中国の花火と、日本の花火
8月号の話題は、花火です。
今日も引き続き、花火のお話に
お付き合いください。
技術的?なことは判りませんが、中国と日本の花火に
シロウトが見てる分には、そんな違いはない。
有ると思いますよ、プロの方からしたら、そりゃぁ大違い・・・と
言われそうですが、そこが何せシロウトの悲しさで、空に上がって
ド~ンと破裂して鮮やかな色を見せてくれるのを花火と言ってる
レベルですから、ご勘弁ください。
一つはこの文でも書いておりますが、
一挙大量打ち上げ方式の、中国と
一発一発打ち上げ余韻愉しみ型、日本。
ですよね。これは昨日もお話しました。
夏にかたよる日本の花火と、
夏よりは冬の(春節)イメージが強い中国
の違いですよね。
因みに、こうしたときよく識者は、この語句は俳句では・・・・
なんてな博識をご披露なさるので、そのひそみに倣い、
俳句では「花火」は夏の季語となっているくらい、
日本人にとって、「花火」は夏と結びついています。
中国で「花火」と言えばもう、春節の
あの年越しの花火です。
無論、プロの上げるような本格的花火
とは違いますが、自分たちが自分で買って自分で上げる分、
花火は身近にあって、見るより上げるものなのかも知れません。
中国の人たちの花火に対する始まりは
どうやら爆竹のこの音にあるように思います。
派手に?バリバリバリと続く炸裂音が、
中国の人の花火の元のところにあって、空に打ち上げても
同じように、バリバリバリと、耳をつんざく炸裂音が続かないと
満足されないようです。
方や日本の花火は、そのひとつひとつを眼で確かめたい。
最近はその形にこだわり、色にこだわっているようです。
そのちょっと前まではその大きさが注目の的でした。
大玉、というやつです。
というわけで、
中国ではその“音”が人々の心を開放し、
日本ではその“光”が人々の心を開け放つ、
そんな花火の季節ですが、
北海道の夏はこの時期を過ぎるともう一気に、秋へと向かいます。
北海道では、夏も花火も、ほんの瞬きする一瞬で過ぎていこうと
しています。そろそろ秋風が立ちそうです。
みなさんのお住まいの地域はまだまだ暑い日が続くでしょうから、
どうぞ、暑さにまけず乗り切ってください。
夏、花火の涼しい?話題でもご覧になって一時夏を忘れて
いただければ、幸いです。
はこちらをクリックして、茶館『隗かい』トップページからどうぞ。
| 固定リンク
コメント