中国にあって日本にないもの、「小公シャォ・ゴン」ー今月号ウェブ版
遅くなりましたが、今月号ウェブ版「わたしの見た中国」
更新致しました。
どうぞ、いつものように茶館『隗かい』ホームページから
お入りください。この一番したのリンク個所をクリックしていただけ
れば、そちらへ飛びます。
ない?「小公シャォ・ゴン」の話題です。
「小公共汽車シャォ・ゴン・ゴン・チィ・チュー」の
略ですが、これがまた中国でもだんだん無くなってきたせいか、
いまでは「小公シャォ・ゴン」と言えばこちらを指すのではなく、
「小公主シャォ・ゴン・ズゥ」可愛らしいご主人様?ってなことで
多くは自宅で飼っているペットを指したりするようになってるようです。
ということで書いておかねば・・・、
イメージできると思いますが、
「公共汽車ゴン・ゴン・チィ・チュー」で、
これでバスを意味しましす。南の人は「巴士バァ・シー」なんてな
字を充てて、音をとってますが、大陸はまだまだ四文字熟語的?
なこの「公共汽車」。長いんで「公車ゴン・チュー」なんても言って
たりもします。
それで、まぁ基本その・・・バスなんですが、バスのような大型車
ではなく、小は本当に日本のあの郵便小包を運んでいる軽トラック
の荷台を改造して座席を更に付け足したような奴から、そこそこの
人が乗れるバスの半分くらいのマイクロバスから、日本のワゴン車
ってんですか?多人数乗りのクルマまで、大小多少のばらつきは
あります。ありますが、わたしが一番懐かしんですのはその、一番
小さなやつです。これ、定員数を上回って明らかに違反じゃないの?
ってな改造をほどこした車。
中国の朝夕のラッシュ時の込みようは、当然?日本の比じゃあり
ません。むちゃくちゃ込みます。バスはギュゥギュゥ詰め。
そこで、この「小公」が役立つ。
詳しくは文を読んでもらいたいが、
この「小公」、バスと同じにちゃんと路線がある。その路線上を
往復して客を運ぶんだが、ラッシュ時は特に客が多いので、始発に
満杯の客を乗せてれば、直行終点か、客が多く降りる重要拠点まで
運ぶ、つまり日本で言うと、空港と街を運ぶリムジンバスのような
のを想像してもらいたい。
ちょっと違うのは、路線の途中で手を挙げる人がいると乗せたり、
路線上で降りたい人がいると停まってくれる。
だが、坐って行けたり、途中停まらないので
早いし、自分の都合のいいとこで降りれたり
の利便さがあって、どの都市にもあった。
ということで、実によく利用したものだが、いまこれが
無くなりつつあるのは、一つは許可の問題で、かなりモグリ
というか怪しい会社?があったり、
中国の大都市・中都市はここ数年で地下鉄がどの街にも
でき出して急激にそちらに移動し始めたこと、
いまは観光地なんかで、路線バスとは
別に駅前と観光拠点を結ぶ交通機関
として、残っている。
日本に無いわけではないが、
日本では許認可などの関係でちょっと難しいが
これまた、日本の認可制度が見直され近年「小公」に似た
バスが走っている。
ということで、先ずはその基本のところを
今月2月号、ウェブ版「わたしの見た中国」
「小公シャォ・ゴン」小さな乗合バス、これが日本にもあればなぁ~
をご覧ください。
その上で、また明日この続きの話を少しします。
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