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2014年4月 5日 (土)

今週読んだ本ー『百姓貴族』荒川弘  中国語版

001 今週読んだ本はこちら、

 『百姓貴族』バィ・シン・グィ・ズゥ

  荒川弘 著

  中国語版、しかも繁体字。

   奥付をちょっと書き写しますと、

     作者  荒川  宏

     譯者  方 郁仁

  執行編輯  沈 萬楠

   發行所   東立出版社有限公司

          台北市承徳路二段・・・

   となっていて、台湾出版のものです。

    実はこの本、お借りして読んでいるもので、全くこの

  作者のこのマンガの日本での評判を知らずに読みました。

    実は今でもなんにも判ってないのですが。

 

    日本のマンガが世界を席巻しているのはつとに有名ですから

  どなたもご存知と思いますが、

    留学生(中国の人に限らず)の多くが、日本のマンガやアニメ

  に魅せられて、日本に興味を持つようになり、日本語を習い始め

  ました・・・自己紹介挨拶は、もう何度も聞いている。

    ということで、日本のマンガ文化・アニメは凄いんだ!と、

   前の前の総理、麻生太郎さんも言ってました。

    ただ、この世界へ出ているマンガ、アニメの本数というか種類

   がそう豊富なわけではありません。

     それは、ひとえに翻訳の問題ですね。

    で、何が言いたいかというと、わたしはマンガから離れて久しい

   ので、このマンガが日本でどれ位の人気度なのか判ってないと

   先ほども申しました。でも、これ拝見してちょっとホントに外国でも

   ウケル?のか・・・という疑問。台湾ならではの気がします。

    意外に英語にも翻訳されてたりするんですかね??

    本家・日本語版を読んでないので、この訳がどれほどのものか

   も判らないのですが、台湾の人たちの日本文化理解度は深い

   ので、恐らく問題なく訳されてるのだろうと推測します。

    そこは大陸と違って、意外にえぇ~こんな本も出てるんだぁ・・・

   というのは台湾ならでは?起きそうです。

     どうしても訳が気になって見てしまいますが、

   やはり、というのは台湾の人でも、

   本の中に多用されてますが、擬音の訳は無理で

    バサァとか シャバババとか がん~

    なんてなのは、そのままカタカナだったり、大文字で

    日本語表記でしたね。無理だよなぁ~。

     もう一つ、

     このマンガの題に使われている、「百姓」というその農業に

    対する、日本語も持つ微妙な意味合いですね、

    いまはわれわれも口にするときは、百姓さんといい、

    お と さん を足した言い方が普通で、

    正しくは?農業従事者 と言わなくてはいけないそのへんの

    この言葉と、後ろの「貴族」がもうすでにこのマンガの主成分?

    の半分以上を語ってるんですが、その辺の理解も無理だろうなぁ・・・

     でもでも、こうして日本のいろんなマンガを見ることができる

    台湾って素晴らしい。

      これを出版してやっていけるだけ、それを買って支えてる人たち

    がいるってことでしょ・・・、んん~台湾恐るべしです。

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