旅順、ぶらぶら紀行
昨日の続きです。
旅順リュゥ・スンの
町をちょっと・・・
余りない機会ですので、ちょっと紹介しておきましょう。
とは言っても、わたしの中の旅順?はもう十数年前のもの
ですし、それ以降訪れていませんので、古いです。
尚且つ、昨日もお話しましたように、わたしがこの街を
ブラブラしてたのでは、ブラブラしてはいけない??頃だったので
いまだからこんなブラブラ紀行・・なんての呑気なことを言ってますが、
当時はイケナイ!ことだったのです。
多分現在も、大連市・旅順区を観光で訪れるには、団体か現地
ツアーにお申込みになって行かれるの方が多いと思います。
景点ジン・ディェンと言われる、観光スッポト
は限られてまして、それは今でも変わって
いないと思います。
昨日も書きました、天然の良港である旅順港を見下ろす、
難攻不落と言われた「203高地」ですね。
今でもそうでしょうけど、ただこの
高台に上がるというだけで、確か
あの当時で幾らでしたかね?チケット
を買わされて、まぁまぁ景色を見る分だと思えばいいんですが
そりゃ攻めてくる軍艦の位置なんかは
一目瞭然ですからね、戦い安かったでしょう。
気を使わなくてはならないのは後ろだけですし。戦いは楽。
言いますか、戦争のその時に残された
ものがまだまだ多く、こうした塹壕を
見てはわたしなどはハコダテ山に掘られた
同じような塹壕跡を歩いてる気分になったりしてました。
そんな場も必ず行かれると思います。
ここでは、ガイドのお嬢さんが当時の日本軍が
如何に残虐非道であったかを、地下に響き渡る
ような声で朗々と説明されてましたが、
そんな見て楽しいものでもないので、
そのせいもありましょうが、責め道具
や、人形が当時の状況を再現して置かれて
ました。一度は見ておくのもいいかも知れません。
軍司令部の建物なんてのも見てブラブラ
してましたが、これまた大した感慨もなく、
わたしは大概そうそうに昨日も書いた
博物館へ行って、あとは何処かで美味しい珈琲が飲めない
ものか?と不埒なことを考えたりしてましたね。
そんなオシャレな店?は望むべくもなく
大概、下の方の商店街をブラブラ
歩いていても、一部そうした観光客相手
のお店か、軍関係者を相手にして商売してるようなお店が
チラホラ。多分はもう今はすっかり変わってると思います。
要するにわたしがブラブラしてた頃の旅順は、町がまるごと
戦争の記念碑的色合いの町でした。
とてもブラブラ楽しめる雰囲気ではない
のですが、では、全体がそうかというと
これまた昨日も書きましたが、当時としては
多分いまでも、空気が綺麗で、騒音が少なく、余り観光地観光地
してなくて、人も中国としては少なく、治安がよく、
わたしのお気に入りの町でした。
今度いつ訪れることができるか判りません、もう一回は
見てみたいですかね。
数年前に大連に行ったときは、冬でしたので、
冬の旅順はちょっと重すぎる??かな・・・と思って止しました。
それに冬にブラブラは凍えてしまいます。
あとで聞いたところによると、この近くに温泉リゾート施設なんかも
造ったりして、前は細々だった蛇専門?公園も立派にして、観光客
を誘致してるって話は聞きました。
残念ながら両方ともわたしには余り魅力が感じられず、
あの年はパスしちゃいました。
最近行かれた方がおられたら、情報をお寄せください。
多分??まだ旅順はそんな好いところの沢山ある町であることに
変わりはないと思ってます。
また、ブラブラしたいです。
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