1・3の国が、7・4の国を案じる - 経済成長率って??
中国国家統計局が四半期の
実質国内総生産(GDP)を発表。
前年同期比7・4%だそうです。
これを、日本のマスコミは大変心配そうに報じておりますが、
これって、なんですかねぇ~。居心地が悪い。
昨夜見たテレビ報道では、わたしが先日書いてたそのものとは
違うお店なんですが、その官僚御用達の超・超高級レストランが
倒産した、との話題をこの経済成長率鈍化の一つ?として紹介
しておりましたが、それは違いますよ。
そのあれが倒産したのは、経済が鈍化つまり不景気になった
から、こうした高級レストランは・・・とのお話ですが、
違います、違います。
あれは違う力学!つまりその綱紀粛正の方の力でそうなった
だけで、あれを景気の判断に使っちゃいけません。
景気が傾いたので足が遠のいたのではありませんので。
ま、確かにそうした景気の好い話、はそんなんでなくなっては
いますが、あのレストランは景気とは本来関係なく、べらぼうに
贅を尽くした、何てんですか、世離れした場所であり、それがウリ!
だったところなのであります。
日本のマスコミが、中国の経済成長をこんなにも心配?して
いるのは、それが世界経済に及ぼす影響が大きいからで、そういう
意味で、心配??されてるんでしょうが、
すぐにまたまたの、中国バブル崩壊論にすり替えて、さぁ・・・
大変だぁ~と花火を打ち上げいる報道機関もありますが、それまた
どうよ!と思う。
経済ってわたしなんかはよく判らんで、言う資格がないと自分
でも自覚してますが、そうした、論法を聞いたりすると、えぇ~何で
こんなにも経済成長率で言うと、低い低い国が、
その数倍もある高い高い国のことを心配しなくちゃならないの?
ってのが、感想でして、鈍化したとはいえ、7・4%。
立派じゃないですか。
日本なんてず~とず~と1・××ですよ。
日本も嘗ては・・・って言いますけど、日本が7%もの経済成長率を
達成したのって、ずっとずっと昔のことです。30年も前かなぁ。
ということは、今の少なくとも物心ついてというか、少しは判るように
なっての日本の40代前の人は誰も日本のそうした成長期を知らん、
ということでもあります。
その頃の日本がそうであったように、国内に何もない、すべてを
造りだして行くような時代は、どうやっても伸びるんですよ、経済は。
いずれはそれも落ち着きを取り戻し徐々に沈静化していくのが
国の変わり様として、当然の路だと思います。
この、徐々に・・が難しいのと、沈静化もまた昨日もお話してる
内容とも関係しますが、難しいんですよ。ホント!!
昨日の中国側のその発表記者会見もテレビで見ましたが、
内外記者の意地悪い?質問にも実に的確に答えていて落ち着い
ていて、そんなのを見せられて、その後の日本の報道を見ると、
何で・・・こんな低い成長率の国が、高い国を心配しなきゃならん
のかがちょっと変な感じだな、と思えた。
海外では、安倍さんが・・・
というか、日本円ってホントに
このままで大丈夫か?と
逆に心配されてますよ。
そんな報道はどこもしないけど・・・。
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