動かぬ証拠が山のように、鉄証如山ー日本軍の文書公開
吉林省公文書館が、保管していた
旧日本軍の文書を外国メディアに
公開しました。
その模様がこちらですが、「鉄証如山(動かぬ証拠が山の
ようにある)」と言ってます。
日本の新聞報道でもこのニュース流れていますが、
もちろん、中国中央のニュースでもそれは取り上げられ、
展示しているとの紹介がされてました。
こうしたニュース、ともすれば日本側の捉え方は、またかよ・・
と言った、嫌悪感がどこかに漂ってますが、その感情の動きは
判るものの、でもわたしはそうそう嫌うべきではなくて、むしろ
こうした“証拠”をきちんと示していただいて、史実として一体
本当の何がどう行われたかを検証し、保存する必要はあると
思いますし、そういう意味では、こうした“証拠”を出していただく
ことは歓迎?すべきだと考えています。
「これらの文書は、旧関東軍司令部の
建物の地下で53年に発見され、その
後は 同文書館が保管していた。同館
は2012年になってようやく翻訳、研究に着手したが、
「日中関係の悪化とは関係ない」(同館研究員)としている。
・・・・とありますが、
いままで何をやってたの?って感じですよね。
何でこの時期なの??にも疑問はあるものの、ってか
ある意味見え見えではありますが、そこはそれ互いに
事情を抱えてるんですから、見えるということは悪い事
ではないので、見えたうえで・・・考えればいいことです。
沢山お持ちのようで、そりゃまぁ軍が
逃げる時にどさくさに紛れてそこらに
ほったらかしたものや、隠したものや、
首尾よく?焼却処分されたものやら、いろいろあるでしょう。
いずれにしても、貴重な資料です。
是非、しっかり保存をしていただいて、かつそれを公開し
中国側だけでなく、日本側でも是非これを見て、検証して
本当に何があったのかは、記録しておく必要があると思います。
多分?というか、勝手な想像ですが、
ホントに重要なもの、核になるような、或いは絶対相手に
知られたくないものなどは、紙に書かれた証拠は、燃やされる
んですよね、どの時代でもどの国でも。
ですので、今回の資料も軍が地下かどっかにほったらかして
逃げてったこれらの資料は、脇の方の資料だと思うんです。
実際、中国のニュースを見てますと、当時日本軍に無理矢理
連行され、強制的に働かされていた地元中国の人たちの
档案ダン・アンと中国語ではよく言いますが、個別の人の個々の
記録ですね、それが多いようです。
そして、当然?のことながらそうした強制された場から
逃亡しようと試みて、それが発覚し殺害されたとか危害を加え
られた、とかの記録がわたしが見たニュースシーンでは、後ろに
映っている紙の記録もそうしたものでした。
その放送では、殺害されたことが前面に報道され、
それは日本軍の暴力性によるものとの報道です。間違っては
いないのですが、これらの事実は戦争とは直接の関係ではなく
戦争で亡くなったのではなく、つまり敵味方の戦いの末では
なく、日本軍の暴力性という意味では正にそうしたことです。
つまり、戦争とはそういうものだということも含めて、我々は
後世にきちんと伝えて行かなくてはなりませんし、日本人が
やったことと、やらなかったことは、その“証拠”に基づいて
記録されるべきで、この度の、文書公開は日本側でも歓迎?
してこの資料の写しを貰ってきてきちんと研究したらどうです。
明日から5月、国会議員のみなさんも黄金周、どっと
海外へおでになるようですが、こういうところへ行って資料を
貰ってくるような議員さん・・・・、
いませんよね。
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