我能抱一下您吗?-近づく春節と、領導の田舎訪問ニュース
抱き着いてますが、これ、
春節が近づくと必ず流れる
ニュースのひとつなんですが、そう言われて、
「そうだよねぇ・・」とうなずける方はかなり中国通です。
逆に言うと、わたしなんかはこうしたニュースが流れると、
あぁ~いよいよ春節が近づいてきたな・・・との感慨が。
国の領導リン・ダォと呼ばれる人たちが、この間近に
お正月を迎えようとする頃、どこか地方へ出かけて、
指導者が実際に自分の国にこれほど気を使ってますよ、
のポーズと言うか宣伝。
大概は、主席が田舎へ行ってそこの最高齢者に贈り物
をしたり、一般庶民が利用する市場に突然(ということに
なっている)足を運んで、庶民の暮らしをその買い物から
覗いたり、物を売っている人たちの暮らしに気を配ったり
の姿勢をみせる。それがニュースとして扱われる。
日本でもやってるんですが、その見せ方?がね。
中国では毎回毎回、概ねナンタラ会議がトップニュースだったり、
どこそこの国家元首が訪問してきただの、逆にどこそこの国
へ主席が訪問してるだの、そうしたのがトップニュースのこの
国では、この時期のこのニュースは定番。これを見て
心和む?といういますか、あぁもうすぐお正月休みね・・・と
ホッとする。そんな役割?のニュースなんですね。
いよいよですよ、あと一週間ですから。
で、今年はこの画像とこの話題でした。
李克強リー・クゥ・チァン首相が狭西省・安康市アン・カン・シィ
ってところを訪問。この訪問先も事前にきっとちゃ~んと、
ちょっとお目出度い名前なんかを見ると、選ぶんでしょうね。
安康市って・・・さもお正月向きじゃないですか。
そこの孤児の子たちを慰問?した先での出来事。
エピソードとして紹介されてますが、何処までが演出?で
何処までがハプニングなのか分かりませんが、
この子は、首相に「李爺爺リー・イェ・イェ・・・」と
呼びかけてますから、爺爺はおじいちゃんのことですね。
日本でも、好々爺なんてな使われ方がありますから。
そこにちょっと中国的というか、それを感じたのと、
この画像をみて、先日書いた、
「握手ウォ・ショゥ」あぁ・・握手ですね
のウェブ版「わたしの見た中国」でもちょっと触れた
その抱き着かれる?挨拶について、
しまいました。抱き着かれる
相手にもよるでし、そのシーン
にもよるでしょうが、これ!結構困るもんなんです。
上の李首相の表情にもちょっとそんなところが。
ほぼ相撲の状態でしたが、
その時のその写真は誰も撮って
ないので、近い画像ではこんなかな
↑と思いますが、いま思いだしても赤面ものです。
お時間がありましたら、
2014年1月号ウェブ版「わたしのみた中国」
も上をクリックしていただけるとご覧いただけますので
お立ち寄りください。
それにしても、握手でも上手くいかんのに、
拥抱ヨン・バォはもっといけない。
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