台湾、ひまわりの花が咲くころ - 台湾学生運動のその余波
関心が薄く、とりわけマスコミ
で取り上げられることすらなく、
たまに取り上げられても小さな
小さな記事だったり、あまり自分は
テレビ報道を見てないので、テレビっ子?の友人に聞いても、
あぁ~なんかなねぇ・・・学生が騒いでるそうじゃない・・・・
位の報道はされてたらしい。
この問題のそもそもの説明から入るべきでしょうが、ちょっと
余裕?がないので、その経過その他、この発端やら、先日
漸く一応の決着をみたのですが、その辺の事は悪いですが
ネット環境にあれば、わたしよりずっと詳しく、丁寧にお書きに
なってられる方が沢山おられますので、どうぞそちらをちょっと
ご覧いただきたいと思います。
それを飛び越して、わたしの言いたいのは、三点。
一つは、
いま書きました。日本の報道のありようですが、これの扱いが
あまりにテンション低すぎ。この時期(3月中旬から発生)に
他のニュースでこのニュースが霞んだ?という日があるには
あっても、その他の日は、ウクライナ問題ばかりそうそう取り上げて
毎日続くわけでもありませんし、みなさんお判りと思いますが、
新聞紙のスペースとしては、十分あったのに、です。
その要因は何故かは、ちょっと分析した方が好いかもしれません。
台湾に記者がいない?特派員がいない?そんな問題じゃぁない。
いなきゃ行けばいい。近いんですから。他のくだらない?ニュース
の為に地球の裏側までゆく日本のレポーターたちは一体何を
してたんでしょ。
前から言ってますが、日本の報道がちょっと心配。
二つ目。
台湾の彼らに比べて、日本の学生はいまおとなし過ぎる。
過ぎる、ってとこに問題ありでして、おとなしいのはいいんですが、
ちょっと過ぎてる。何をもって、過ぎる、と判断かはこれまた個々
に微妙ですが、恐らくこの言い方で多くの方はそうね、と賛同して
いただけるのではないでしょうか。日本国内の問題に声を上げない
学生たち。そんな大きな声をあげずとも、ひとりひとりが、反対なら
反対と、自分で考え自分で判断し自分の意見を唱える、
そんな機会を学生から奪っているのは何なのか、これも検証が
必要だと思います。
今回の台湾の運動も。
また新しい言葉がこの運動で生まれました。
太陽花運動といってますが、
タィ・ヤン・ファは本来、中国語にはない 。
太陽花は、向日葵をいってるのですが、 中国語でもヒマワリ
は 向日葵シャン・リィ・クィ でして、 学生のこの運動が新しい
感覚で呼ばれることの証なんでしょうか、ちょっと違和感も。
でもまぁそんなことより、日本の学生がちょっと頼りない。
この問題まだ全面解決?ではないのですが、
始まってから終わるまでのこの運動の全体と
この収束の仕方が、非常に台湾的??
全体いろいろありましたよ、でも、この間の動き、それは学生側
のみならず、それを排除しようとする警察や、学生なにするものぞ
のまたその勢力の巻き返しなどを見ていても、どれもみな適度?
に抑制がきていてとてもよかった。
というのがわたしの感想。
暴力に走ることもなく、互いの訴えをどう処理するかに心砕き、
最後の終結のとき、学生内にもまた様々まだ早いとかもうそろそろ
とか、意見が割れるんです、でもそれを理と知性をもって収束した
ところに学生の、学生たる所以がある。
さすが大学生!
最終学府に学ぶ、ということはこういうことでしょ。
ということで、台湾はまだまだ大丈夫?健全だ??と思った。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント