卒業の季節を迎えて
迎える季節となりました。
中国のお話です。
中国は9月入学。
この頃、6・7月が各校の卒業シーズンとなります。
卒業式、卒業典礼ビィ・イェ・ディェン・リィ
式典そのものも、近年はそれぞれの学校の工夫を
こらすようになり、それがまた話題になっています。
日本の卒業式が近年、色んな衣装を着飾っての
コスプレ大会の様相を呈してますが、そのうち中国も
あぁなるんですかね。その兆しがちょっとこのところ
垣間見えてまして、個人的には余りこっちへ走って
欲しくないのですが・・・。
学長の挨拶がよく話題に上ってます。
また、卒業を前に、卒業のその日に、学生たちが
とる行動もまた、目立ったものが多くなってきました。
みんなこの4年間の鬱積を晴らしたいようです。
日本と違うのはまず、この時期的なもの。
これは9月入学ですから当然違ってきます。
中国は大学自体が大きいですし、大学の敷地面積も
どこも大きくて、日本のように学部によってあっちの校舎、
こっちの校舎で学んで、同じ大学でも離れているというような
ことは少ないですが、何せ敷地面積がデカいので、同じ
学校でも分からない場所が多数あります。
学生数も多いので全体を知るのは至難です。
やはり~系シィ ~学部程度の交わりで固まります。
卒業式でいうと、親がこれに参加するということはまず
ないです。学生だけの式典となっています。
同じです。必ず顔写真が入って
います。
このところ、以前と違ってネットの
発達により、各校でもこの卒業式の様子を配信したりして
いますし、何よりも以前と違うのは、このネットを使って、
突然ある大学のある生徒さんが、何らかの話題で全国的
有名になっちゃう、という現象が現れています。
今年はその卒業の様子から何から所謂、晒すネットの
何でもありのあけっぴろげぶりで某女子大生が有名になって
ましたけど、これもなぁ・・・・個人的にはちょっと・・・。
中国の大学生は、基本この4年間は大学の寮生活ですので、
特にこの点で、日本の学生さんとは違い、この4年間まるまる
生活を共にしてきた学友と別れるのは、それなりに感慨も
ひとしおと言ったところでしょうか。
1990年代に生まれた人たちが大学を旅立つ。
さて、この世代、今後の中国をどうしてゆくでしょうか。
何はともあれ、
卒業生のみなさん、おめでとうございます。
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