、この語句は俳句では・・・・

  なんてな博識をご披露なさるので、そのひそみに倣い、

  俳句では「花火」は夏の季語となっているくらい、

  日本人にとって、「花火」は夏と結びついています。

U18534617711146465450fm21gp01 これも文でもちょっとだけ触れてますが

 中国で「花火」と言えばもう、春節の

 あの年越しの花火です。

  無論、プロの上げるような本格的花火

  とは違いますが、自分たちが自分で買って自分で上げる分、

  花火は身近にあって、見るより上げるものなのかも知れません。

U1101587732706442482fm21gp01_2 見る方に主眼が無いという意味で、もう一点、

   中国の人たちの花火に対する始まりは

 どうやら爆竹のこの音にあるように思います。

  派手に?バリバリバリと続く炸裂音が、

  中国の人の花火の元のところにあって、空に打ち上げても

  同じように、バリバリバリと、耳をつんざく炸裂音が続かないと

  満足されないようです。

    方や日本の花火は、そのひとつひとつを眼で確かめたい。

   最近はその形にこだわり、色にこだわっているようです。

   そのちょっと前まではその大きさが注目の的でした。

   大玉、というやつです。

    というわけで、

   中国ではその“音”が人々の心を開放し、

   日本ではその“光”が人々の心を開け放つ、

  そんな花火の季節ですが、

   北海道の夏はこの時期を過ぎるともう一気に、秋へと向かいます。

   北海道では、夏も花火も、ほんの瞬きする一瞬で過ぎていこうと

   しています。そろそろ秋風が立ちそうです。

  みなさんのお住まいの地域はまだまだ暑い日が続くでしょうから、

  どうぞ、暑さにまけず乗り切ってください。

    夏、花火の涼しい?話題でもご覧になって一時夏を忘れて

  いただければ、幸いです。

    「中国的焔火イェン・フォ」夏だ!花火だ!!

   はこちらをクリックして、茶館『隗かい』トップページからどうぞ。

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