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2014年5月 8日 (木)

旅順の櫻、-「わたしの見た中国」賞花シャン・ファ

    ウェブ版今月号の話題は、中国で花を愛でる、という

 ことで、花と言えば日本人はサクラ。中国で桜を見る機会はそう

 多くはないのですが、たまたま大連という町にいた為、その隣町に

 旅順リュゥ・スンというところがありまして、

U4224545139730933984fm21gp01 大連から2時間くらいの距離ですが。ここは

 渤海湾に面し、天然の良港として知られ、

 これより北ですと、冬期間海が凍るので

 北の不凍港として、更には、この天然の

  入江とそれを一望できるかの有名な203高地を持つ、今でこそ

  風光明媚、観光に乗り出しておりますが、当時は、文にも書き

  ましたが、

   「未開放地区」ってのがまだありまして、外国人の侵入

  はまかりならん!と言われておったそんな町でした。

   無論、許可を受ければ行けるんですが、そんな個人で申請する

  方法もなければ、別段周知もしてませんので、単に一般には

  外国人が勝手に行ってはいけないところ、と言われてました。

U20992648763889536197fm21gp01 とは言え、外目では見ては判らない日本人。

 中国語も話せればそりゃぁまぁ、滅多な

 ことではバレませんし、別段怪しい事を

 しに出かけるわけでもなく、今となっては

  時効?でしょうから、正直に言いますと、かなり頻繁に、というか

  週末用が無ければここに・・・、という位出かけてました。

   旅順の駅はまたキッチュ?で可愛いんですよね。

   これ、是非保存してほしいですね。日本人建設らしいです。

   ここはローカル線もローカル、ほぼここをめがけてやってくる

  超超ノンビリ列車です。今まだあるのかなぁ・・・。

    この街のどこがそんなに好いかというとですね、軍港でしょ。

  港町ですよね、浜風が吹いてます。軍が町の大半を占めてます。

U31255819382561267290fm23gp01 ということで、空気が抜群に好いんです。

 Pm2・5知らず。工場もないので空気も綺麗、

 騒音もない。軍の管轄下ですので治安も良い。

 一番のお気に入りがこの博物館なんですが、

   ここ、展示物としては恐らくそう重要なものもなく、そんなに展示

   に力を入れてる様子もなく、逆にその力の抜け具合が?好い

  というか中国の他の博物館ですと、やたら物売りに力が入ってたり、

   鳴物入り?の特別展示物をわざわざ見に行ったら、ガッカリというか

   裏切られた感で帰ってくることが多いのに、ここは裏切りません。

   最初からそんな期待も抱かせず、特別展示なんてのもなくて、

   何時行っても人も少なく、館内はがら~んとしていて、造りは立派

   なんで、ヒンヤリとして天井も高く、ここの中でベンチに腰を下ろし

   持ってきた本を読む、なんてな・・何のために行ってるのかちょっと

   判らん活用法でしたが、当時のわたしの憩いの場でした。

    ここで本を読んでからやおら、ブラブラ街へ出て、適当な小さな

   食堂で食事をし、また街をブラブラして戻る、というのがわたしの

   至福の終末の過ごし方でした。

U3016336315249732104fm21gp01 そんな旅順に桜の名所があることは

 割と早くから耳にしてましたし、殆どの

 人は知ってはいました。

  でも、その桜の時期にわざわざそこへ

   実際に足を運んだことがある、という人はわたしの周りをちょっと

   調査してみたところ、意外に少なかった。

     というくらい、当時中国の人にとっては余り関心がなかった。

U6958562832587593409fm21gp01 その櫻は日本人が植えたものですよ、

 という話も早くから耳にしていた。

 というよりも、この大連という町は何につけ

 元・日本人が、日本が・・・というもので

  溢れていたので、大概のものがそうあっても、驚きはしない。

    この公園というか、サクラが固まってうえられているところは、

  旅順のこちらから行けば入り口、向こうからは出口にあたる

  ところにあって、その後もサクラは植樹され続け、いまではもう

  その本数も相当な数になっているが、当時はその数も知れた

  ものだったし、樹そのものの手入れも悪く、その周辺の手入れも

  悪く、観光とは結びついていなかった。

    無論それは、未開放区というのも要因としてはあった。

  加えて桜はその時期が短いので、花のその時期を逃して終えば

  あとはもう葉桜ですから、誰も関心を寄せない。

U4148923708264335574fm21gp01  今はそれを観光の為のイベントして

 櫻祭り? の ような催しもやってるらしい。

  そうなってからの旅順はわたしは

 逆に知らない。

   そんな頃の、旅順に行くということ自体が一つの意味を持って

  いた頃、わざわざ、櫻を見に出かける日本人を彼らはどう思って

  見ていたのだろうか。

    そんな話が今月号の「わたしの見た中国」

    賞花シャン・ファ  (中国で)花を愛でる

   です。どうぞご覧になってください。

    そして、この旅順に纏わるお話を明日また少し。

 

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